ビジネス課題
Budimexはポーランドで最大の建設グループです。50年以上にわたり、道路、鉄道、空港インフラストラクチャ、および発電所などの大規模プロジェクトに取り組んでいます。
時間の経過とともに、Budimexは、Excelスプレッドシートやその他の時代遅れのツールなど、9つの異なるHCMシステムを導入してきましたが、ほとんど互換性がないため使いやすさに問題がありました。
「あるシステムで従業員の業績をチェックした後、従業員プロファイルやタレント・マネジメントを確認するには、別のシステムに切り替える必要がありました」と、人事、管理、およびコミュニケーション担当バイス・プレジデントのCezary Mączka氏は言います。「大変苦痛に感じていました。」
Budimexは、8,000人の従業員をサポートするために、単一のクラウドベース人材管理アプリケーションを使用して標準化することを決定しました。
「当社は建設業界のNo. 1企業です。従業員と会社にサービスを提供するためのソフトウェアの観点でもNo. 1になることを望んでいました」とMączka氏は言います。「すべてのニーズを1か所に集約したシステムが必要でした。」
Budimexがオラクルを選んだ理由
Budimexは、レガシー・ベンダーのWorkdayやSAPなどを含め、クラウド・アプリケーションを詳細に比較しました。しかし、同社は、幅広い機能を備え、同社のすべてのHCMプロセスを単一のプラットフォームで標準化できるOracle Cloud HCMを選びました。
高度な機能も重要な要因でした。「Oracle HCMは、モバイル・アクセスなどのイノベーションを備えていて、当社は機械学習とAIを活用できました」とMączka氏は述べています。
成果
Budimexは、Oracle Cloud HCMの段階的な導入の最中であり、主要な事業部門では運用が開始されており、他の部門については2021年中に開始される予定です。
このアプリケーション・スイートは、Budimexがより迅速に従業員を採用し、より長い期間、従業員を定着させるのに役立っています。また、同社は、従業員の評価、目標設定、キャリア開発計画、報酬、人材発掘、後任管理に加え、専門的なスキルや経験を持つ従業員の需要の予測にも活用しています。
「今では、すべてが同じプラットフォーム上にあり、簡単に操作できます」とMączka氏は言います。「オラクルのソリューションはシンプルで使い勝手に優れています。」多くのHCMタスクがセルフサービスになったことが、その大きな理由です。
Budimexのマネージャーと従業員は、どこにいてもHCMシステムにアクセスできます。モバイル機能を使用して、建設現場から、または移動中に目標、パフォーマンス、報酬、およびその他の変数を簡単に更新できます。
自動化により、手動プロセスの排除、効率の向上、エラーの削減が実現しました。柔軟性も向上しています。たとえば、管理者がマネージャーに従業員レコードの一部へのアクセス権を付与することで、マネージャーは報酬を見ることなく有給休暇を承認できます。必要であれば、フル・アクセス権を簡単に付与できます。
ITの管理も担当しているBudimexのCFOは、オラクルのアプリケーションにとても感銘を受け、同社のテクノロジー戦略の一部をHCMシステム上でモデリングしています。
