オラクルのAconex Construction Management

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Oracle Aconexでエンドツーエンドのプロセスを管理し、コラボレーションの障壁を排除します。プロジェクトのライフサイクル全体にわたるチームとプロセスを1つのプラットフォームで結び、すべてのプロジェクト記録を保管します。Aconexは、問題発生を最小限に抑える不変の監査証跡に基づき、プロジェクトが成功裏に遂行および完了するように進捗を支援します。

プロジェクトのライフサイクル・プロセスを管理し、チームをつなげる

独自のデータ所有権モデルと高度な設定が可能なプロセス管理エンジンで、現場とオフィスの両方でプロジェクトのライフサイクル全体にわたってエンドツーエンドのプロセスを促進し、コラボレーションの課題を克服し、チームをつなげます。

柔軟性の高いプロセス管理エンジン

完全なプロジェクト・デリバリー・ソリューションで、プロジェクトのライフサイクルを通じたエンドツーエンドの建設プロセスや作業工程を効率的に管理します。Aconexは、モデル調整やコスト、現場プロセスなど、特定のプロセス・フローに特化したモジュールで豊富な機能を提供します。

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コラボレーションの課題を解決

プロジェクト全体の導入やコラボレーション、データ共有を最大化する独自のデータ所有モデルでチームを繋げて、1つのシステムで包括的なプロジェクト・レコードを作成します。

改ざん不可能な監査証跡

プロジェクトのあらゆる意思決定を追跡・記録し、説明責任を果たし、トラブルを最小限に抑えます。

真の共通データ環境

Aconexは、チームやプロセス、およびプロジェクトデータをつなぐ単一の中央プラットフォームであるオラクルのCDE (Common Data Environment)の一部です。独自のデータ所有モデルと厳格なセキュリティ・プロトコルで信頼性を高め、より多くのプロジェクト・データとインサイトが得られるよう導入を促進します。

包括的な設計施工ソリューション

設計施工プロジェクトに最適なAconexは、設計チームと納品チームをシームレスに繋げ、コラボレーションとデータ共有を強化します。高度な設定が可能なプロセス管理により、可視化と制御を実現します。また、組み込みのモデル調整機能によりチームやモデル、およびデータを繋げます。

プロジェクトの各部署が所有するデータ

プロジェクトの各部署が、Aconexプラットフォーム上に自分専用のワークスペースを持ち、ワークスペース内のデータや、そのデータをいつ、誰と共有するかを管理することができます。

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コラボレーションとオープンなデータ共有

データの所有権は信頼につながり、プラットフォームの導入と組織間のコラボレーションを促進し、プロジェクトのための真の単一のソースを作成することができます。

情報の自由なやりとり

データと情報が1つのプラットフォーム上で自由に行き来できるため、複数のデータストアを持つリスクがなくなり、古いデータや誤ったデータ利用を防ぐことができます。

改ざん不可能な監査証跡

説明責任を担保し、リスクに曝される可能性を最小限に抑えることができます。Aconexは、すべての文書や通信、およびすべてのプロジェクト決定を1つのシステムで追跡およびキャプチャし、完全かつ改ざん不可能なプロジェクト・レコードを作成します。削除や編集は一切できません。

単一の文書保管箱

プロジェクト・チーム全体のために、信頼できる唯一の情報源(SSOT)を作成します。厳密なバージョン管理プロトコルを備えた単一の文書保管箱により、複数のデータ・ストアのリスクが排除され、ユーザー全員が正しい情報を使用できるようになります。

構成可能なプロセスのスクリーンショット

業務に合わせた設定容易性

高度な設定が可能なデータフィールドとテンプレートで、プロセスフローに合わせ、必要なデータを取得することができます。作業パッケージングにより、異なる部門の作業を簡単に管理できます。たとえば、文書、図面、通信をグループ化して、完了とサインオフを行います。

プロジェクト・スケジュールとの統合

パッケージとOracle Primavera Cloudのスケジュール統合は、エンジニアリングと建設ドキュメントをスケジュールにリンクさせることで、チームに最新のスケジュールデータを提供します。スケジュールの可視性が向上することで、チームは活動の順序を決め、現場での作業とスケジュールを一致させることができます。

ワークフローでプロセス・フローを自動化

承認とレビューを標準化し、自動化することができます。設定可能なワークフロー・テンプレートとサブワークフローを使用して、プロセスフローを一致させます。必要な手順を確実に順守し、完全な監査証跡により、送信、受信、合意に関するトラブルを最小限に抑えることができます。

自動化されていないコレスポンデンスに内在する制限が解消されます

プロジェクト全体へのアクセスと可視性を提供するデジタルプロセスにより、自動化と標準化を実現します。ベストプラクティスの遵守や、情報の設定と管理、プロセスのスピーディーな完了、正しい情報を正しい担当者に提供することを支援します。

