Global Data Services

Oracle Global Data Services (GDS) provides dynamic load balancing, failover, and centralized service management for a set of replicated databases that offer common services. The set of replicated databases can use Oracle Distributed AI Database architecture, Oracle Real Application Clusters (RAC) and non-cluster Oracle databases interconnected through Oracle Data Guard, Oracle GoldenGate, and Oracle True Cache.

Oracle Global Data Servicesが選ばれる理由

ダウンタイムの最小化

予期しない障害時にはフェイルオーバーを自動化し、計画メンテナンス中もトラフィックを自動的かつ透過的に迂回させることで、サービスの可用性を途切れることなく維持できます。

パフォーマンスを最適化

インテリジェントなロードバランサと動的ルーティングにより、データベースのワークロードを分散し、レイテンシを最小限に抑えつつ、利用可能なリソースを最大限に活用します。

管理が簡単

接続ルーティング、フェイルオーバー、サービス管理といった複雑な作業を自動化することで、管理負荷を大幅に軽減できます。

グローバルな拡張が可能

複数のリージョンにわたってシームレスに拡張しつつ、データをローカルに保存・アクセスできるようにすることで、各国の規制要件への対応を支援します。

低コスト

一部のOracle Databaseワークロードに対してスタンバイ容量を自動的に活用することで、必要なデータベースインフラやソフトウェアの量を削減できます。

Global Data Servicesのユースケース

  • レプリケートおよび分散されたデータベース全体におけるワークロードの集中管理

    GDSは、サービスの構成やワークロードを一元的に管理します。レプリケートされたデータベース間での動的なサービス配置と接続分散により、継続的な可用性と効率的なロード・バランシングを実現します。

  • シームレスかつ透過的な高可用性と災害復旧

    GDSは、Fast Application Notification(FAN)、Fast Connection Failover(FCF)、Transparent Application Continuity(TAC)を使用して、障害発生時に接続をレプリカへ自動的に切り替えることで、高可用性を確保します。

  • グローバルなスケーラビリティとデータ主権への対応

    GDSは、プラグアンドプレイ型のデータベース・アーキテクチャとグローバルなスケーラビリティを実現すると同時に、リージョンごとのデータベースにサービスをルーティングすることで、規制に準拠したデータ主権への対応を可能にします(Oracle GDS Guide, 19c, セクション4.2.2)。

  • パフォーマンスとリソース活用の最適化

    GDSは、レプリケートされたデータベース間でワークロードを動的にバランスよく分散することで、ボトルネックを最小限に抑え、リソースの活用を最大化します。

  • 管理の簡素化と運用の複雑さの軽減

    GDSは「GDSCTL」を活用して、DBAが常時稼働するデータベース・サービスを単一のインターフェースから設定・運用・監視できるようにすることで、管理を簡素化します。

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