(本資料は米国2026年2月11日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
AIクラウドERPであるOracle NetSuiteは本日、組織の効率向上と成長加速を支援する一連のイノベーションを発表しました。新しいAI搭載のイノベーションにより、お客様は財務、オペレーション、カスタマーサービスを横断する統合ワークフローを活用し、取引処理、照合、レポーティング、プライシングの意思決定を自動化し、加速できるようになります。
Oracle NetSuiteの創業者兼エグゼクティブ・バイスプレジデントであるエバン・ゴールドバーグ (Evan Goldberg) は次のように述べています。「単一の統合スイートと強力なAIモデルを活用することで、NetSuiteは分断されたタスクをインテリジェントなエンドツーエンドのワークフローへと変革します。スイート全体にAIが組み込まれることで、お客様は自動化を拡大し、インサイトを深め、俊敏性を高め、データからより多くの価値を引き出すことができます。」
NetSuiteの最新AIイノベーションには、以下が含まれます。
- Intelligent Close Manager: 単一のAI搭載コマンドセンターにより、決算業務の自動化をさらに推進します。決算活動、トレンド、差異を継続的に監視する高度な分析により、決算サイクルの短縮、説明責任の強化、データ整合性の向上を支援します。また、タスクの進捗状況や純利益への影響を可視化し、グローバル全体の取引データへの詳細なドリルダウンを提供します。
- AI搭載の銀行取引マッチング: 銀行照合のスピードと精度を高めます。銀行取引を抽出し、補強し、解釈する生成AIの力により、総勘定元帳(GL)勘定への仕訳を正確に分類・突合し、自動照合率の向上、人による検証作業の削減、より迅速な勘定の締め処理を可能にします。
- AI生成のレポート記述: 密度の高いビジネスデータをインサイトとアクションにつなげます。主要な財務・業務レポートにAI生成の記述をワンクリックで組み込み、インサイトの向上、成果の加速、事業パフォーマンスの強化を支援します。
- AI搭載の顧客サマリー: 顧客課題の解決を迅速化し、エンゲージメントを向上させます。ケースや販売取引に加え、新しいNetSuite Customer 360向けのロール・ベース・サマリーにより、トリアージや再割り当てを効率化し、より一貫した解決を促進します。
- AI支援の高度なプライシング: 複雑でポリシーに基づくプライシングを、大規模にー元化・統制します。期間、品目構成、顧客セグメント別に価格を設定でき、さらに在庫、原価、売上データを単一のストーリーとして可視化するAI支援のプライシング・サマリーにより、利益率の保護、市場変化への迅速な対応、すべての見積もりに適正価格を反映することを支援します。
- SuiteCloud Developer Assistant: 開発者、管理者、パワーユーザーの生産性向上を支援します。SuiteScript向けのAI搭載コーディング・コンパニオンにより、反復作業に費やす時間を減らし、コーディング、ドキュメント作成、カスタマイズ、テストを加速します。
- NetSuite EPM Planning Agent: 組み込みAIにより、計画策定を改善します。自然言語でリアルタイムのFP&Aにおけるトレンドおよび差異分析を実行できるほか、全社データを用いた「what-if」シナリオやシミュレーションを探索し、より良い部門横断の意思決定を推進します。
- NetSuite EPM Reconciliation Agent: 照合業務を加速します。履歴データで学習したAI主導のマッチングエンジンにより取引の消し込みを自動化し、手作業を削減します。チームがハイリスク例外への対応に注力しながら、四半期中の継続的な照合を可能にします。
NetSuiteのその他のイノベーションは以下の通りです。
- Advanced subscription metrics: NetSuite Subscription Metricsにおける経営層向けSaaSレポーティングにより、成長の勢いを評価し、解約リスクの早期指標を提供します。確約月次経常収益(CMRR)メトリクスへのアクセスや、獲得月別にドリルダウン可能なコホート・ヒートマップ、柔軟な顧客・契約フィルターの適用、さらに新規、アップセル、ダウンセル、解約の影響をリアルタイムで追跡できます。
- Multi-subsidiary vendor payments: NetSuite Intelligent Payment Automationで統制を強化し、支出管理を統合します。米国の組織は、複数子会社にまたがる関係のベンダーへ支払いが可能となり、不正対策を強化しつつ、単一のベンダーレコード内でレポーティングを集約できます。
- Flexible commitment allocation: NetSuite SuiteBillingで、複雑な従量コミットメントの収益化を支援します。サブスクリプションをまたいで価格設定、配分、レポーティングを統合できるほか、従量課金サービス間でクレジットを共有し、サービスライン、タイプ、階層別に超過料金を差別化できます。また、サブスクリプション横断の前払いを使用して、同一顧客の複数サブスクリプション間で前払残高を共有でき、プロセスの簡素化とエラー削減に寄与します。
- Consignment inventory management: NetSuite Inventory Managementで、ベンダー所有在庫の在庫最適化を支援します。正確なトラッキングと完全な可視性を確保し、販売時にのみ支払いを行うことで、キャッシュフロー、ベンダーとの関係、サプライチェーンの精度を改善します。