日本オラクル株式会社(以下「甲」といいます)と受験者(以下「乙」といいます)は、 乙がOracle Certification Program(以下「Certification Program」といいます)を受験するにあたり、次の条件に合意します。
2.1 認定条件
乙は、認定資格を利用するために、次の各号に定める事項すべてを行なうものとします。
2.2 認定条件又は Certification Program の変更
甲は、理由または通知なしに、Certification Program を変更する権利(認定条件の変更、認定資格の有効期限の特定、推奨及び/又は必須の研修コースの変更、各認定試験の目的や内容、合格点、項目種別、時間、提供プラットフォームの変更を含むがこれに限定されません)を有します。また、甲は、理由または通知なしに、乙に対し認定試験の全部またはいずれかを再受験する及び/又は本契約の最新版を甲と締結するよう要請し、乙にその認定資格の更新を求めることができます。
2.3 認定資格の付与
乙が該当の認定条件を充足し、Certification Program の認定キットを受領した場合、本契約の条件に従い、甲は乙に対し、認定資格を乙自身の資格として表示できる非独占的、譲渡不能、再使用権許諾不能かつ取消不能の個人的な権利を許諾します。乙は、該当の製品ラインまたはテクノロジーの使用に関連して乙の資格を宣伝することを唯一の目的として、当該認定資格を利用することができます。
2.4 ロゴの使用及び使用制限
乙が該当の認定条件を充足し、Certification Program の認定キットを受領した場合、本契約の条件に従い、甲は乙に対し、乙が有効な認定資格を有する甲の製品ラインまたはテクノロジーに関したサービスの提供に関連して、ロゴを履歴書、名刺、マーケティング用カタログ、レターヘッドおよびウェブサイトに使用する個人的な非独占的かつ譲渡不能の権利を許諾します。乙は、ロゴまたはその他の甲の商標もしくはロゴについて、当該権利以外のいかなる権利またはライセンスも有しないものとします。
乙は、ロゴを使用するにあたり、本契約の条件および甲のロゴの使用に関するガイドラインを遵守するものとします。かかるガイドラインは、甲の裁量により随時変更がなされます。乙は、ロゴを、甲のイメージや評判、またはロゴが有する営業上の信用を損なう方法で使用しないことに同意します。また乙は、甲が求めた場合速やかに、甲に対し、ロゴを表示した物の見本を乙の負担で提供することに同意します。さらに、乙は、ロゴやそれに類似する標章について、商標やサービスマーク、ドメインネームの登録申請をせず、また、乙の会社名、製品名、サービス名またはドメインネームの一部に、甲の商標やそれと混同する恐れのある標章を使用しないことに同意します。
乙は、甲が独占的にロゴを所有していることに同意します。乙は、本契約の有効期間中または本契約の終了後のいかなる時でも、ロゴ(またはそれに類似する標章)の登録またはその試みをせず、また、いかなる国・地域においても、ロゴの権益を主張せず、ロゴの使用に関し異議を申し立てず、またはロゴの有効性に悪影響を及ぼさないものとします。乙は、ロゴまたはその他の甲の商標もしくはロゴに関する甲の権利に関し異議を申し立て、または訴訟もしくは法的手続きを提起しないことに同意します。
2.5 未成年者に対する認定
乙が18歳未満である場合には、Certification Program の受験資格はありません。
2.6 有効期間
本契約は、本契約の条件に従い、乙が当該条件に従う限り有効とします。
2.7 終了
乙は、甲に対し書面により通知することにより、いつでも本契約を終了することができます。甲は、乙に対し書面により通知することにより(乙の最新の既知の郵送先住所および電子メールアドレスに送付)、いつでも、以下の事由をもって本契約を終了し、かつ乙の認定資格を取り消すことができます。終了事由には、(i) 本契約の違反があり、甲による催告後30日以内に当該違反が是正されない場合、(ii) 乙が認定試験でカンニングをしまたはその手助けをし、あるいは認定試験の試験問題を第三者に開示したと、甲がその裁量により判断した場合、もしくは (iii) 乙が認定資格の不実表示を行なった場合があります。本契約が終了となった場合、乙の認定資格に関する権利(乙の認定資格およびロゴの使用権を含みます)はすべて、直ちに終了します。本契約に別段の定めがある場合を除き、乙は、本契約終了後、本契約上の権利義務を保有しないものとします。
