世界海洋デー2022

世界海洋デーは毎年6月8日に開催されます。オラクルでは、日々、海洋保護と再生への意識を高めることが大切だと考えています。今年は、未来の世代のために海をきれいで健全に保とうと活動するパートナー団体をいくつかご紹介します。

Keep Sea Blue、海洋プラスチック汚染の問題にOracle Blockchainを活用

Keep Sea Blueは、地中海のプラスチックごみの削減、海岸での回収とその後のリサイクル・再利用を通じて、サステナブルな経済の実現を目指しています。オラクル・テクノロジーは、Keep Sea Blueが月間約150トンのペットボトルを回収するという目標の達成を支援しています。Keep Sea Blueがプラスチックごみを価値ある原材料に変えている方法については、こちらで事例をご覧ください。

海を守るためのハイテク・ソリューション

デンマーク政府機関とサンフランシスコ湾河口研究所(SFEI)は、AI搭載カメラを備えたドローン群と、Kineticaのストリーミング型データウェアハウスOracle Cloud Infrastructure (OCI) HPCを活用して、公共水路のごみを特定・回収しています。SFEIは、サンフランシスコ湾の地形を撮影した3万5,000枚以上の画像を収集し、小川や河川、雨水の流出によってどれほどのごみが湾から外洋へと運ばれているかを把握しました。ドローンやその他の技術が、海岸都市における海洋ごみ問題の根本的な解決にどう役立っているかについて詳しくは、こちらでブログをご覧ください。

National GeographicのPristine Seasプロジェクトが海と地球を守る

Enric Sala博士は海洋生態学者であり、National Geographicの常駐探検家、そして海洋の最後の自然地を探査・保護するプロジェクト「Pristine Seas」の創設者です。Sala博士が2008年にPristine Seasを立ち上げた当時、保護されていた海域はわずか1%にすぎませんでした。現在では、その割合は約7%にまで増加しています。Pristine Seasは、約600万平方キロメートルをカバーする22の海洋保護区の設立に貢献しました。

Oceanworks、海洋プラスチックごみに新たな命を吹き込む

Oceanworksは、サステナブルな素材の世界最大のマーケットプレイスを構築しました。同社のトレーサビリティ対応アプリケーションは、使用素材が回収された海洋プラスチックであることを確認・証明したいと考えるグローバル・ブランドと、再生業者とをつないでいます。Oceanworksは、プラスチック汚染に対して実質的な改善効果をもたらしています。

Marine Mammal Centerの動物救護と教育活動を支援

Marine Mammal Centerは、負傷したまたは病気のアザラシやアシカなどの海洋哺乳類を救出し、治療後に海へと戻しています。しかし、この46年の歴史を持つ施設が365日行っている活動はそれだけではありません。このサンフランシスコ湾エリアを拠点とするこの団体がどのように海洋保護に取り組んでいるかについて詳しくは、こちらでブログをご覧ください。

Oracle Open Data:MODISによる世界の海面温度の可視化

海面温度は、環境・気候・資源関連のさまざまな科学的研究において重要なデータです。現在、Oracle Open Dataを通じて、MODIS(中解像度撮像分光放射計)による最新の海面温度データを過去2年半分、無料で利用できます。このデータの取得方法や活用法について詳しくは、こちらでブログをご覧ください。

オラクルのその他のサステナビリティの取り組みについて