OCIキャッシュの機能

フルマネージドのオープン・ソース

マネージド

OCIキャッシュ・クラスタのプロビジョニング、スケーリングおよびパッチ適用は自動的に管理されるため、インフラストラクチャ管理ではなくアプリケーションの開発に集中できます。OCI Cacheは、すでに使用しているものと同じRedis APIと互換性があり、既存の操作をシームレスに統合および継続できます。

オープン・ソース

OCI Cacheでは、移植性を維持し、最新化を継続できます。完全にオープンソースのRedisリリースを利用することで、オープン・ソース主導のテクノロジーに関連する強力なコミュニティ支援と継続的なイノベーションを引き続き活用できます。

アプリケーション・パフォーマンスの向上

極めて短い応答時間

OCI Cacheにより、高いパフォーマンスと低レイテンシを実現します。データにアクセスする際、お客様のアプリケーションではミリ秒以下の極めて高速な応答時間が実現され、応答性とユーザー満足度が大幅に向上します。

柔軟なメモリ

OCI Cacheでは、メモリー割当てに対する柔軟性を最大限に活用し、アプリケーションのニーズに最も適した構成を選択できます。オプションの範囲は、単一ノード上の小規模な2 GBクラスタから、最大5つのノードを持つ大規模な500 GBクラスタまでです。

拡張性

オンザフライでスケール

OCI Cacheを使用したスケーリングは、アプリケーションのニーズに簡単かつ迅速に対応します。必要に応じてクラスタに対してノードを追加または削除し、変化する要求に動的に適応します。

ワークロードの量に合わせた拡張

キャッシュ・ニーズの増加に応じて、OCIキャッシュ・クラスタを拡張します。最も要求の厳しいワークロードにも対応できるように、ノード当たり500 GBまで拡張できます。構成が大きいほど、帯域幅と処理能力は自由に利用できます。

災害に対する耐性

自動化された高可用性

OCI Cacheのデータは、冗長性のために複数のノードに自動的にレプリケートされ、データの信頼性が向上します。Oracleは、可用性ドメインやフォルト・ドメインにクラスタ・ノードを自動的に分散し、アプリケーションの障害に対する自己回復性を強化します。

フェイルオーバー

マルチノード構成内でノード障害が発生した場合、OCI Cacheはレプリカへのフェイルオーバーを自動的に処理し、中断を最小限に抑えます。レプリカが自動的に昇格され、新しいプライマリ・ノードを指すようにDNSが更新され、継続的な可用性とパフォーマンスが維持されます。