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Tractian、OCIを活用し、数百ものAIモデルをより迅速かつ低コストで構築

同社は、産業用監視システムのファインチューニングを進めるにあたり、AIモデルのトレーニングおよび推論ワークロードを拡大するためにOracle Cloud Infrastructureを活用しています。

米国 | ハイテク

当社のAIエージェントは何十万台ものマシン上で常時稼働しており、生のセンサー・データをリアルタイムのメンテナンス判断へと変換しています。このような規模はOCIと当社のNVIDIA GPUインフラストラクチャによって実現でき、お客様が日常的に運用している業務に支障をきたすことなく、当社のフィジカルAIモデルをさらに進化させ続けることができます。
JP Voltani氏Tractian社CTO

アトランタに本社を置くTractianでは、北米、ラテンアメリカ、欧州の設備集約型産業向けにフィジカルAIソリューションを提供しています。産業AIへの需要が加速する中、同社は、マルチモーダルな資産健全性監視、大規模なモデルトレーニング、リアルタイムのインダストリアル・インテリジェンスを推進するために、スタートアップとして最大級のAIインフラストラクチャ投資を行っています。この次の成長フェーズを支援するため、TractianはOracle Cloud Infrastructure(OCI)を選定し、NVIDIA GPUを搭載したインフラストラクチャを活用して、大規模なAIモデルのトレーニングと展開を行っています。OCIの導入により、Tractianは大量のセンサー・データ、運用データ、産業データをリアルタイムで処理し、顧客における計画外停止を削減し、資産の信頼性を高め、重要な産業環境全体でメンテナンス業務を最適化するのに役立つ、実用的なインサイトを提供できます。現在、Tractianは既に大規模な成果を上げており、2,000以上の工場を支援し、20万件以上資産を監視して、17万2,000件以上の設備故障を回避し、直近1年間だけで9万7,000時間以上の機械停止を防いでいます。

Tractianがオラクルを選んだ理由

Tractianの高度なAIモデルは、機械1台あたり数テラバイトのセンサー・データが必要で、トレーニングに数か月かかる場合があります。トレーニングを加速するため、同社では高スループット・ストレージを備えた高性能なベアメタル・クラウド・インフラストラクチャを必要としていました。また、Tractianは推論ニーズをサポートするために、大規模環境での低レイテンシと予測可能なコストを求めていました。

TractianがOCIを選んだのは、オラクルが手に入りにくいNVIDIA GPUに安定的にアクセスできることと、OCIの成熟したKubernetesエンジン、ブロック・ストレージ、ネットワーク、PostgreSQL統合のためでした。同社は、Oracleの迅速な営業およびエンジニアリングのサポートや、OCIの継続的な改善も高く評価しています。「OCIなら迅速に立ち上げ、短期間で成果を上げることが可能であるとわかりました」と、Tractianのエンジニアリング担当VPのJP Voltani氏は述べています。「Oracleは今や、モデル・トレーニングにおける最善の選択肢です」

成果

NVIDIA H100およびGB300 GPUを備えたOCIのベアメタルにおいて、Tractianはトレーニング・コストを20%削減し、トレーニング時間を平均35%短縮することにより、改善されたAIモデルを顧客に提供できるようになりました。

本番環境では、推論コストが15%、レイテンシが50%削減されました。これにより、Tractianの製造業の顧客は重要資産のメンテナンス対応に優先順位を付けられるようになりました。

これらの改善により、Tractianはトレーニングと推論の両方において予測可能な拡張性を実現しました。同社は自社システムにより、導入先企業全体で約15分に1回の頻度で顧客の機械故障を防ぎ、稼働時間と安全性の向上に貢献していると試算しています。

お客様について

Tractianはハードウェアとソフトウェアを製造し、顧客であるメーカーが自社の産業機器の故障を予測できるように、独自のAIモデルを開発しています。

Tractianの詳細