高度なコラボレーションのスクリーンショット

プロセスおよび意思決定のフローを追跡

プロセス・コミュニケーションを簡単に追跡し、プロジェクトのチームメンバー全員に進捗状況を通知し、ボトルネックの回避を支援します。メールのスレッド化により、関連するすべての通信を一元的かつ恒久的に記録し、メールチェーン全体またはスレッドを可視化することで、説明責任を強化した形で果たすことができます。

モデルやチーム、およびデータの連携

Oracle Aconex Model Coordination Cloud Serviceでは、プロジェクト・チーム全体が安全な環境でモデルについて共同作業を行い、1つのプラットフォームを使って質問の提起、コミュニケーション、および調整プロセスの管理を行うことができます。ニュートラルなデザインのAconex Model Coordinationは、既存のオーサリング・ツールを補完するものです。

モデル調整のスクリーンショット

追加のソフトウェアは必要ありません。

チームは、サポートされているファイルをAconex内で直接インポートして開くことができます。Aconex Model Coordinationは、モデルの変更と施工性を完全に可視化します。これにより、建設チームに提供される設計の品質が向上し、モデルプロセスのサイクルタイムが短縮され、エラーが減少します。

クラウド上での衝突の調整・同期

設計上の問題管理を完全にサポートすることで、モデル調整プロセスが円滑に進みます。自動化された衝突検出により、衝突や設計上の問題の把握、管理、解決がスムーズに行えます。調整サイクルタイムの短縮により、効率が向上し、建設に向けた準備をより迅速に行うことができます。

エコシステムに接続

オープン・スタンダードのAPIにより、オーサリングツールとAconex間の相互運用性が向上し、モデル調整にかかる時間とサイクルタイムが大幅に短縮されます。また、情報の重複処理が排除され、情報のシームレスな転送とフローが可能になります。

入札や応札を管理する安全で一元的なプラットフォーム

入札プロセスのために構造化された一貫性のあるフレームワークにより、手動入力と煩雑さを軽減します。文書保管箱に既にある文書を使用し、すべての文書と自動通知による通信によって直接かつセキュアにアクセスできるAconexまたはゲスト・ユーザーに入札の書類を発行します。

入札管理のスクリーンショット

強力な追跡と可視性

入札のステータスを明確に把握し、常に最新の状態を保つことができます。すべての情報は一元的に作成、取得されます。どの入札参加者が入札要項を閲覧したかを追跡し、回答が提出されると通知を受け取り、各入札のセキュアな監査証跡でコミュニケーションを迅速かつ高い機密性で管理することができます。

サプライヤー文書の提出と追跡の管理

建設プロジェクトで発生する大量のベンダーデータを自動化して管理します。期日やステータスの自動計算、書類提出の規制、承認や処理のスピードアップにより、複数の情報パッケージの進捗を簡単かつ効率的に可視化します。

サプライヤー文書のスクリーンショット

契約と変更の包括的な管理

サプライチェーン全体の契約を共同で管理し、変更管理の合理化を行います。プロジェクト情報を簡単にリンクしてコンテキストを追加し、支払い管理に必要なスケジュールの値を追跡します。監査性やコンプライアンスを向上させ、冗長なデータ入力を排除します。

統合的なコスト管理のスクリーンショット

現場向けの統合アプリケーション

現場のどこにいても、情報を取得、追跡、共有できます。ドキュメント、メール、モデル、検査を1つのモバイル・アプリでアクセスできます。最新の図面セットを表示し、最新のデータを使用してリアルタイムでコラボレーションを行います。Oracle Aconex MobileはAconexと完全に統合されており、1つのプロジェクト記録を提供します。

オンサイト・コラボレーションのスクリーンショット

品質と安全性の管理

Oracle Aconex Fieldでは、目視点検や品質チェック、問題追跡、パンチリスト、日報などを含む検査を自動化および標準化できます。お客様のプロセスに合わせたデータ取得、既存のフォームの複製によるペーパーレス化、法規制へのコンプライアンスの遵守などを実現します。

すべてのプロジェクト情報を永続的かつセキュアに記録

すべての監査ログや、全メールスレッド、プロジェクトの全履歴を含む、全プロジェクト記録を表示することができます。プロジェクト履歴をナレッジベースとして保存し、プロジェクト完了時および完了後の規制や法的要件に対応します。

3つの製品オプション

  • Oracle Aconex Online Archive: クラウド上でセキュアに保管されたプロジェクト・データに全面的にアクセスする
  • Oracle Aconex Project Archive: Oracle Aconex Project Archive: お客様のプロジェクト・データをダウンロードできるオンプレミス・アプリケーション
  • Oracle Aconex Scheduled Archive: 選択した頻度でプロジェクト・データをダウンロードするオンプレミス・アプリケーション

 

eBookを読む: コラボレーションに関する5つの課題とその解決策

製品ツアー: プロジェクトおよびポートフォリオ管理

プロジェクトおよびポートフォリオ管理を活用して資本予算を最大化

プロジェクトおよびポートフォリオレベルでの管理(画像)

