英国の公共分野向けにビジネスクリティカルなサポートサービスを提供する主力企業、Shared Services Connected Ltd.(SSCL)は、英国の大型省庁による「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」への移行を実現しました。
Oracle PartnerNetwork(OPN)のメンバー企業で、エンタープライズ・クラウド・アーキテクチャを専門とするCintraが、SSCLおよびオラクルの重要なパートナーとして、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行による困難にも関わらず、かつてない規模とスケールに対応するこの複雑な移行の実現に貢献しました。
この大規模でミッションクリティカルな移行プログラムにより、英国政府の省力化が推進されます。新たなクラウド・インフラストラクチャは、英国政府の公務員の半数以上に相当する17省庁25万人のユーザーを支援します。パフォーマンス、柔軟性の向上に寄与し、英国の公共分野において、職員のより効率的な革新への取り組みを可能にします。
最大規模の移行
SSCLのCEOであるDavid Morris氏は次のように述べています。「この大規模なクラウド移行プログラムは、英国の公共分野では過去最大規模のものです。このような内容の複雑な移行を実現するため、実績のあるパートナーが必要であり、Cintraと協業できたことは幸いでした。公共分野のお客様にとっては、変革や革新の幅が広がるほか、精算、人事、財務、購買に関するアプリケーションにアクセスするためのゲートウェイ・ソリューションとなるSSCL Intelligence Ecosystemの導入により、仕事上の『個人的な』業務をいつでもどこでも一元的に管理できるなど、多くのメリットがあります。卓越したパフォーマンスを全面的に提供しながら、より多くの個々のサービスを提供できます。」
CintraのCEO、Brendan McNamee氏は次のように述べています。「このクラウド移行は英国の公共分野において非常に重要であり、多くの政府部門にメリットを提供するものです。今後もSSCLと協業し、新たなクラウド基盤をサポートしつつ、この新たなプラットフォームの大きな価値を引き出せるよう支援したいと考えています。」
Oracle UKのシニア・バイスプレジデントであるリチャード・ペットレイ(Richard Petley)は次のように述べています。「昨年は困難な年でしたが、公共分野においても民間企業においても、あらゆる組織がどのように状況に対応し革新していくべきか、必死で検討しています。デジタル技術はこの取り組みのカギとなります。OCIの採用は、SSCLにパフォーマンス向上というメリットをもたらすだけではなく、より幅広い公共分野にとって、最終的に英国の納税者により高い価値を提供するための新たな方法の実現につながります。」
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
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