Oracle Cloud Infrastructure DevOps Serviceは、ソフトウェア開発のライフサイクルを簡素化および自動化する、開発者向けの完全な継続的インテグレーションおよび継続的デリバリー(CIおよびCD)プラットフォームです。OCI DevOps Serviceにより、開発者とオペレーターが連携してソフトウェアを開発、構築、テストおよび導入できます。開発者とオペレーターは、構築、テスト、導入の各段階で、ソース・コミットの履歴を使用して開発のライフサイクル全体を完全に可視化できます。
OCI DevOps Serviceを使用したアプリケーションの構築および導入(7:28)
DevOpsは、Oracle Cloud開発者向けのCI/CDプラットフォームです。
ビルド・パイプラインにより、開発者はCI/CDのソフトウェア・ビルド、テスト、およびデリバリの各ステップを調整できます。ビルド・パイプラインから、アプリケーション・ソース・コードをコンパイルし、テストを実行して、サービス管理のビルド・ランナーで出力パッケージ(アーティファクト)を生成できます。パイプラインは、ソース・コード・リポジトリ(Git repo)コミットからトリガーを受信して、パイプライン実行を開始できます。開発者は、ビルド実行環境、継続的インテグレーション(CI)プロセスのフェーズ、およびソース・コード・リポジトリのビルド構成ファイルを介して実行するコマンドを定義できます。
プロジェクトには、Git repo、アーティファクト、ビルド・パイプライン、およびデプロイメント・パイプラインが、チーム・メンバーと共有できるコレクションに保持されます。
コード・リポジトリは、開発者がソース・コードの格納、管理および開発に使用できるプライベートGitリポジトリです。コード・リポジトリを使用すると、独自のソース・コード管理システムを設定する必要がなく、GitHub.comおよびGitLab.comからの既存のリポジトリをミラーリングできます。
Artifact Registryサービスは、アプリケーションの開発およびデプロイメントに使用されるソフトウェア・パッケージを格納、共有および管理するための単一の場所です。完全なマネージド・サービスであるため、リポジトリに必要なインフラを設定して運用する必要はありません。デプロイメント・パイプラインは、Artifact Registryおよびコンテナ・イメージ・レジストリのリポジトリと連携して、ソフトウェアの反復可能なデプロイメント用のアーティファクトを提供します。
デプロイメント・パイプラインは、開発者がOCIプラットフォーム(OCI Container Engine for Kubernetes、FunctionsおよびComputeインスタンス)の複数のリージョンからソフトウェア・デプロイメントを迅速かつ簡単に自動化するための、完全に管理されたワークフローです。
デプロイメント・パイプラインを使用すると、お客様は、予測可能な方法で、以前に動作していたバージョンのソフトウェアに自動または手動でロールバックできます。
デプロイメント・パイプラインは、Jenkinsなどの他のCI/CDプラットフォームと統合されます。お客様はJenkins Jobfileに手順を追加して、アーティファクトの新しいバージョンを提供し、デプロイメント・パイプラインの開始をトリガーできます。
お客様は、デプロイメントのターゲットで使用されるリソースと、ログや通知などのデプロイメント中に使用されるリソースに対してのみ支払います。
OCI DevOpsサービスは、ソフトウェア配信ライフサイクルを完全に自動化し、アプリケーション配信の開発速度と信頼性を向上させます。アプリケーションの統合とデプロイメントにおいてエラーが発生しやすい手動による方法が排除され、運用の信頼性が向上します。
OCI DevOpsサービスは、サービス管理のビルド・ランナーを使用してビルドを拡張します。同時ビルドを実行でき、基礎となるビルド・ランナー・ホストを管理または操作する必要はありません。
DevOpsサービスは、既存のGitリポジトリおよびCIシステムと連携するすることで、新しいクラウド・ネイティブ・アプリケーションを構築したり、既存のアプリケーションをOCIに移行したりします。DevOpsサービスは、仮想マシン、Oracle Container Engine for Kubernetes、Oracle Functions、アーティファクト・リポジトリ、ボールト・シークレット、ポリシーなどのOCIサービスと統合されています。
OCI DevOpsデプロイメント・パイプラインを使用すると、手動デプロイメントで発生した変更主導型のエラーを削減できます。代わりに、ローリング、カナリア、ブルー/グリーン・デプロイメントおよびオプションの自動ロールバックを実行します。これらすべての機能によりリスクや複雑さが軽減され、本番アプリケーションのダウンタイムが排除されます。
完全に統合されたCI/CDプラットフォームとTerraformマネージド・サービスを使用して、新しいクラウド・ネイティブ・アプリケーションを構築してデプロイしたり、既存のアプリケーションをOCIに移行したりしてソフトウェアを提供します。
新規または既存のアプリケーションの構築、テストおよびデプロイメント・フェーズを自動化
Oracle Container Engine for Kubernetes、仮想マシン(VM)、データベースなどのOCIサービスのプロビジョニングを自動化
Terraformを介してサードパーティ・サービスのプロビジョニングを自動化
JenkinsやGitHub Actions、GitlabなどのサードパーティCI/CDツールとの統合
CIビルドの場合、選択したコンピュート・シェイプに基づいて、ビルド・ランナー・インスタンスによって使用されるOCPUおよびメモリーに対して課金されます。CD/デプロイメント・パイプラインの実行は無料です。
また、OCIソース・コード・レポジトリ、OCIコンテナ・レジストリ、またはOCIアーティファクト・レポジトリ・サービスを使用して、パイプラインを起動したり、ビルド・アーチファクトを保存することもできます。また、GitHubなど既存のツールにプラグインすることも可能です。OCIコード、アーティファクトまたはコンテナ・リポジトリを使用している場合は、オブジェクト・ストレージに対する追加料金が発生します。
Kubernetesは、コンテナ化したアプリケーションとサービスのクラスターを管理およびスケーリングするためのオープン・ソース・プラットフォームです。
CI/CDツール、マネージドTerraform、テレメトリなどに30日間アクセスできます。
Kubernetes、Docker、サーバーレス、APIなどでアプリ開発を支援します。
DevOpsサービスは、ソフトウェア開発とIT運用を自動化します。
販売、サポート、その他の質問については、アソシエイトにご連絡ください。