プロジェクトおよびポートフォリオレベルでの管理

オーナーが資本予算を最大限に活用するためには、プロジェクトの優先順位付けや予算編成をはじめ、維持管理から実行段階に至るまで、ポートフォリオ全体と各プロジェクトをバランスよく最適化することが不可欠です。

インテリジェント・プラットフォームは、プロジェクトおよび資産のライフサイクル全体を通じて、プロジェクトとポートフォリオに関わる活動、リソース、データ、チームを連携できるよう支援します。

プロジェクトの優先順位付けと選定(画像)

プロジェクトの優先順位付けと選定

計画段階では、プロジェクトを組織目標に合わせ、過去および現在の関連プロジェクトデータを活用して、プロジェクトの選定や予算策定を行うことができます。

組織全体でプロセスやシステムを導入することで、資本ポートフォリオ全体の一貫性を確保できます。

プロジェクトの立ち上げと実行(画像)

プロジェクトの迅速な立ち上げ

全社共通の標準や柔軟なシステムテンプレートを活用することで、プロジェクトやチームを迅速に始動させることができます。

オーナーにとっては、各プロジェクトの請負業者が一貫したシステムを利用することで、プロジェクト間での学びを蓄積でき、メンバーの異動もスムーズになるというメリットがあります。

組織間のコラボレーション(画像)

組織間のコラボレーション

多くのプロジェクトチームは、さまざまな組織で構成されています。そのため、組織を超えた効率的なコミュニケーションと連携が、プロジェクトを成功させるカギとなります。

Oracle Aconexは、各関係者が安全にアクセスできる環境を提供することで、信頼関係の構築と利用の促進を図り、完全なプロジェクト記録の作成を支援します。

また、組織間のワークフローは全てのレビューサイクルのニーズに合わせて簡単にカスタマイズできるため、承認プロセスの遅延を減らし、プロジェクトを計画通りに進めることができます。

膨大なプロジェクトデータ(画像)

膨大なプロジェクトデータ

プロジェクトでは大量のデータが生成されますが、これを効果的に管理できれば、プロジェクトやオーナーにとって大きな資産となります。

Oracle Aconexのメタデータに基づくデータ管理および検索機能を使えば、ファイルを複数のカテゴリにタグ付けでき、必要な情報を迅速かつ簡単に見つけることが可能です。また、データ所有モデルにより、それぞれの組織が自らのデータを所有でき、オーナーがデータ損失から守られる仕組みも提供します。

モデル管理(画像)

モデル管理

プロジェクトデータには、ビルディング・インフォメーション・モデル(BIM)に含まれる豊富な詳細情報も含まれます。Oracle Aconexのモデル管理機能を使えば、専用のオーサリングソフトがなくても、すべての関係者がモデルにアクセスし、操作できます。

設計チームでなくてもモデルを見ることができるため、オーナー組織を含む他のメンバーもモデルを確認・活用でき、オーナーからの後工程での変更を減らし、資産のライフサイクル全体を通じた意思決定にも役立ちます。

プロジェクトやポートフォリオの状況の把握(画像)

プロジェクトやポートフォリオの状況の把握

プロジェクトやポートフォリオの状況を可視化することで、タイムリーかつ適切な判断や対応が可能となり、高額な手戻りや是正作業を未然に防ぐことができます。

ポートフォリオ管理とプロジェクト管理は関連していますが、必要とされるものは異なります。オーナーは、それぞれに対応したプロセスやツールを用意する必要があります。

企業全体でのコストおよび契約管理(画像)

企業全体でのコストおよび契約管理

ポートフォリオレベルでは、オーナーはすべてのプロジェクトを一貫して把握し、計画予算と実績を比較してその情報を計画プロセスに反映させ、予測の修正や予備費の解放、全社的な契約の活用を行う必要があります。

ポートフォリオレベルでは、オーナーはすべてのプロジェクトを一貫して把握し、計画予算と実績を比較してその情報を計画プロセスに反映させ、予測の修正や予備費の解放、全社的な契約の活用を行う必要があります。

リスクを包括的に把握(画像)

リスクを包括的に把握

Primavera Unifierは、プロジェクト横断的なリスク管理を実現します。リスクの記録に幅広くアクセスできるため、より多くのリスクを把握し、定量化し、そこから学ぶことで、今後のプロジェクトに役立てることができます。

また、この自動管理により、リスク想定期間が終了した際には、迅速に予備費の開放や再配分を行うことができます。

プロジェクトおよびポートフォリオレベルでの管理(画像)

プロジェクトおよびポートフォリオレベルでの管理

プロジェクト管理とポートフォリオ管理には、それぞれ異なるものの、相互に補完し合う機能が求められます。オラクルのインテリジェント・プラットフォームを活用すれば、オーナーは自社やプロジェクトチームにとって必要な機能を手に入れ、ポートフォリオ全体で資本予算を最大限に活用することができます。

プロジェクトおよびポートフォリオレベルのオラクルの管理ソリューションの詳細

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