文書番号 125546 最終更新日 2008-03-05 公開区分 一般公開 文書タイプ REFERENCE
製品名(バージョン)[コンポーネント] Application Server 全般(インストール,PSR等) ( - ) []
Oracle Server - Enterprise Edition ( - ) []
Application Install ( - ) []
Oracle Collaboration Suite ( - ) []
Oracle Enterprise Manager ( - ) []
Oracle Secure Enterprise Search ( - ) []
Oracle HTML DB ( - ) []
プラットフォーム(バージョン) すべてのプラットフォーム ( - )
関連文書 54775   122163   125525   125548   125549   121281  
概要 [CPUJul2007] Critical Patch Update - July 2007
内容:
[CPUJul2007] Critical Patch Update - July 2007


[概要]
  Critical Patch Update は複数のセキュリティの脆弱性のためのパッチをまとめたもの
です。また、これらのセキュリティに関する修正に対して相互依存のために必要となった
非セキュリティの修正も含まれます。攻撃が成功することによってもたらされる脅威を鑑み、
オラクルは、出来るだけ早く修正を適用されることを強く推奨します。本 Critical Patch 
Update では、全ての製品を通じて45の新たな修正が含まれています。


[影響を受けるサポート対象製品及びコンポーネント]
  本 Critical Patch Update で示されるセキュリティの脆弱性は、下記のカテゴリーに
記載された製品へ影響を及ぼします。


カテゴリー1:
ライフタイム・サポート・ポリシー(Oracle Lifetime Support policy)における 
Premier Support または Extended Support対象の製品とバージョン

 - Oracle Database 10g Release 2, versions 10.2.0.2, 10.2.0.3               [ Database ]
 - Oracle Database 10g Release 1, version 10.1.0.5                          [ Database ]
 - Oracle9i Database Release 2, versions 9.2.0.7, 9.2.0.8, 9.2.0.8DV        [ Database ]
 - Oracle Application Express (formerly called HTML DB), 
   versions 1.5 - 2.2                                              [ Application Express Download Page (OTN) ]
 - Oracle Secure Enterprise Search 10g, versions 10.1.6, 10.1.8             [ Secure Enterprise Search (OTN) ]
 - Oracle Application Server 10g Release 3 (10.1.3), versions 10.1.3.0.0,
   10.1.3.1.0,10.1.3.2.0, 10.1.3.3.0                                        [ Application Server ]
 - Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2), versions 10.1.2.0.1 - 
   10.1.2.0.2, 10.1.2.1.0, 10.1.2.2.0                                       [ Application Server ]
 - Oracle Application Server 10g (9.0.4), version 9.0.4.3                   [ Application Server ]
 - Oracle10g Collaboration Suite Release 1, version 10.1.2                  [ Collaboration Suite ]
 - Oracle E-Business Suite Release 11i, versions 11.5.8 - 11.5.10 CU2       [ E-Business Suite ]
 - Oracle E-Business Suite Release 12, versions 12.0.0, 12.0.1              [ E-Business Suite ]
 - Oracle PeopleSoft Enterprise PeopleTools versions 8.22, 8.47, 8.48, 8.49 [ PeopleSoft/JDE ]
 - Oracle PeopleSoft Enterprise Human Capital Management versions 8.9, 9.0  [ PeopleSoft/JDE ]
 - Oracle PeopleSoft Enterprise Customer Relationship Management 
   versions 8.9, 9.0                                                        [ PeopleSoft/JDE ]


カテゴリー2:
カテゴリー1のリストに記載された製品に同梱される製品とコンポーネントには、
本 Critical Patch Update に含まれる修正による影響を受けるものはありません。


カテゴリー3:
単体のインストールではサポート期間が終了した製品でも、カテゴリー1のリストに記載
された製品との組み合わせでサポート対象となる製品

 - Oracle9i Database Release 1, versions 9.0.1.5 FIPS+                      [ Application Server ]
 - Oracle9i Application Server Release 1, version 1.0.2.2                   [ E-Business Suite ]

