Oracle GRID Center女子会座談会 
前編「サーバールームの乾燥は女性の敵です!」

 オラクルとGrid戦略パートナーが2006年に設立したOracle GRID Centerは、世界最大級のグリッド環境を備えた共同検証の場です。次世代のソリューションを生み出すために、オラクルとパートナーが共同で検証作業の 効率化を図るとともに、グリッド技術の実践とそのノウハウの共有に取り組んでいます。
先進的な取り組みを行っているOracle GRID Centerには、男性ばかりでなく、各社から集まった多くの女性エンジニアが活躍しています。そして、女性の集まる職場に女子会あり! Oracle GRID Centerにも、女性だけで集まっておしゃべりしたりおいしいものを食べたりする「女子会」があります。
今回は、女子会メンバーにいま東京青山で人気のカフェにお集まりいただき、Oracle GRID Centerの取り組みや彼女たちの現場での活躍ぶりをうかがいました。聞き手は@ITでデータベースウォッチなどの連載を手掛けるフリーライターの加山恵美です。

 
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座席左側から、女子会メンバーの羽田久美子さん(NTTデータ先端技術)、米田早織さん(富士通北陸システム ズ)、上田裕子さん(富士通北陸システムズ)、宮本佐和さん(新日鉄ソリューションズ)、塚原百合子さん(日本オラクル)、王小芬さん(日本オラクル)。 そしてフリーライターの加山恵美。

■Oracle GRID Centerのメンバーで女子会結成!
 
加山恵美(フリーライター)
加山恵美(フリーライター)


――始まる前から仲の良さが伝わってきますね。皆さんの出会いのきっかけを教えていただけますか?

上田さん:Oracle GRID Centerの交流会です。最初はバラバラでしたが、女性同士であいさつをしていたら、年齢が近くて話が弾み、気付けば自然とこのメンバーが集まっていました。

塚原さん:周りから「あれ。あそこ女子会やっているぞ」と言われて(笑)

――IT業界はどうしても男性が多いですからね。肩身が狭く感じたりしますか?

米田さん:男性特有の話題になるとアウェイ感がありますが、さほど気にしていません。逆にIT業界は居心地いいかもしれません。女性が多い職場にあるような気苦労はありませんから。

羽田さん:給湯室での会議とか? IT業界だとないですね。

――今回の出会いのきっかけとなったOracle GRID Centerについて簡単にご紹介いただけますか?
羽田久美子さん NTTデータ先端技術株式会社
            オラクル事業部 技術担当 基盤技術グループ コンサルタント
羽田久美子さん
NTTデータ先端技術株式会社
オラクル事業部 技術担当 基盤技術グループ コンサルタント

王さん:最強のシステムインフラを構築しようということで弊社オラクルとパートナー様が共同で設立しました。今はパートナー様と協力してビジネス・ソリューションを構築する場でもあります。

塚原さん:ここではパートナーさんが機材を持ちこみ、性能や品質を検証することができます。つい最近まで宮本さんと一緒にOracle GRID Centerで検証していました。この前、一緒にランチを食べに行ったりしたんですよ。

羽田さん:パートナーとしてはオラクルさんと一緒に仕事できるのがありがたいです。検証中に不明点があるといろんな資料から探さなくてはなりません。資料が膨大にある分、見つけるのが大変なときもあります。しかしここならすぐに答えが返ってきます。

上田さん:サーバールームと作業室が近いのもいいですね。ちょっと結線を変更するにもフロアを移動するだけですみますから。

米田さん:データセンターは遠隔地にあることが多いですから、マシンルームで作業が発生するとなると厄介なんですよね。青山なら近いので機敏に対応できます。
米田早織さん 株式会社富士通北陸システムズ データベースソリューション事業本部 ソリューション企画部
米田早織さん
株式会社富士通北陸システムズ
データベースソリューション事業本部 ソリューション企画部

宮本さん:あと、やはり実際の機器を持ち込めるのがいいですね。とくに新しいハードウェアでは検証する必要がありますから。

――サーバールームは過酷な環境ですよね?

米田さん:女性に優しくないですね。何より寒いですし、下から風が吹き上げてくるので短いスカートは危険です!

一同:(笑)

上田さん:さらにサーバーからは温風が吹き出てきます。なぜか機械っぽいにおいもするんですよね。あと乾燥して肌や唇がパリパリになります(笑)。

羽田さん:乾燥のせいか静電気も起きがちですよね。それで作業時に電気を筐体などの金属に流すためにひもつきの腕輪を付けたりもしますが。

王さん:機械によっては脱着回数の上限が決められているものもあるんですよね。

米田さん:Oracle GRID Centerではないのですが、以前サーバールームのクーラーが故障したことがあり、大変でした。扇風機を並べて一生懸命サーバーを冷やすのですが、まだ部屋が暑くて。しかも冷やすのは人間ではなく機械が優先ですからね(笑)。
上田裕子さん 株式会社富士通北陸システムズ データベースソリューション事業本部 ソリューション企画部
上田裕子さん
株式会社富士通北陸システムズ
データベースソリューション事業本部 ソリューション企画部

塚原さん:私は2010年入社なので実際には見ていませんが、前のOracle GRID Centerではサーバールームに扇風機が何台も用意してあったと聞いたことがありますよ(笑)。

■Platinum試験の厳しい特訓、現場から学ぶこと

――みなさんエンジニアですが、スキルアップはどのようにしていますか?

