オラクルは、単一または複数のホストで実行される単一インスタンス、シャードおよびOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)データベースに対してコンテナ化された便利なイメージ(PodmanとDocker)を提供し、導入および管理作業を軽減します。オラクルのデータベース・オペレータはKubernetes上でKubernetes APIを拡張することで、Oracle Databasesのライフサイクル管理を自動化します。
ラリー・エリソンとホアン・ロアイザが、Oracle Database 23aiの背景にある生成AI戦略について語ります。
Kubernetesは、コンテナ化されたOracle Databaseを迅速にプロビジョニングするためのオーケストレーションを提供します。Kubernetesは、弾力性に優れており、事前構築された構成とセルフモニタリングを通して迅速な導入をサポートします。
コンテナ化されたイメージは、最小限の労力で処理して、クラウド環境およびオンプレミス環境に導入できます。
Oracle Databaseは、Kubernetes APIソフトウェア拡張機能をカスタム・リソース定義およびコントローラとともに提供し、Kubernetesクラスタ内および外部に導入されたデータベースの運用およびライフサイクル管理を自動化します。
事前構築済みイメージを使用して開発およびテスト用のデータベースを迅速にプロビジョニングし、クラウドまたはオンプレミスのアプリケーションの提供を加速させます。
少ないサーバーで多くのデータベース・コンテナを実行することで、インフラストラクチャのコストと複雑さを軽減します。
コンテナ化されたOracle Databasesを、オンプレミスとクラウドで迅速かつ一貫して実行できます。
複数のコンテナを追加してOracle Databaseのインスタンスを効率的に作成し、データベース・ワークロードのサポートに必要なコンテナの数のみを実行します。
DockerとPodman向けのランタイム環境
コンテナ・イメージ | Docker (OL7) | Podman (OL8) |
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生産 | 生産 | |
単一インスタンス・データベース(SE、EE、XEおよびOracle Database 23ai Freeを含む) | 19.22c, 21.3c | 19.22c、21.3c、23ai Free |
Globally Distributed Database | 19.22c, 21.3c | 19.22c, 21.3c |
Oracle RAC(オンプレミスのみ) | 19.16c、21.3c | 19.16c、21.7c |
Oracle Databaseのコンテナ化されたイメージを活用して、ITインフラストラクチャへのデプロイおよび統合を自動化します。
リソースをモニタリングしてアプリケーションを高可用性の状態で維持し、ワークロード要件に基づいてデータベース・ポッドをスケールアップまたはスケールダウンします。
Kubernetesのランタイム環境
コンテナ・イメージ | Oracle Cloud Native Environment (OCNE)およびOCI Container Engine for Kubernetes (OKE) |
---|---|
生産 | |
単一インスタンス・データベース(SE、EE、XEおよびOracle Database 23ai Freeを含む) | 19.22c、21.3c、23ai Free |
Globally Distributed Database | 19.22c, 21.3c |
データベース管理の自動化
Oracle Database Operator for Kubernetes(OraOperator)は、開発者、DBA、DevOpsおよびGitOpsチームがOracle Databasesの導入および管理に要する時間と複雑さを低減するのに役立ちます。ほとんどのデータベース操作で、ヒューマン・オペレータや管理者に依存する必要がなくなります。
データベースのライフサイクル管理および導入用に拡張されたKubernetes API
Oracle Databaseは、Kubernetesインフラストラクチャに含まれ、Kubernetesから起動、停止、モニター、パッチ適用、アップグレード、その他のライフサイクル管理操作を実行します。Oracle Databaseがクラウド、オンプレミス、Kubernetesのいずれにあるかに関係なく、これらの機能を提供します。
OraOperator Release v 1.1.0
コントローラとライフサイクルのサポート | |||||||
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K8sクラスタ上のコンテナ化されたデータベース | |||||||
単一インスタンス・データベース(SE、EE、XE、Oracle Database 23ai Free) | データベースをプロビジョニング | データベースのクローニング | データベースへのパッチ適用 | データベースの削除 | データベース構成パラメータの変更 | ||
Data Guard (プレビュー) | 単一インスタンス・データベースのスタンバイの作成 | DG構成にデータベースを追加 | 手動スイッチオーバー | プライマリおよびセカンダリへのパッチ適用 | |||
Globally Distributed Database | シャード・トポロジのプロビジョニング | シャードを追加 | シャードの削除 | データベース・シャードのクローニング | Kubernetesクラスタでのユーザー定義シャード・トポロジのプロビジョニング | ||
OCIのみのデータベース | |||||||
Oracle RACを使用したAutonomous Database (サーバーレスおよび専用) | Autonomous Databaseのプロビジョニング | Autonomous Databaseのバインド | Autonomous Databaseの起動/停止 | 終了 (ソフト/ハード) |
スケール (アップ/ダウン) |
ネットワーク・アクセス・オプション | 長期バックアップおよびリストア |
Oracle RACを使用したベースDB | プロビジョニング | バインド | スケールとシェープのアップ/ダウン | ストレージのスケールアップ | オンデマンド・バックアップ | ベース・データベースの終了 | |
オンプレミスおよびOCIデータベース | |||||||
Oracle RACを使用したマルチテナント・データベース(Exadata、PDB/CDB) | CDBへのバインド | PDBの作成 | PDBの接続 | PDBの切断 | PDBの削除 | PDBのクローニング | PDBのオープン/クローズ |
オペレーター・レベルの機能拡張v1.1.0
Oracle Database Operator for Kubernetes(別名OraOperator)の本番リリース(バージョン1.0.0)を発表します。
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Oracle Databases for ContainersとOracle Databases for Kubernetesがどのように役立つかをご覧ください。