
日本の大手通信事業者は、Oracle Modern Data Platformを活用して、データの統合によるインサイトの向上、開発期間の短縮、コスト削減を実現しています。
“ オラクルの最新データ・プラットフォームを用いて、私たちは顧客の行動を分析し、お客様満足度の向上に役立てています。また、Oracle Consultingのサポートがなければ、これほど迅速にこのような成果を達成することは不可能であったと言っても過言ではありません。”
日本最大級の総合通信事業者の1つであるKDDIは、6,400万を超える契約者に携帯電話および固定電話の通信サービスを提供しています。同社は、顧客満足度と通信サービスの品質を向上させるために、顧客アンケートなどの継続的な情報の収集と分析を行っています。また以前は、エンド・ユーザーのニーズに応えるために、膨大な個別のソースから情報を収集して統合し、可視化するのに多大な時間を費やしていました。データ・ソースを長期的に使用する場合、システム担当者はデータを情報系システムと連携させるために手作業でカスタム・インターフェースを設計する必要がありました。
分析機能がサイロ化されていたため、部門ごとに異なる製品を使用していたことから、それぞれ固有のトレーニングが必要となり、コストも増大していました。その結果、KDDIは、コネクテッド・データ管理戦略の確立と強力なデータ・ガバナンスの開発を支援することができる他のソリューションを検討しました。
KDDIは複数のクラウド・プロバイダーを評価し、AWS RedshiftとOracle Cloud Infrastructure (OCI)で概念実証プロジェクトを実行しました。同社は、既存のデータ管理プラットフォームを置き換えるために、OCIとOracle Autonomous Databaseを選択しました。同社は、Oracle Cloudの幅広いサービス・ポートフォリオ、Oracle Autonomous Databaseの自動化機能、非常に大規模なデータセットの処理・管理機能を高く評価しました。さらに、OCIのアウトバウンド・データ転送のコストの低さと、複数の構造化および非構造化データ型のサポートは、KDDIのマルチクラウド戦略を向上させるうえでカギとなりました。Oracle Consultingは、概念実証時に提供されたサポートと専門知識に基づき、導入を支援しました。
KDDIは、Oracle Autonomous DatabaseとModern Data Platformサービスを搭載した包括的なOCI Integrationを構築しました。2025年には300TB以上になると予想されるデータレイクにより、同社は業界標準のBSS/OSS形式を含むあらゆるデータ型のコンテンツを統合、集約、分析することができます。同社はOCI統合サービスを使用して、多数のアプリケーションと、カスタム、オンプレミス、SalesforceなどのSaaSプロバイダーを含むデータ・ソースとの接続を行いました。デフォルトのアダプタにより、マルチクラウド環境における低レイテンシの相互運用性が簡素化されました。これにより、インサイトの品質と信頼性が大幅に向上するとともに、運用コストの削減と開発期間の短縮が実現しました。
オラクルの最新データ・プラットフォームにより、KDDIはガバナンスとREST APIアクセスを改善し、より幅広い利用を実現しました。また同社のユーザーの行動データを分析する機能が強化されたことで、将来のサービス品質向上に役立てることができます。また、ネットワークの利用状況に関するより優れたインサイトを得たことで、新しい通信基地システムの建設場所など、投資先の選択肢を評価する際に役立っています。
東京に本社を置くKDDI株式会社は、6,400万人以上の契約者を抱える日本最大級の総合通信事業者の1社です。