Oracle Data Guardとリモート・ミラー化ソリューション

リモート・ミラー化ソリューションは、シンプルで完全なデータ保護を概念的に提供しているように思われます。 しかし、Oracleデータベースに常駐するデータの場合、データ損失をゼロに抑えることのできる Oracle Data Guardの方が、データ保護および障害時リカバリに関して従来のリモート・ミラー化ソリューションよりも効率的かつ安価でより最適化されています。

リモート・ミラー化ソリューションは、Oracle以外のデータベース・データ(ファイル・システム・データやOracle以外のデータベースのデータなど)を保護して、価値を高めています。しかし、Oracleデータベース専用のデータ保護の利点を得るためには、リモート・ミラー化ソリューションを購入したり、Oracle Data Guardにリモート・ミラー化ソリューションを統合したりする必要はありません。

Oracleデータベースのデータ保護と障害時リカバリについて、リモート・ミラー化ソリューションを使用する場合と比較したOracle Data Guardを使用する相対的な利点に関する詳細を次に示します。 これらの利点を要約した表については、 ここをクリックしてください。

Oracle Data Guardには、障害時リカバリおよびデータ保護テクノロジの選択として、従来のリモート・ミラー化ソリューションよりも正しいと判断される技術上およびビジネス上の多くの理由があります。 次の表は、これらの理由を示しています。

リモート・ミラー化ソリューションと比較したOracle Data Guardの利点

Oracle Data Guard
優れたネットワーク効率  
REDOデータのみの転送 対応
少ないデータの転送 対応
少ないネットワークI/Oの使用 対応
   
優れたパフォーマンス  
最小限の待機時間の影響 対応
データ損失ゼロの同期モードの長距離サポート 対応
   
WANに対する適性  
無制限の距離 対応
標準のTCP/IPに基づいたネットワーク転送 対応
プロトコル変換がない 対応
余分な待機時間がない 対応
書込み順序とデータの整合性の保存 対応
   
優れたデータの回復力/保護  
データ損失ゼロ機能 対応
論理的な破損および人為的なエラーからの保護 対応
スタンバイでのREDOブロック整合性チェックを使用した物理データ破損の伝播の防止 対応
検証済みの整合性データで常にオープンしているスタンバイ・データベース 対応
スタンバイ・サイトの表のスキップ 対応
   
柔軟性の向上  
汎用ハードウェアの使用 対応
プライマリ/スタンバイ・ストレージ・システムを同じ構成にする必要がない 対応
プライマリ/スタンバイ・ストレージのベンダーの強制がない 対応
   
機能性の向上  
同じ構成のRedo ApplyおよびSQL Apply機能のサポート 対応
データ可用性とシステム・パフォーマンスのバランスを取る複数のデータ保護モード 対応
自動フェイルオーバーおよびプッシュ・ボタン式の自動化されたスイッチオーバー機能とフェイルオーバー機能 対応
自動化されたギャップ検出と解消 対応
ネットワーク接続問題の正しい処理 対応
GUIベースの管理と監視フレームワーク 対応
REDOログ宛先のカスケード 対応
テープ・バックアップを使用したスタンバイ・データベースの初期化 対応
   
ROIの向上  
スタンバイ・データベースを読取り専用または読取り/書込みでオープンできる 対応
スタンバイ・データベースにバックアップをオフロードできる 対応
スタンバイ・データベースを使用したレポート/問合せ/テスト 対応
データ再編成のオフロード 対応
オラクルの他のHA機能との統合 対応
Oracleとのネイティブ統合 対応
余分なコストがかからない 対応