Heavy Readingレポート：クラウドネイティブの5Gコア事業者調査

新しい5Gサービスの成功は、ネットワーク・コアの強さとアジリティ、特に通信サービスプロバイダー（CSP）がその構築に使用するネットワーク機能にかかっています。Heavy Readingが発行した本レポートでは、CSPの従業員を対象に、クラウドネイティブな5Gコアとそれが実現するエンド・ユーザー・サービスを取り巻く現在の業界情勢を確認するための調査が実施されています。主な調査結果は次のとおりです。

• 回答者の64%は、5Gコアがカスタマー・エクスペリエンスに明確なメリットをもたらすと期待しています。 5G SAは、ネットワークAPIなどの機能により、サービスプロバイダーが新しいサービスをより迅速に導入および実現できるよう支援します。
• 66%は企業が5Gのために新しいコアを導入すると回答しています。回答者の35%は、5Gの音声およびメッセージングに既存のIP マルチメディア・サブシステムを使用することを想定していますが、回答者の大半は将来のユースケースを見据えており、ネットワークがサポートする必要がある複雑さを予測し、ビジネス戦略を将来性のあるものにするために新しい5Gコアを使用することを望んでいます。
• 単一のベンダー・パートナーとの提携を期待する回答者の割合はわずか6％です。マルチベンダー・アプローチにより、CSPは独自のニーズを満たす最適なソリューションでネットワークを構築できるようになり、一部のCSPはベンダーに新しい収益源のサポートを求めています。