
NTTドコモビジネス、Oracle Autonomous AI Databaseでネットワークサービスを支える統合データベース基盤を高度化
同社は、OCI上で稼働するOracle Autonomous AI Databaseを活用し、セキュリティ、可用性、運用効率の向上を実現しています。
日本 | 通信
“Oracle Autonomous AI Databaseは、AIによる脅威から当社のデータを保護するとともに、データベース管理者(DBA)チームがデータベースのパッチ適用やセキュリティ管理といった運用作業から、事業部門のリーダーと連携するアドバイザーとしての役割へとシフトできるよう支援しています。”
NTT ドコモビジネスの技術がアジア太平洋地域を支える
NTTドコモビジネスは、ICTサービス・ソリューション事業、国際通信事業、およびそれに関する事業などを提供しています。5年前、同社は大規模なデータセンターの移設の判断を迫られ、24時間365日継続してネットワーク監視を行うためのミッションクリティカルなOracle Exadata本番環境および災害対策(DR)環境の移行の検討を開始しました。
Oracle Autonomous AI Databaseがシームレスなモダナイゼーションを実現
NTTドコモビジネスは、コスト削減と運用の簡素化を実現できる新たなプラットフォームを求めていました。同社は、Oracle Exadataのワークロードを、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上で稼働するOracle Autonomous AI Databaseへ移行し、フルマネージド型データベース基盤を採用しました。ネットワーク遅延を検証し、性能がほぼ同等であることを確認した後、同社はクラウドへの移行を決定しました。Oracle ExadataとOracle Autonomous AI Databaseは同じOracle AI Databaseを基盤としているため、クラウドへの移行は迅速に行われ、大きな変更もほとんど必要ありませんでした。
移行により生産性・可用性・運用効率が向上
Oracle Autonomous AI Databaseにより、パフォーマンスチューニング、バックアップ、パッチ適用など、これまでNTTドコモビジネスのデータベース管理者(DBA)が担っていた複雑な運用作業の大部分が不要となり、DBAの作業負荷は約50%削減されました。また、従来はDBAの対応が必要だったハードウェア障害やソフトウェアアップグレード作業もほぼ解消され、同社の技術チームは、事業部門のリーダーと連携し、よりデータに基づいた意思決定を支援するなど、付加価値の高い業務に注力できるようになりました。さらに、CPUベースの従量課金モデルの採用により、約400台のサーバーをOracle Autonomous AI Database上で安定運用しながら、インフラコストを43%削減しました。
継続的なアップデートでAI脅威に対するセキュリティを強化
Oracle Autonomous AI Databaseは、Oracleがダウンタイムなしで最新のパッチを継続的に適用することで、AIを悪用した新たな脅威への対策を含め、NTTドコモビジネスのセキュリティ向上にも貢献しています。同社は今後、Oracleが提供する早期パッチを活用したリグレッションテストを実施し、サービスの信頼性をさらに高める予定です。また、Oracle Autonomous AI Databaseの柔軟性と使いやすさを活かし、同社のオペレーション分野における標準的なDatabase as a Service(DBaaS)基盤として導入範囲を拡大していく計画です。