塚原さん:富士通北陸のお二人はOracle MasterのPlatinumをお持ちです!

米田さん:まだ10gなんですけどね。早く11gでPlatinumを取れるよう頑張ります(苦笑)。

上田さん:弊社ではOracle Masterを取得しようという雰囲気が強いです。Platinum試験の特訓があり、集中的にPlatinum試験対策をします。もう何度もdropやcreateをしました。体にしみこませて覚えるというくらい、ひたすら手を動かしました。
宮本佐和さん  新日鉄ソリューションズ株式会社 ITインフラソリューション事業本部 ITエンジニアリング事業部 ITアーキテクティンググループ
宮本佐和さん
新日鉄ソリューションズ株式会社
ITインフラソリューション事業本部 ITエンジニアリング事業部 ITアーキテクティンググループ

――エンジニア何年目で取得しましたか?

米田さん:私が入社3年目、上田さんが2年目の時でした。エンジニアとしてまだ実践経験が豊富ではない段階でした。特訓では「なんだかよく分からないけどORA-00600が出ちゃったよ、どうしよう」なんておろおろしていました。

上田さん:難易度が高いので「周囲についていけない」と思って焦ることもありました。講師の方も心配してくれて。しかし講習や試験の費用が会社持ちだと思うと、ものすごいプレッシャーでした。「こんな厳しい特訓を何度も繰り返したくない。合格しなくちゃ!」と頑張りました。

――合格したときはどうでしたか?

上田さん:「やばい!受かっちゃった!」って(大きい目をさらに見開いて)

米田さん:大学受験よりもうれしかったかもしれません(笑)。合格した時の達成感は大きかったですね。研修費を出してくれた会社に恩返しができると思いました。エンジニアとしての自信を強め、これからも頑張ろうという意欲が高まりました。
塚原百合子さん 日本オラクル株式会社 テクノロジー製品事業統括本部 アライアンス技術本部 アライアンス技術部 エンジニア
塚原百合子さん
日本オラクル株式会社
テクノロジー製品事業統括本部 アライアンス技術本部 アライアンス技術部 エンジニア

――羽田さんはどんなことがスキルアップに役立ちましたか?

羽田さん:現 場を通じた業務から学ぶことは多いです。お客様によって要望が分かれ、いろんなニーズがあるんだなと感じています。またスキルアップで言えば、オラクルが よく開催しているハンズオンのセミナーもよく役に立っています。Oracle GRID Centerでの作業もいい実践訓練になっていますよ。大規模なグリッド環境であれこれ試せる機会はあまりないですから。

王さん:昨 年エンジニア向けのトレーニングイベントとして「Oracle DBA & Developer Days 2010」を開催したら、開催2ヶ月前に完売となるほど大人気でした。やはりハンズオンが人気でしたね。やはり実際に触ってみたいという要望は高いようで す。
王小芬さん 日本オラクル株式会社 テクノロジー製品事業統括本部 アライアンス技術本部 アライアンス技術部 エンジニア
王小芬さん
日本オラクル株式会社
テクノロジー製品事業統括本部 アライアンス技術本部 アライアンス技術部 エンジニア

上田さん:そのイベントは私も参加しました。ぎりぎりに滑り込めて、ラッキーでした。

――宮本さんはどうですか?

宮本さん:私 も業務から学ぶことが多いですね。お客様はシステムを全体でとらえますから、要求を実現するには幅広いノウハウが必要です。細かい部分で「仕様です(か ら、できません)」と断るのではなく、要求を実現するために代替策はないか考えます。お客様のためにと考えていると、自然に知識が増えていきます。

羽田さん:柔軟な発想は大切ですね。

宮本さん:あ とエンジニアの「たぶんできると思いますが......(やってみないと分かりません)」というような返事はお客様が最も嫌うパターンです。お客様に提案 する前にきちんと検証することはとても大事なことで、Oracle GRID Centerは貴重な場です。検証していれば、実現可能かどうかはっきりと答えられますから。

お客様に責任ある提案を行うために、 Oracle GRID Centerは欠かせない存在のようです。そんな現場で、Oracle MasterのPlatinumまで取得してバリバリ働く彼女たちにっとって、Oracle GRID Centerは、実践訓練を重ねるスキルアップの場でもあるようです。次回は、同センターでは実際にどのような検証を行い、その結果をどのような場で発表 し役立てているかを聞いていきます。

Oracle GRID Centerの検証資料はこちらからダウンロードできます。
「Oracle GRID Centerホームページ」


後編に続く

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