カテゴリー3製品向けのパッチは、これらの製品がカテゴリー1の製品の一部としてイン
ストールされた場合にのみ適用いただけます。また、それらのパッチは、サポートされた
構成と環境でのみ検証されております。なお、パッチの有効性とリリース状況については、
それぞれの製品に関する文書を参照してください。


カテゴリー4:
特定のプラットフォームにおいてのみサポートされる製品
本 Critical Patch Update に含まれる修正による影響を受けるものはありません。


[パッチのリリース状況とリスク・マトリクス]
  Oracle Database、Oracle Application Server、Oracle Enterprise Manager 
Grid Control、Oracle E-Business Suite Applications (Release 12 のみ)、
JD Edwards EnterpriseOne、JD Edwards OneWorld Tools、PeopleSoft Enterprise 
Portal Applications、および PeopleSoft Enterprise PeopleTools に関するパッチ
は累積的なものです。それぞれの Critical Patch Update は、これまでの Critical 
Patch Update に含まれる修正をすべて含みます。

  E-Business Suite Release 11i のパッチは累積的ではありません。よって、
E-Business Suite をご利用お客様は、適用を希望する修正を確認するために、過去の 
Critical Patch Update を確認する必要があります。Oracle Collaboration Suite の
パッチは、April 2007 Critical Patch Updateまでのものは累積的でした。July 2007 
Critical Patch Update から以降は、通常オラクルがお客様に単一の不具合修正を提供
する仕組みとして使っている個別パッチの形式にてパッチを提供いたします。

  以前の Critical Patch Updateは、以下のURLから参照いただけます。

 ・セキュリティアラート情報 
    URL:http://support.oracle.co.jp/support/owa/mlj.m?p=160:4

お客様が管理されている各オラクル製品について、以下に記載のURLから、パッチの提供
状況及び適用手順を確認してください。


- Oracle Database
  Appendix A - Oracle Database Risk Matrix 
  (URL:http://www.oracle.com/technology/deploy/security/critical-patch-updates/CPUJul2007.html#AppendixA)
  パッチリリース状況
  (URL:http://support.oracle.co.jp/patchinfo/CPU/CPUJul2007.html#DBAVAIL)


- Oracle Application Server 
  Appendix B - Oracle Application Server Risk Matrix 
  (URL:http://www.oracle.com/technology/deploy/security/critical-patch-updates/CPUJul2007.html#AppendixB)
  パッチリリース状況
  (URL:http://support.oracle.co.jp/patchinfo/CPU/CPUJul2007.html#ASMIDTIER)


- Oracle Collaboration Suite
  Appendix C - Oracle Collaboration Suite Risk Matrix 
  (URL:http://www.oracle.com/technology/deploy/security/critical-patch-updates/CPUJul2007.html#AppendixC)
  パッチリリース状況
  (URL:http://support.oracle.co.jp/patchinfo/CPU/CPUJul2007.html#OCSAVAIL)


- Oracle E-Business Suite and Applications
  Appendix D - Oracle E-Business Suite and Applications Risk Matrix 
  (URL:http://www.oracle.com/technology/deploy/security/critical-patch-updates/CPUJul2007.html#AppendixD)
  パッチリリース状況
  KROWN:125525  [CPUJul2007] Oracle E-Business Suite 11iパッチ適用前の注意事項


- Oracle Enterprise Manager
  Appendix E - Enterprise Manager Risk Matrix 
  (URL:http://www.oracle.com/technology/deploy/security/critical-patch-updates/CPUJul2007.html#AppendixE)
  パッチリリース状況
  (URL:http://support.oracle.co.jp/patchinfo/CPU/CPUJul2007.html#OEMAVAIL)


- Oracle PeopleSoft Enterprise and JD Edwards EnterpriseOne
  Appendix F - Oracle PeopleSoft and JD Edwards Applications Risk Matrix 
  (URL:http://www.oracle.com/technology/deploy/security/critical-patch-updates/CPUJul2007.html#AppendixF)
  パッチリリース状況
  (URL:http://www.oracle-is.jp/technical/)


