スイート全体に生成AIを搭載した機能を組み込み、財務・経理、サプライチェーンとオペレーション、人事、営業・マーケティング、カスタマー・サポートの各部門で生産性を向上
SuiteConnect TOKYO —2024年7月17日Oracle NetSuiteは本日、日本の企業が迅速かつ効率的に目標を達成することを支援するために、生成AIを備えた新機能を導入する計画を発表しました。新機能「NetSuite Text Enhance」はスイート全体に組み込まれ、日本国内の企業がNetSuiteの製品群から自社固有のデータや関連データを活用して、文脈に即したパーソナライズされたコンテンツを作成したり、精度を高めたりできるようにします。「NetSuite Text Enhance」を利用することで、財務・経理、サプライチェーンとオペレーション、人事、営業・マーケティング、カスタマー・サポートの各部門は最新の生成AI機能を活用できるようになります。これにより、生産性の向上、ヒューマン・エラーの削減、一貫性の向上、ビジネス・プロセスの迅速化を実現し、目標をより効率的に達成できるようになります。日本は英語圏以外で「NetSuite Text Enhance」が提供される最初の市場となり、高品質で自然な日本語が生成されます。
日本オラクル株式会社 執行役員 NetSuite事業統括 渋谷 由貴 カントリー・マネージャー 日本代表は次のように述べています。「AIによって、ビジネスにおける生産性の新たな時代が拓かれようとしています。製品スイート全体に生成AIを組み込み、国内のお客様がこの革新的な技術をもっと身近に利用することで、NetSuiteからさらに多くの価値を得られるようにします。『Text Enhance』により、国内の企業は自社の固有データを活用して、文脈に即した有効なコンテンツを作成できるようになり、NetSuiteのほぼあらゆるタスクを迅速化し、正確性や効率性を高めることができます。」
「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上に構築され、オラクルの優れたAIサービスを活用する「NetSuite Text Enhance」に組み込まれた生成AI機能は、お客様それぞれの企業データやプライバシー、セキュリティを尊重するように設計されています。「OCI Generative AI Service」では、お客様のデータが大規模言語モデル(LLM)プロバイダーと共有されたり、他のお客様に公開されたりすることはありません。機微な情報の保護をさらに徹底するために、NetSuiteのワークフローに直接、ロール・ベースのセキュリティが組み込まれ、エンドユーザーには閲覧権限のあるコンテンツのみが推奨されます。
「NetSuite Text Enhance」は、スイート全体の企業固有のデータやコンテキスト・データを統合することで、日本国内のお客様の変革を支援します。
「NetSuite Text Enhance」の生成AIサービスを提供するOCIは、デフォルト・モデルとカスタム・モデルの両方をホストしています。OCIは、NVIDIA GPUを搭載したベアメタル・コンピュートとクラウドで最も帯域幅の広いRDMAネットワークを含む「OCI Supercluster」を活用することで、高性能かつ低コストで大規模言語モデル(LLM)のトレーニングを高速化します。これにより、オラクルは超高速のAIテクノロジーを提供でき、Cohereをはじめとするエンタープライズに特化したイノベーター企業を引き付けます。そして、OCIを基盤に構築することで、イノベーションのフィードバック・サイクルに一層貢献できるようになります。
Oracle NetSuiteは、25年以上にわたり、企業の成長、規模拡大、変化への適応を支援してきました。NetSuiteは、財務/エンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)、在庫管理、人事、プロフェッショナル・サービス・オートメーション、オムニチャネル・コマースを含む統合的なシステムを提供しており、世界219カ国・地域の38,000以上のお客様にご利用いただいています。詳細は、https://www.netsuite.co.jpを参照してください。
Oracle、Java、MySQL、およびNetSuiteは、Oracle Corporationの登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。