2.8 本人確認
甲は、課題の質問、識別番号、写真検証、署名検証の使用を含むがこれに限定されない、乙の身元を確認する目的で適切な方法を使用する権利を有します。
乙は、甲及び/又は甲より認定試験の運営の委託を受けた認定業者が定める試験規則(下記のポリシー等を含みますがこれに限定されません)を遵守することに同意します。
3.1 カンニング禁止
乙は、認定試験を修了しかつ認定条件を充足するにあたり提出する一切の作業結果(認定試験問題の回答、課題、問題解決、個人登録情報を含みます)は、完全に乙によるものであることに同意します。乙は、(i) 不正な援助を提供または受けず、また (ii) 未許可の物を使用し、認定条件を満たしたりしてはなりません。
3.2 違法行為禁止
乙は、次に掲げる行為をしないことに同意します。
3.3 秘密保持義務
乙は、試験が甲の秘密の財産的情報であることを理解し、同意します。乙は、甲が定める試験の有効期間中、試験内容を秘密に保持することに同意し、試験のいかなる部分についても口頭、書面、又はその他の手段で開示しないものとします。また、乙は、他の個人に試験の全部又は一部の開示を要求しないことに同意します。
3.4 試験の不正利用禁止
乙は、いかなる方法においても、認定試験の全部または一部の複製、公開、販売の申し出、販売、実施、表示、配布を行なわず、またその転送、改変、二次的著作物の作成、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、翻訳を行なわないことに同意します。
3.5 受験チケット
オラクルおよびテスト配信会社では、弊社認定ではない第三者から購入した受験チケットの信頼性については保障しません。 偽造された受験チケットを入手し使用した場合、または弊社認定ではない第三者から受験チケットを入手した場合には、 受験資格の剥奪や認定資格およびそれに付随する権利の取り消し等の措置をとる権利をオラクルは有します。オラクルは、偽造された受験チケットまたは弊社認定ではない第三者から入手した受験チケットについては、補償しません。
3.6 再受験ポリシー
乙は、過去に不合格だった認定試験を再受験する場合、甲の認定試験の再受験ポリシーを遵守することに同意します。合格済みの認定試験を再受験することはできません。かかるは、Certification Program ウェブサイトで入手することができます。
3.7 認定試験教材
甲およびその試験パートナーは、乙が試験会場に持ち込む物及び/又は認定試験中に参照する教材の使用に対し、規制または規則を課すことができます。乙は、認定試験の修了時になされる指示により、当該試験教材を甲または試験パートナーに返還することに同意します。
乙は、甲が何らかの理由で、またその裁量により、乙の試験結果が乙の知識を正確に反映したものではないと判断した場合、甲は乙の今後の試験の受験を拒否し、合格した試験結果の取り消し及び既存の認定資格、及び甲が以前に乙に授与したその他の権利を取り消し、Certification Program への乙の参加を永久に禁止する権利を有することを理解し、同意します。
5.1 乙による表明及び保証
乙は、(i) 甲またはその製品の営業上の信用および評判を汚すまたは損なうような行為を行なわないこと、また (ii) 甲を代理してもしくは甲に義務を負わせるような表明や保証、約束を行なわないこと、を表明し保証します。
5.2 免責
本契約に関する、明示的、黙示的または法定の保証または条件は一切ないものとします。甲は、商品性、特定目的への適合性および第三者の権利を侵害していないことについて、いかなる黙示的保証も行なわないものとします。
甲は、オラクルプライバシーポリシー(http://www.oracle.com/jp/legal/privacy/index.html)に従って、乙がCertification Programへ参加する際に提供する個人情報を扱うものとします。甲の試験実施業者が甲に代わって情報を収集する場合があることを乙は了承します。また、試験実施業者は自社の製品やサービスについて乙に直接連絡することを求める場合がありますが、同意は任意であることを条件としています。懸念事項がある場合には、試験実施業者のプライバシーポリシーを確認してください。
