Oracle Secure Global Desktop

Oracle Secure Global Desktop(Oracle SGD)は、Microsoft Windows、Linux、Solari、およびメインフレーム・サーバーで実行されているクラウド・ホスティング型のエンタープライズ・アプリケーションおよびデスクトップに対して、Windows PC、Mac、Linux PC、タブレット(Apple iPad、Androidベース・デバイスなど)といった一般的な幅広いクライアント・デバイスからのセキュアなリモート・アクセスを実現するソリューションです。    Oracle Secure Global Desktopを使用すると、ユーザーは任意のデバイスでどこからでもセキュアに作業でき、管理者はデータセンター内に配置されたアプリケーションとデスクトップ環境へのアクセスを制御するためのツールが得られます。   

Oracle Secure Global Desktopは企業のファイアウォール内側のユーザー向けに最適であり、SGD Gatewayを使用する場合は、ファイアウォール外側のユーザー向けにも最適です。VPNは必要ありません。

Oracle SGDは、Oracle E-Business Suite、Oracle Siebel CRM、Oracle Primaveraを始めとするオラクルのWebベース・アプリケーションでの使用が認定されています。また、Oracle Exalogic Elastic Cloudシステムでの使用も認定されており、Exalogic内に共存するOracle Applicationsへのセキュアな直接アクセスを提供し、応答性の極めて高いユーザー・エクスペリエンスを実現します。


新着情報

オラクルは、2017年4月のCPUと同時に、Oracle SGDの重要な一連のパッチセット更新を一般リリースしました。 PSUはメンテナンス・パッチ・ロールアップで、特定のメンテナンス・プラットフォームを対象とした戦略的なセキュリティ修正と安定性修正が含まれています。

これらのリリースと同時に以下のリファレンス・ドキュメントが更新されており、各種プラットフォームでのこれらの更新の内容に関する詳細情報、およびパッチを入手して既存のSGD環境にインストールする手順が記載されています。
  • SGD 5.3
  • SGD 5.2
  • SGD 4.71
  • JVM更新 - サポート対象のすべてのプラットフォーム用
通常どおり、これらの変更はOracle SGDリリース発表リファレンス内の進化し続けるパッチ・マトリックスに記載されており、一般公開されている最新のOracle SGD更新を一箇所で入手できます。

Secure Global Desktopリリース発表リファレンス(文書ID 2093579.2
 
2017年4月にオラクルが行った発表の詳細を含め、Oracle Critical Patch Update Advisoryについて詳しくは、OTN(http://www.oracle.com/technetwork/security-advisory/cpuapr2017-3236618.html)を参照してください。



