Secure-24、Oracle Engineered Systemsでパフォーマンスを向上
Secure-24は、Oracle Private Cloud Applianceにより、迅速なアプリケーション導入と導入コストの90%削減を達成しました。
Secure-24(NTTコミュニケーションズの子会社)は、17年の実績を持ち、ミッション・クリティカルなアプリケーション・ホスティング、包括的なマネージドIT、クラウド、セキュリティサービスを世界中の企業に提供しています。取得コストとデプロイメントコストを削減するために、Secure-24はOracle Private Cloud Applianceに基づいてインフラストラクチャをデプロイしました。これにより、Secure-24は可用性の高いクラウドサービスのプロビジョニングとサポートの自動化を実現しています。
“競争の激しい今日のIT市場において、市場投入までの期間は、契約を獲得するうえで重要な要因であると同時に、企業が動きたいスピードで動くのに十分な俊敏性を備えておくうえでも重要です。Oracle Private Cloud Applianceにより、きわめて迅速な対応が可能となり、変化し続ける顧客ニーズを満たすことができます。”
ビジネス課題
- オラクルのアプリケーションやその他のInfrastructure as a Service(IaaS)ソリューションを利用して、金融サービスから医療機関、製造会社に至るまで、さまざまな業界のクライアントの業務をシームレス化する必要がある
- インフラストラクチャ・コストと労務費を削減することで、競争上の優位性を獲得する必要がある
- システム、ストレージ、ネットワーク、仮想化、アプリケーションを単一の環境に統合することで、サポートを簡素化する必要がある
- 企業のCisco UCS、EMC VMAX(Ciscoスイッチングによる)、VMware、Red Hatソフトウェア、独自のオーケストレーション・レイヤー(Vblockと同等のプラットフォームであるVMwareオーケストレータを使用して構築されたオーケストレーション・レイヤー)のレガシー環境における総所有コスト(TCO)を低減する必要がある
- 標準化された高可用性アーキテクチャと単一ベンダーによるサポートでサービスレベルを向上させる必要がある
オラクルは、単一のベンダーによる革新的なコンバージド・インフラストラクチャ・ソリューションを提供しており、購入のしやすさ、製品の統合、管理の簡素化、サポートの窓口一元化を実現できることで、当社と当社のクライアントの両方にとって安心感につながっています。
結果
- Oracle Enterprise Managerを使用してプライベートクラウドでOracle Linuxを実行しているOracle Private Cloud Applianceの2つのフルロードラックをデプロイし、IaaSおよびDatabase as a Service(DaaS)製品をすべての業界の顧客に迅速に提供できるようになることで、アプリケーション・デプロイメントの迅速化とデータベース管理の簡素化を実現
- 2つの地理的に分散したデータセンター間の2つのOracle Private Cloud Applianceで動作するミッション・クリティカルなオラクルのアプリケーションに対して可用性の高い障害時リカバリを実現
- 多数の異なるアプリケーションとソフトウェア・バージョンをOracle Private Cloud Applianceでホストする柔軟性と機能の実現
- Oracle Enterprise Managerを使用したOracle Private Cloud Applianceの日常的な管理と監視の実現
- 事前構築済みのOracle VMテンプレートを使用できるようにし、迅速なデプロイメント用に独自のテンプレートを作成することで、これらのビジネスクリティカルなアプリケーションの導入を、数日や数週間ではなく数時間に短縮
- Oracle ZFS Storage Applianceを導入して、データベースおよびアプリケーション・ファイルの格納、Oracle Databaseのバックアップ、Secure-24のレガシーのデータセンター・ストレージ環境およびアセットへのアクセスの拡張を実現
- ターンキーのコンバージド・インフラストラクチャ・ソリューションにより、ハードウェアおよびソフトウェアのデプロイメントを自動化することで、購入のしやすさ、製品統合、シンプルな管理、サポート担当の窓口一元化を実現
- Oracle Private Cloud ApplianceでOracle Trusted Partitionsのライセンスを使用して、Secure-24のクライアントのオラクルライセンス活用を効率化
- 事前構築済みの統合システムを活用することで、ITスタッフが膨大な時間をかけてハードウェア・インフラストラクチャを最初から計画して手動で構成することなく、柔軟なサービスの提供、戦略上のニーズへの対応、進化するニーズへの対応に注力できるように
- セキュアでマルチテナントかつ可用性の高い2つのインスタンスをエンタープライズ・プライベート・クラウドに利用することで、Secure-24のクライアントの安心感が向上
公開日:2018年8月13日