LAC、MariaDBからOracle HeatWave MySQLへの移行によりコストを64%削減

LACは、大手銀行や保険会社など数百社の顧客を有する、日本の大手サイバーセキュリティ企業です。同社の脅威インテリジェント・プラットフォームは、Amazon EC2上のMariaDBを実装していましたが、収集するデータ量が増加するにつれてパフォーマンスが低下していました。LACはパフォーマンス・レベル維持のためにより大規模なEC2インスタンスにアップグレードする必要があったことから、コストが急増していました。Oracle Cloud Infrastructure (OCI)上でOracle HeatWave MySQLを導入した同社は、9つのMariaDBインスタンスを単一のHeatWave MySQLインスタンスに統合しました。その結果、データ管理運用がシンプルになり、マネージド・データベース・サービスによる運用効率の向上が実現しました。AWS上のMySQLでは1時間以上必要だったクエリが、OCI上のHeatWave MySQLでは2分未満で実行されました。また移行後、同社のコストは64%削減されました。