    • Oracle Secure Global Desktop 5.2 - Oracle Secure Global Desktopは、セキュアなクラウド・アクセス・ソリューションです。  Oracle Secure Global Desktop 5.2は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlによる監視、Oracle Access Managerによるシングル・サインオン(SSO)統合、ロールベースの管理、PulseAudioの統合、強化されたセキュリティ、パフォーマンス向上といった、さまざまな機能および拡張機能を備えています。  新機能について詳しくは、Oracle Secure Global Desktop 5.2リリース発表に関するブログをご覧ください。 
    • Oracle Secure Global Desktop 5.1 - Androidタブレットをサポート Oracle Secure Global Desktop 5.1 では、Androidタブレット、デスクトップChromeブラウザ、およびOracle Unified Directoryサーバーから場所を問わずにアクセスできます。新機能について詳しくは、Fat Blokeのブログをご覧ください。 
    • Oracle Secure Global Desktop 5.0 - HTML5を利用してiPadをサポート  - Oracle Secure Global Desktop 5.0では、Apple iPadおよびiPad miniタブレットから、クラウド・ホスティング型およびオンプレミスのエンタープライズ・アプリケーションとデスクトップ(ワークスペース)に場所を問わずアクセスでき、VPNクライアントは必要ありません。また、オラクルがHTML5を利用してApple iPadおよびiPad miniタブレット内でブラウザベースのアクセスを実現してからは、ユーザーは特定のクライアント・アプリケーションをApp Storeダウンロードして保持、構成、更新する必要がなくなりました。こちらのビデオで、オラクルのMohan Prabhala(Product Management Director)によるOracle Secure Global Desktop 5.0アーキテクチャの説明をご覧ください。
    • Oracle Secure Global Desktop 4.63 - Oracle Secure Global Desktopバージョン4.63が利用可能になりました。My Oracle Support(ナレッジ・ベースID:16606276)でダウンロードできます。Oracle Secure Global Desktop 4.63には複数のバグ修正が含まれており、JDK-6u43、Apache-2.2.24、ModJK-1.2.37、Tomcat-6.0.36、OpenSSL-1.0.0kなどのコンポーネントの更新も含まれています。
    • Oracle Solaris Remote LabでOracle Secure Global Desktopを利用!  - Oracle Solaris Remote Lab(Oracle Exastack Remote Labsの一部)では、独立系ソフトウェア・ベンダーがOracle Solaris 11 11/11環境(SPARCおよびx86)を利用してアプリケーションを検証できます。場所を問わないアクセス、セキュリティ、マルチテナント、クライアントドライブ・マッピング、統合型のユーザー・エクスペリエンスなどのさまざまな要件に対処するために、Oracle Solaris Remote LabでOracle Secure Global Desktopをどのように利用しているかをご覧ください。
    • Oracle Secure Global Desktopお客様事例  - CapgeminiAirbusがそれぞれ、悪天候時のビジネス継続性というシナリオ、および場所やクライアント・デバイスに関係なく、リアルタイムの飛行テスト・データをコックピットから直接、多数の設計者、エンジニア、部品メーカー、その他の認可ユーザーに提供するというシナリオで、Oracle Secure Global Desktopをどのように使用したかをご覧ください。
    • Oracle Secure Global Desktop Gatewayが"場所を問わないアクセス"を実現 - オラクルのMohan Prabhalaが、Oracle Secure Global Desktopのセキュア・ゲートウェイが、アプリケーションとサービスへの"場所を問わないアクセス"をいかに実現しているかを、デプロイメントの詳細およびセキュア・ゲートウェイ内のコンポーネントを含めて説明しています。
    • Secure Global DesktopクライアントとE-Business Suite 12がWindows Server認定を取得  - Secure Global Desktopが、Oracle E-Business Suite Release 12環境に接続されてデスクトップ・クライアントとして動作する、Microsoft Windows Server 2003およびMicrosoft Windows Server 2008仮想化環境での使用向けに認定されました。32ビット版と64ビット版のMicrosoft Windows Serverが認定されています。必要に応じて、これらの組み合わせをOracle VMと併用することも可能です。
    • Oracle Secure Global Desktop 4.7が利用可能に!  - Oracle Secure Global Desktopソフトウェアは、各種アプリケーション(Oracle Applications、Windows、Linux、UNIX、メインフレーム、Solarisなど)に対してインターネット・ブラウザベースのアクセスを実現するため、管理者は1つのソリューションを使用して各種サーバーベース・アプリケーションへのアクセスを提供できます。Oracle Secure Global Desktop 4.7では、マルチモニター構成のサポートと豊富なグラフィック/オーディオ・エクスペリエンスによってユーザー・エクスペリエンスが向上し、標準装備のセキュリティを利用でき、サポートされるサーバー・オペレーティング・システムとインターネット・ブラウザ・バージョンが拡大されており、Oracle VM 3テンプレートを使用した迅速なデプロイメントがサポートされています。こちらでプレス・リリースをご覧ください。
    • Oracle Secure Global Desktopにより、場所や時間を問わずにサービスを提供!  - Catholic Education South Australiaでは、6,000名を超えるスタッフが103もの学校の48,000名を超える学生に対応しています。この短いビデオでは、Catholic Education South AustraliaのCIOでるTom Mittigaが、Oracle Secure Global Desktopを利用して場所や時間を問わずに卓越したパフォーマンスでサービスをいかに提供しているかを説明しています。
    • ExalogicでのOracle Secure Global Desktop  - オラクルのProduct ManagementのMohan PrabhalaおよびMohamad Afsharへのインタビューで、Oracle Secure Global Desktopの概要、その差別化要因、およびExalogicとの関連性を説明しています。
    • Oracle Secure Global Desktop 4.62でOracle VM 3テンプレートが利用可能に  - Oracle VM 3テンプレートを使用すると、Oracle VM 3のユーザーはサポートされるオペレーティング・システムおよびOracle製品を個別にダウンロード、インストール、構成する必要がなくなります。この場合は、サポートされるオペレーティング・システム(Oracle Linux 5.7)とOracle Secure Global Desktop 4.62製品が1つのテンプレートにパッケージ化され、このパッケージからOracle VM 3ベースの仮想マシンとして簡単にインポートおよびクローニングできます。そのため、Oracle VM 3内でOracle Secure Global Desktopのデプロイメントと構成をほぼ瞬時に実行できます。