[リスク・マトリクス]
  このリスク・マトリクスでは、このアドバイザリー(CPUJul2007)で示される新たな脆弱性
だけをリストします。以前の Critical Patch Update に対するリスク・マトリクスは、
OiSC内の「製品ライフサイクル」-「アラート」から確認いただけます。
 
 - セキュリティアラート情報 
   (http://support.oracle.co.jp/support/owa/mlj.m?p=160:4)

  本 Critical Patch Update で言及された幾つかの脆弱性は、 複数の製品へ影響を及ぼ
します。同一の脆弱性は、リスク・マトリクス内では、同じ Vuln # で表現されています。
イタリック体は、他の製品エリアから包含されるコードの脆弱性を示します。

  オラクルは、Critical Patch Update(CPU)または Security Alerts(セキュリティ・
アラート)によって示されるそれぞれのセキュリティに関する脆弱性の分析を行います。
セキュリティに関する脆弱性の分析結果は、例えば、脆弱性のタイプ、脆弱性を悪用する
ために必要な条件、脆弱性が悪用された場合の影響などが、関連する文書に反映されます。
オラクルはその情報を部分的に公表しますので、お客様はご自身のオラクル製品の利用形態
に基づいてリスク分析を行ってください。ポリシーとして、オラクルは、脆弱性の悪用に
利用され得るような必要条件や悪用の結果に関する情報の全ては公開しません。
また、オラクルは、セキュリティ・アラートまたはCPUによって告知される情報、パッチの
リリース状況、リリース・ノート(README FILE)及び FAQを上回る追加情報は提供しません。
さらにオラクルは、CPU またはセキュリティ・アラートに関して、個々のお客様への事前
通知は行ないません。最後に、オラクルは製品の脆弱性に関連する脆弱性実証コード
(Proof-of-Concept code)の開発・提供も行っておりません。


[回避策]
  攻撃が成功することによってもたらされる脅威を鑑み、オラクルは、出来るだけ早く修正
を適用されることを強く推奨します。お客様の環境によっては、攻撃のために必要となる
ネットワーク・プロトコルを制限することで、攻撃が成功した場合の危険性を軽減させら
れる可能性があります。ある特定の権限、または、ある特定のパッケージへのアクセスを
必要とする攻撃に対し、信頼できないユーザーへの権限またはパッケージへのアクセスを
剥奪することで、攻撃が成功する恐れを低減できる可能性があります。これらの手法は、
アプリケーションの機能を損なう可能性がありますので、オラクルはこれらの変更を
非プロダクション・システム(本番環境ではない環境)でテストされることを強く推奨します。
いずれの手法も、根本的に問題を修正することにはなりませんので、長期にわたって有効な
解決策として見なすことはできません。


[サポート期間が終了した製品]
  サポート対象外の製品、リリース及びバージョンに対しては、本 Critical Patch 
Update で示されるセキュリティの脆弱性に関する検証を実施しておりません。
しかしながら、影響を受けるリリースの、より初期(ealier)のパッチセットでは、これ
らの脆弱性の影響を受ける恐れがあります。

  Critical Patch Update のパッチは、ライフタイム・サポート・ポリシーにおける 
Premier Support または Extended Support期間が終了した製品とバージョンには提供
されません。オラクルは、お客様がCritical Patch Update が提供されている最新の
サポート対象バージョンへアップグレードされることを推奨します。

 - ライフタイム・サポート・ポリシー 
   (http://www.oracle.com/lang/jp/support/lifetime-support-policy.html)

Extended Support期間の製品とバージョン:
  Critical Patch Update のパッチは、Extended Supportをご購入されたお客様にのみ
提供されます。有効なExtended Supportのご契約をお持ちでない限り、パッチをダウン
ロード頂くことはできません。また、Sustaining Support期間にある製品とバージョンや
サポート対象外の製品とバージョンに適用するために、Critical Patch Update のパッチ
をダウンロードすることはできません。

