Oracle Database 18cには、パフォーマンスを最大化するクエリ最適化機能がいくつも搭載されています。計画を安定させる画期的な機能も含まれているため、DBAの生産性が向上します。
Query Optimizerは、すべてのSQL文の処理に不可欠であるため、Oracle Databaseのもっとも興味深いコンポーネントの1つとなっています。Query Optimizerは、クエリ構造、基礎となるオブジェクトに関する入手可能な統計情報、関連するすべてのオプティマイザ機能と実行機能に基づいて、各SQL文のもっとも効率的な実行計画を特定します。
適応型のクエリ最適化とは、オプティマイザによって実行時に実行計画を調整したり、さらに適切な統計を得るための追加情報を検出したりできるようにする、一連の機能のことです。この手法は、最適な計画を生成するのに既存の統計では十分でない場合に、非常に役立ちます。適応型のクエリ最適化には、適応計画と適応統計という2つの異なる側面があります。適応計画はクエリの初回実行を改善するよう機能し、適応統計は後続の実行を改善するよう追加の情報を提供します。
SQL計画管理とは、既知または検証済みの計画のみが使用されるよう、実行計画をオプティマイザに自動管理させるメカニズムです。
SQL計画管理でオプティマイザを使用する主な目的は次のとおりです。
SQL計画管理とは、既知または検証済みの計画のみが使用されるよう、実行計画をオプティマイザに自動管理させるメカニズムです。
SQL計画管理でオプティマイザを使用する主な目的は次のとおりです。
Query Optimizerの役割は、各SQL文に最適な実行計画を特定することです。Query Optimizerの概要、使用方法、コンポーネント、アクセスパス、統計、ヒントについては、データベースの概要から情報を参照できます。Query Optimizerの基本、統計、管理に特化したその他のドキュメントは、『SQLチューニングガイド』で参照できます。『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』からも、Query Optimizerに特化したドキュメントを参照できます。
Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド
データシート、プレゼンテーション、オンライン・チュートリアル、デモなどを参照して、Oracle Query Optimizationの詳細をご覧ください。