    • スクリーンキャスト:Oracle Applicationsへの即時アクセス  - 現在、ユーザーが職場に個人所有機器を持ち込む(BYOD)ことが一般的になっており、アプリケーションへのセキュアなアクセスを提供することがかつてないほど重要になっています。ほぼすべてのデバイスでアプリケーションへのアクセスを提供するための戦略を、オラクルのRick Butlandが説明しています。
    • Webcast:Oracle Secure Global Desktopを利用した、場所を問わないシンプルなアプリケーション・アクセス  - Oracle Secure Global DesktopをOracle Applicationsのアクセス・レイヤーとして使用すると、エンタープライズ・アプリケーションや業界アプリケーションのデプロイ、管理、アクセスがいかに簡単になるかを解説しています。
    • ホワイト・ペーパー:Oracle Secure Global Desktopのデプロイメントに関する設計上の考慮事項  - Oracle Secure Global Desktopのデプロイメントを始める前の考慮事項をいくつか説明しており、Oracle Secure Global Desktopに関するもっとも重要な情報(ネットワーク、プロトコル、製品アーキテクチャなど)が含まれています。
    • Oracle Secure Global Desktop 4.62が利用可能に  - Oracle Secure Global Desktopソフトウェアは、フルスクリーン・デスクトップおよびアプリケーション(Oracle Applicationsを含む)に対してインターネット・ブラウザベースのアクセスを実現するため、管理者は1つのソリューションを使用してさまざまなサーバーベース・アプリケーションへのアクセスを提供できます。Secure Global Desktop 4.62にはさまざまなバグ修正が含まれており、JDK-6u29、Apache-2.2.21、ModJK-1.2.32、Tomcat-6.0.33、OpenSSL-1.0.0eなどのコンポーネントの更新も含まれています。
    • Oracle OpenWorldのプレゼンテーション:セッション15612 - エンタープライズ・アプリケーションにワンクリックでアクセス  - オラクルのお客様は、さらに多くのユーザーにさらに迅速にアプリケーションをロールアウトすると同時に、ブラウザ・クライアント保守の複雑さを軽減しています。どのようにして、これを実現しているのでしょうか。オラクルのデスクトップ仮想化製品を使用し、世界中のほぼすべての場所で、ほぼすべてのクライアントからMicrosoft Windows、Linux、およびUNIXアプリケーション環境にセキュアにアクセスできるようにすることで、これを実現しています。このセッションでは、オラクルのデスクトップ仮想化ポートフォリオを使用して組織でこれらのメリットを今すぐ実現する方法を説明しています。
    • ホワイト・ペーパー、Publishing Oracle Primavera P6 EPPM Applications Using Oracle Secure Global Desktop  - このホワイト・ペーパーでは、Oracle Secure Global Desktop 4.6を使用してOracle Primavera P6 WebおよびPrimavera P6 Optional Client 8.1.1.0アプリケーションを公開する方法を概説しています。Oracle Secure Global Desktop 4.6を使用し、Primavera P6アプリケーション・ユーザーにおけるアプリケーション・パフォーマンス、オープンなインターネット・アクセス、および一元管理に関連する問題を解決しています。
    • Webcast – オラクルにおけるOracleデスクトップ仮想化の利用方法  - オラクル社内の数千ものユーザーがOracleデスクトップ仮想化を日々利用しています。オラクルでは、Oracleデスクトップ仮想化が次のように役立っています。1) Sun Rayソフトウェアを使用し、ほぼすべてのデバイスからのCRMアプリケーションへのアクセスを実現、2) Secure Global Desktopを使用し、セキュアで一元的な開発環境を構築して世界中の数千もの開発者を支援、3) Secure Global Desktopを使用し、トレーニング・ツールへのリモート・アクセスを実現
    • ホワイト・ペーパー:Oracle Desktop Virtualization – Simplified Client Access for Oracle Applications - Oracleデスクトップ仮想化をOracle Applicationsのアクセス・レイヤーとして使用し、各種クライアント・デバイスからのアクセスを簡素化する方法を説明しています。
    • ホワイト・ペーパー - Visulox(ToolBoxソリューション)によるOracle Secure Global Desktopの強化  - ToolBoxソリューションVisuloxが特権ユーザーを制御するためにOracle Secure Global Desktopをどのように拡張されているか、およびバックエンド・アクセス、リモート・ベンダー・アクセスなどを処理できるように、VisuloxがIT管理者向けにどのように設計されているかを説明しています。
    • 認定に関する告知:  Oracle Secure Global DesktopがOracleのWebアプリケーションでの使用向けに認定 - デフォルトで、現在および将来のすべての新しいOracleアプリケーション・ソフトウェア・リリースについて、アプリケーション自体で認定されているインターネット・ブラウザおよびオペレーティング・システムのすべての組み合わせが、Oracle Secure Global Desktopでの使用向けに認定されます。現在サポートを購入しているオラクルのお客様は、support.oracle.com(ナレッジ・ベースID 1325300.1)で詳細を確認いただけます。
    • ホワイト・ペーパー:  Distributed Development Using Oracle Secure Global Desktop(PDF) - オラクルのソフトウェア開発チームがOracle Secure Global Desktopをどのように利用しているかを説明しています。
    • Webcast:  Easy Access to Oracle Applications with Oracle Secure Global Desktop - エンドユーザーは、さまざまなオペレーティング・システムおよび場所からアプリケーションにアクセスできる必要があります。Oracle Secure Global Desktopを利用し、オラクルのSiebel、JD Edwards、PeopleSoftなどのアプリケーションをデータセンター・サーバー上で一元化することで、セキュアなアクセスを提供する方法を説明しています。

       


      関連製品


      red-arrow-box Sun Rayクライアント    
      red-arrow-box Sun Rayソフトウェア    
      red-arrow-box Oracle Virtual Desktop Infrastructure    
      red-arrow-box Oracle VM VirtualBox
         
      red-arrow-box オラクルの仮想化
         

OTN Japan FAQページはこちら

OTN Japan FAQページはこちら