Oracle SQLJ Release 9.2.0.1.0製品版
要件
SQLJを使用するには、
Sun Microsystemsが提供している
JDK1.1か
JDK1.2または
それ以降をインストールする必要があります。 JDKがインストールされており、パス内でJavaインタプリタが利用できる状態になっていることを確認してください。 このページでは、Javaコンパイラ(
javac)とJavaインタプリタ(
java)の両方がパス内で正しくインストールされていることを前提としています。
SQLJはJDBC API上で動作するので、使用されているデータベースに準拠したドライバをシステムにインストールする必要があります。 現行バージョンのSQLJについては、オラクルのJDBCドライバのリリース9.2.0.1.0によるテストが完了しています。
インストール
- 圧縮ファイルからファイルを解凍または抽出し、続いてディストリビューションを展開します。 これによってディレクトリ・ツリーが作成され、そのルートは単一のディレクトリsqljになります(例:
$HOME/sqljまたはc:\sqlj)。 ファイルの圧縮率を上げてダウンロード時間を短縮するために、ディストリビューションを圧縮せずにtar形式で保存してから、そのファイルをzip形式で圧縮しています。
WindowsユーザーはWinZip(バージョン6.0以降)などのツールを使用できます。 UNIX環境では、ユーザーは次のコマンドを使用できます。 gzip -dc sqlj_92010.tgz | tar xvf - - このページでは、Oracle DatabaseまたはOracle iASがOracleインストーラによってすでにインストールされていると仮定しています。 したがって、オラクル製品がインストールされているホーム・ディレクトリは、ORACLE_HOMEとなっています。
通常、SQLJはORACLE_HOME/sqljディレクトリにインストールされます。 ユーザーは、ORACLE_HOME/sqlj/binの内容をORACLE_HOME/binに移動するか、またはORACLE_HOME/sqlj/binをPATHに追加できます。
- 環境を、次のように設定します。
SQLJを使用する前に、JDBCがインストールされていることを確認します。 『SQLJ開発者ガイドおよびリファレンス Oracle 9i Release 2 (9.2.0)』で、"SQLJの基本事項"の項に記載されているSQLJとJDBCのインストールに関する情報を確認してください(注:オンライン・ドキュメントにアクセスするには、http://technet.oracle.comでOracle Technology Networkに会員登録する必要があります)。
とくに、SQLJを使用するために、CLASSPATH環境変数を ORACLE_HOME/jdbc/lib/classesxxx.jarに設定する必要があります(xxxは、Javaコンパイラのバージョンにより111または12になります)。 さらに、JDBCドライバの性質により、ダイナミック・リンク・ライブラリのインストールが必要になる場合があります。
- sqljおよびjpubラッパー・プログラム(Windowsではsqlj.exeとjpub.exe)を含むディレクトリORACLE_HOME/bin(またはORACLE_HOME/sqlj/bin)が、環境変数PATHに設定されていることを確認します。
- ファイルORACLE_HOME/sqlj/lib/translator.jarおよびORACLE_HOME/sqlj/lib/runtimexxx.jarライブラリの1つを、環境変数CLASSPATHに追加する必要があります。
JDK 1.1.xとOracle JDBC 9.0.1以降を使用する場合は、runtime11.jarを追加します。 JDK 1.2以降とOracle JDBC 9.0.1以降を使用する場合は、runtime12.jarを追加します。 また、J2EE環境がある場合は、runtime12ee.jarも追加できます。
バージョンがJDBC 9.0.1よりも前のバージョンのOracle JDBCドライバを使用する場合は、runtime.jarを追加します。
環境内にOracle JDBCドライバがない場合は、runtime-nonoracle.jarを追加します。 重要!
