【TRY! ORACLE MASTER】Silver DBA11g 編
(第14回 データの管理)

みなさん、こんにちは。TRY! ORACLE MASTER シリーズ第14回。ORACLE MASTERの勉強は順調に進んでいますか?さて、今回は「データの管理」と「PL/SQL」から出題します。

問題(27)

SQL*Loader のデータ・ファイルの形式に該当するものは次のうちどれですか。3つ選択してください。

  1. 構成レコード形式
  2. 可変レコード形式
  3. ストリーム・レコード形式
  4. 固定レコード形式

 

 


 

解答と解説:

正解は2. 3. 4. です。

SQL*Loaderに関する出題でした。SQL*Loaderがどういう機能かは、いいですか?

SQL*Loaderは外部ファイル上のデータを一気にデータベースにロードするときに使うユーティリティです。カンマ区切りなどのデータのファイルをロードできます。

どのような形式のファイルをロードできるか、という出題でした。

可変レコード形式、ストリーム・レコード形式、固定レコード形式のファイルをロードできます。可変レコード形式はレコード長がバラバラなケースで、 レコード長をレコードの先頭に埋め込みます。固定レコードはレコード長が固定の時に使います。ストリーム・レコード形式は、各レコードの最後に区切り文字 を入れることで、各レコードを認識します。

 


 次は、「PL/SQL」からの出題です。
 

 

問題(28)

ユーザーがデータベースにログインするたびに、ユーザーや端末に関する情報を監査表に記録するためのプログラムを作成しようと思います。どのPL/SQLオブジェクトを使用するのが最適ですか。

  1. パッケージ
  2. タイプ
  3. プロシージャ
  4. トリガー
  5. ファンクション
 
 

 

解答と解説:

正解は、4. です。

PL/SQLオブジェクトには次の種類があります。
ファンクション・・・通常、値を計算するときに使用され、RETURN文を使って値を返します。
プロシージャ・・・データ更新など、特定のアクションを実行します。
パッケージ・・・論理的に関連するプロシージャおよびファンクションの集合。仕様部と本体で構成されます。
タイプ・・・ユーザー定義のデータ型に関連付けられたメソッドの集合。
トリガー・・・特定のイベントがデータベース内に発生したときに実行されます。ユーザーがログインするたびに起動するトリガーはLOGONイベントで定義できます。インスタンスが起動するたびに起動するトリガーはSTARTUPイベントで定義できます。



 
今回は如何でしたでしょうか?
さて、次回のテーマは「セキュリティ」です。お楽しみに!



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