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Press Release

みんなの銀行、オラクルのクラウドERPで次世代のデジタル会計基盤を構築

新しいデジタル銀行の会計システムに「Oracle Fusion Cloud ERP」を導入し、クラウド上の勘定系システムと連携したデータドリブンな経営を推進

Tokyo, Japan—2021/06/14


日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 社長:三澤 智光)は本日、株式会社みんなの銀行(本社:福岡県福岡市、取締役頭取:横田 浩二、以下:みんなの銀行)が、外部環境の変化に対応していくことを目的に、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」で次世代のデジタル会計基盤を構築し、2021年1月に会計システムを稼働開始したことを発表します。
 
みんなの銀行は、口座開設からATM入出金、振込までをスマートフォン上で完結できるデジタル銀行として、2021年5月28日にサービス提供を開始しました。今後は、個人向け金融サービスに加え、同行の金融機能やサービスを提供するBaaS (Banking as a Service) 事業も展開していく予定で、これらの業務は、クラウド上に独自開発した勘定系システムで行っています。
 
同行では、「Oracle Fusion Cloud ERP」が純粋なSaaSであるため、運用・保守コストを低減し、90日ごとの機能アップデートにより最新テクノロジーが提供される点に期待しています。また、新たな金融サービスを検討する際、インターフェースなどの開発コストを抑えて導入できるため、新規サービスを迅速に提供できます。勘定系システムとの連携により、顧客の取引に関するデータが「Oracle Fusion Cloud ERP」に蓄積され、そのデータを用いた分析も可能となります。今回、総勘定元帳を会計システムに集約しており、勘定系システムに影響されず会計制度の変更に対応できるなど、外部環境の変化へ柔軟かつ迅速に対応します。
 
本発表に向けたお客様からのコメント:
「みんなの銀行は、従来の枠組みに捉われることなくゼロから設計することで、デジタル時代の全く新しい銀行を目指し、次世代バンキング・システムをクラウド上で運用しています。そのシステムと連携する会計基盤は、常に最新テクノロジーのメリットを享受でき、外部環境の著しい変化に対応できる純粋なSaaSソリューションを必要としていました。今回、金融業界で多くの実績を有するオラクルの『Oracle Fusion Cloud ERP』を採用し、勘定系システムの負荷軽減を図るとともに、経営戦略を支えるデータドリブンな会計基盤として最大限活用していきます。」
 
株式会社みんなの銀行 取締役副頭取 永吉 健一 氏
 
参考リンク
 
日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp
 
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
 
* Oracle、Java及びMySQLは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
 

本件に関するお問い合わせ先
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