また、甲のパートナー・プログラムには、パートナーに対し、認定資格を有する従業員を一定の人数以上雇用するよう義務づけているものがあります。そのため、認定資格が取消となった場合、パートナー・プログラムの特典を喪失する場合があります。乙は、乙が甲のパートナーの従業員であるまたは将来従業員になった場合において、甲が本契約の条件に基づき、乙の認定資格状況(認定資格の取り消しを含む)について、当該パートナーに報告する及び/又は当該パートナーからの問い合わせに返答する権利を有することに同意します。
乙は、次の各号に定める事由のいずれかまたはそれら全部に起因して、甲またはその関連会社、役員、従業員、譲受人に対してなされたクレームまたは訴訟(性質の如何を問いません)の全部または一部から生じるいかなる損失、責任、損害、クレーム、費用(弁護士費用および訴訟費用を含みます)について、甲を補償し、防御し免責することに同意します
8.1 責任
認定試験は、外部の試験実施業者により運営されることがあります。乙は、登録や試験環境、認定試験の実施、試験料、および認定試験結果の正確性、適時性、報告など、認定試験に関してなされたいかなるクレームについても、甲は乙に対し何ら責任を負わないことを認め同意します。
8.2 損害賠償
甲は、間接損害、付随的損害、特別損害、懲罰的損害または結果的損害について、あるいは逸失利益、売上の喪失、データまたはデータの使用機会の喪失について何ら責任を負わないものとします。直接損害にかかる甲の損害賠償額は、契約責任によるもの、不法行為によるものまたはその他の場合によるものであるとを問わず、本契約に基づき甲に対して支払われた対価を限度とします。
乙は、甲乙いずれも独立した契約当事者であることを認めます。乙は、本契約において、代理人、被用者、コンサルタント、請負人または法定代理人として、甲またはその子会社を代表してはなりません。
10.1 秘密情報
認定試験(試験問題、その回答、ワークシート、計算、図面、図表、試験区分及び/又は問題の長さおよび数、認定試験に関するコミュニケーション等を含みますがこれに限定されません)は、甲の秘密財産(以下「秘密情報」といいます)であり、該当の認定試験の名称に示されるテクノロジー分野に関して乙の知識を試験することを唯一の目的として、利用することができます。
10.2 秘密情報の保護
乙は、次の各号に定める事項に同意します。
10.3 権利
甲は、認定試験に盛り込まれている情報、コンテンツおよびデータに関する一切の権利・権益、ならびに本契約に基づき甲が提供する認定試験に関した一切の著作権、特許権、商標権その他財産権を保有します。
11.1 準拠法及び管轄裁判所
本契約は日本国法が適用され、本契約により生ずる紛争については、東京地方裁判所を専属的に第一審の合意管轄裁判所とすることに合意します。
11.2 可分性及び放棄
一方当事者が他方当事者による本契約の債務不履行または違反について権利を放棄した場合であっても、他方当事者によるその他のまたはその後の債務不履行または違反について権利を放棄することにはならないものとします。本契約の条項が管轄裁判所により無効または強制執行不能と判断された場合でも、残余の条項は有効に存続します。不払いまたは甲の知的財産権その他財産権の侵害についての訴訟を除き、いずれの当事者も本契約に起因する訴訟を、いかなる形態であれ、訴訟の原因が発生した時から2年経過後には提起することができないものとします。
11.3 譲渡禁止
乙は、本契約上の権利及び/又は義務の全部または一部を、いかなる第三者にも譲渡できないものとします。当該譲渡の試みは無効とします。
11.4 存続条項
責任の制限、補償、秘密保持に関する条項および性質上存続すべきその他の条項は、本契約の終了または満了後も有効に存続するものとします。
11.5 完全合意
本契約は、当事者間の合意の全てを構成し、本契約の対象事項について書面ないし口頭により、それ以前または同時期になされたあらゆる合意または表明に取って代わるものとします。本契約は、正当な権限を有する両当事者の代表者が署名又は記名押印した文書による場合を除き、変更できないものとし、他のいかなる行為や文書、慣習法や習慣も、本契約を変更ないし修正するとはみなされないものとします。
注意: あなたが受験しようとしているオラクルの試験は秘密情報であり、その試験内容は、複製または第三者に開示してはなりません。カンニングなどの不正行為をした場合には、不認定処分、Oracle Certification Program の受験禁止処分、乙の使用者への通知処分及び/又は刑事処分を受ける可能性があります。
この試験およびその他の試験に適用されるポリシーはすべて、Certification Program ウェブサイトで閲覧することができます。