  サポート対象の製品とバージョンには、本文書下部の参照情報の項にあるFAQに要約
されたCritical Patch Update のパッチ提供方針に従ってパッチが提供されます。
また、各サポート期間におけるオラクル製品のサポート方針ついては、テクニカル・
サポート・ポリシーを確認ください。

 - テクニカル・サポート・ポリシー 
   (http://www.oracle.com/lang/jp/support/policies.html)


[Oracle Database and Oracle Application Serverにおける「要リクエスト」モデルについて]
  今回の Critical Patch Update より、これまでのCPUにてダウンロード件数が際立って
低調だったリリースバージョン/プラットフォームの組み合わせに対しては、お客様から
パッチの申請がされた場合のみ、CPUパッチをリリースする方針とさせて頂きます。
このモデルの導入によって、ダウンロード件数が多い組み合わせに対するサポートの、
より一層の向上を目指します。なお、パッチの申請が無かった組み合わせに対しても、
CPUで提供される脆弱性の修正は、必ず製品の将来のコードラインおよびパッチセットへの
組み込みは継続されます。

  次回CPUにおいてパッチがリリースされる製品、バージョンおよびプラットフォームに
関する情報、ならびに「要リクエスト」モデルに関する情報は、

 - Critical Patch Update パッチリリース状況
   (http://support.oracle.co.jp/patchinfo/CPU/CPUJul2007.html)

の「4.10 次回CPU でリリースが予定されているパッチ」から確認ください。


[参照情報]
 - KROWN:121281 Security Alerts 及び Critical Patch Update に関するFAQ 
 - KROWN:54775  データベースおよびアプリケーション・サーバーに関する不具合修正
                のポリシー
 - KROWN:122163 Risk Matrix(リスク・マトリクス)用語解説

 - 「テクニカル・サポート・ポリシー」
    (URL:http://www.oracle.com/lang/jp/support/policies.html)
    このページへはつぎのリンクをたどることで参照が可能です。
    1. http://www.oracle.com/jp/ のトップ・ページを開く
    2. 左側「サービス」にある「サポート」のアンカーをクリック 
       (Oracle Japan / Oracle Support Servicesのページが開きます)
    3. 「Oracle Support Services」のページの左にあるリストから「テクニカル・
        サポート・ポリシー」のアンカーをクリック

 - 「セキュリティアラート情報 」(サポート契約を締結されたお客様)
    (http://support.oracle.co.jp/support/owa/mlj.m?p=160:4)
    このページへはつぎのリンクをたどることで参照が可能です。
    1. OiSC(Oracle Internet Support Center)へログイン
    2. ページ右上の「製品ライフサイクル」を選択
    3. ページ・メニュー「アラート」を選択


[謝辞]
  本 Critical Patch Update に含まれる脆弱性は、下記の方々により発見・報告されま
した。(敬称略)

 Esteban Martinez Fayo of Application Security, Inc.
 Jack Kanter and Stephen Kost of Integrigy
 Guy Karlebach of Imperva
 Joxean Koret
 Alexander Kornbrust of Red Database Security GmbH
 Michael Krax
 David Litchfield and Paul M. Wright of Next Generation Security Software Ltd.


[原典]
  本KROWNは、MetaLink(http://metalink.oracle.com/)掲載の以下の文書を翻訳したもの
です。

 - MetaLink Document ID 432865.1
  「Oracle Critical Patch Update July 2007 Advisory」 
   2007年7月17日 Initial release


[Critical Patch Update のスケジュール]
Critical Patch Updates は、1月、4月、7月、10月の15日に最も近い火曜日
にリリースされます。今後4回のCPUの予定です(米国 MetaLink への公開)。

 - 2007年10月16日
 - 2008年 1月15日
 - 2008年 4月15日
 - 2008年 7月15日


[更新履歴]
2008/03/05 日本オラクルホームページURLを変更
2007/07/20 本文書を公開
2007/07/23 Oracle PeopleSoft and JD Edwards ApplicationsのパッチダウンロードURLを変更