- runtime.jarを使用している場合は、-codegen=isoを明示的に指定する必要があります。 このランタイム・バージョンは、Oracle 9.0.1以降のJDBCドライバに対して、デフォルトのコード生成オプション-codegen=oracleとの互換性がありません。
- 以前のリリースのSQLJで必要なのは、SQLJプログラムを変換または実行するために、translator.jarをCLASSPATHに追加することだけです。 SQLJバージョン8.1.7以降では、SQLJプログラムを変換するために、さらにランタイムjarファイルの1つ(runtime.jar、runtime11.jar、またはruntime12.jar)をCLASSPATHに追加する必要があります。
これでインストールは完了です。
OTNダウンロード専用のリリース・ノート
このOTNディストリビューションは、Oracle 9i Database Release 2で提供されるSQLJ 9.2.0.1.0ディストリビューションとは、次の点が異なります。
- サイズを減らすために、このディストリビューションでは
.jarファイルだけを提供しており、対応する.zipファイルは提供していません。 たとえば、translator.jarの代わりに translator.zipが必要な場合は、translator.zipをいったん解凍して、抽出されたディレクトリ階層をzip形式で最圧縮します。
- このディストリビューションのインストールでOracle Universal Installerは使用しません。 その結果として、次のようになっています。
- 同じダウンロードで、SQLJ(
sqlj)とJPublisher(jpub)に対して、UnixおよびWindows用のラッパー・スクリプトまたはラッパー実行可能ファイルを提供しています。 - ラッパー・スクリプトは、
[Oracle Home]/bin(またはPATH上の別の場所)に手動で配置する必要があります。 - Unix用のJPublisherラッパー・スクリプトは、インストール済みのJDKに関する情報に基づいて、自動的にインスタンス化されることはありません。 自動的にインスタンス化する必要がある場合は、この情報を
jpub92ラッパー・スクリプト(sqlj/binサブディレクトリ内にある)に入力して、jpubラッパー・スクリプトの代わりに使用できます。
テスト
インストールが正常に完了したことを確認するには、『
SQLJ開発者ガイドおよびリファレンス』の"SQLJの基本事項"の項に記載されている手順に従います。
次の表は、Oracle JDBCドライバに関する情報です。
| JDBCドライバ | JDBCドライバ・クラス名 | JDBC URL |
| Oracle JDBC-OCI | oracle.jdbc.driver.OracleDriver | jdbc:oracle:oci:@oracle_sid |
| Oracle JDBC-Thin | oracle.jdbc.driver.OracleDriver | jdbc:oracle:thin:@host:port:oracle_sid |
| Oracleサーバー側JDBC | oracle.jdbc.driver.OracleDriver | jdbc:oracle:kprb: |
この表では、hostはデータベース・サーバーのマシン名に対応しています(例:localhost)。 portは、リスナーのTCP/IPポート番号に対応しています(例:1521)。 oracle_sidは、ローカルのtnsnames.oraファイルで定義されたTNS_aliasに対応しています。
SQLJは使用する接続の取得をJDBCに依存しているので、アプリケーション側では、ベンダーが推奨する任意のJDBCメカニズムを使用して、JDBCドライバのロードおよびデータベースURLの指定をおこなうことができます。
ドキュメント
SQLJディストリビューションのダウンロードと展開が完了したあとは、ブラウザで
sqlj/index.htmlファイルを参照してください。 このファイルの内容はこのページと同一ですが、ダウンロードに含まれるドキュメントとサンプル・ファイルのクロス・リファレンスが記載されている点が異なります。
JPublisher
- インストール: SQLJのインストール手順に従ってください。 SQLJがインストール済みの場合は、JPublisherもすでにインストールされています。 とくに注意する点は、Oracle JDBCドライバ(classesxxx.jar)、translator.jar、および適切なランタイムjarを、CLSSPATHに追加する必要があることです。 Oracleインストーラ、シェル・スクリプト、または.batファイルを使用してSQLJをインストールしていた場合は、プラットフォームに合わせて、jpubが作成されて[Oracle Home]/binに配置されます。 このjpubには、必要なJRE、JDBC、およびSQLJクラスへの参照がすべて含まれています。 ただし、生成された.sqljコードを適切にコンパイルするために、SQLJに対して環境が正しく設定されていることを引き続き確認する必要があります。 また、JPublisherではJava Runtime Environmentだけが必要ですが、SQLJトランスレータでは完全なJDK環境が必要です。
重要:
以前のリリースでは、JPublisherを使用するにはtranslator.jarだけをCLASSPATHに追加する必要がありましたが、現在のリリースでは、ランタイムjarも追加する必要があります(JDK 1.1とOracle JDBC 9.0.1以降を使用している場合はruntime11.jarを指定できます。JDK 1.2以降とJDBC 9.0.1以降を使用している場合はruntime12.jarを指定できます)。
- ドキュメント:『JPublisherユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』
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