

環境
持続可能な未来の構築
オラクルは、よりサステナブルな未来を築くことに取り組んでおり、従業員やお客様が同じ歩みを進められるよう支援しています。
オラクルの最高サステナビリティ責任者からのメッセージ
オラクルにとって、責任ある事業運営への取り組みは、グローバルなテクノロジー・リーダーとしての役割の中核をなすものです。お客様のためのイノベーションを加速させる一方で、自社の事業運営にとどまらず、業界全体および世界規模のバリューチェーンにわたって、測定可能な進歩の推進に注力し続けています。本レポートでは、環境目標に対する有意義な進捗を報告するとともに、お客様やステークホルダーからの高まる期待を反映した新たな目標を示し、今後の課題に対処するための実践的で将来を見据えた戦略を概説します。
クラウド・コンピューティングとAIが世界経済を変革し続ける中、オラクルは世界中のイノベーションを支えるために、次世代のデータセンターと回復性の高いデジタル・インフラストラクチャへの投資を進めています。AIドリブンのアプリケーションへの需要の急増は、データ環境を再構築し、技術革新のペースを加速させています。
当社はこの急速な成長が期待の高まりと新たな責任をもたらすことを認識しています。データセンターのインフラストラクチャが世界規模で拡大する中、エネルギー使用、ウォーター・スチュワードシップ、地域社会への影響について重要な問いが投げかけられています。オラクルは、お客様を支援し、事業を展開する地域コミュニティに価値ある影響をもたらす、責任ある成長に取り組んでいます。
事業の成長と、運用効率および環境パフォーマンスの着実な向上とを両立できていることを誇りに思います。2025年を通じて当社の事業運営全体で年間電力使用量を100%再生可能エネルギーで賄うという目標を達成したほか、水使用量、埋め立て廃棄物、温室効果ガス排出量についても具体的な削減を実現するなど、重要なマイルストーンを達成しました。これらの成果は、回復性の高い安全なデジタル・インフラストラクチャが、効率性と責任を中核に据えて構築・運営できることを示しています。
今後を見据え、当社は次世代の高パフォーマンス・クラウド・インフラストラクチャを支えるための新たな目標を設定します。オラクルは、数年前とは異なる企業へと進化していることを認識しています。クラウドおよびAIに対する需要拡大に伴い当社の事業が進化する中で、当社の戦略もまた進化させる必要があります。オラクルは、オフィスおよびパブリック・クラウド・サービスにおける100%カーボンフリー電力の維持に取り組んでいます。さらに、特定のお客様向けに構築される大規模なカスタムAIクラスターを含む、オラクルのカスタムAIデータセンターにおいても、2035年までに100%カーボンフリー電力を達成するという新たな目標を掲げています。この期間を設けることで、革新的なサービスの進化する需要に対応できる将来を見据えたクリーンエネルギー・ソリューションへの投資が可能となり、成長、効率、回復性の適切なバランスを維持できるようになります。また、バリューチェーン全体での水リスクおよび埋め立て廃棄物の削減に焦点を当てた新たな環境目標を設定し、世界規模での生物多様性の保全にも引き続き取り組んでいます。
さらに、お客様やパートナーが自社の取り組みの進捗を加速できるよう支援することにも注力しています。高度なレポート・ツールやクラウド・ベースのソリューションを通じて、各組織が自社の環境フットプリントをより的確に把握・管理できるよう後押ししています。オラクルは、AIがビジネス価値をもたらすだけでなく、新たな環境ソリューションを実現する大きな可能性を秘めていると考えています。たとえば、オラクルの気候変動分析サービスや、NVIDIAとのパートナーシップにより開発したFloodSENS洪水モデリング、さらに送電線の異常を検知して山火事リスクを低減するOracle Utilitiesのグリッド・マッピング・ソリューションなどにAIを活用しています。クラウドとAIの能力が急速に拡大するにつれ、透明性、実践性、協働を指針として、責任ある成長の新たな基準を打ち立てるという、私たちの意欲もさらに高まっています。この歩みを共にしてくださっているお客様、従業員、そしてパートナーの皆様に心より感謝申し上げます。力を合わせて、革新性と高い回復性を兼ね備えた責任あるデジタル・インフラストラクチャを構築していきましょう。
敬具、
SVP兼OCI担当CSO(最高サステナビリティ責任者)、Scott Twaddle
オラクルの取り組み
オラクルはサステナビリティに対して包括的なアプローチを採用し、自社の事業運営、サプライチェーン、そして事業を展開する地域社会における主要な環境課題に対処するための目標を設定しています。埋め立て廃棄物と水使用量を削減し、オフィスおよびパブリック・クラウドのデータセンターを100%カーボンフリー電力で稼働させるというマイルストーンを達成できたことを、私たちは誇りに思います。
2020年比で、2050年までにネット・ゼロ排出を達成し、2030年までに排出量を半減するという目標に引き続き取り組んでいきます。これまでの進捗を踏まえて、事業全体でさらなる影響力を発揮し、説明責任を果たすために、新たに中間目標を設定しました。
年のサステナビリティ目標
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20%2020年比で、2030年までにIT容量1メガワットあたりの炭素排出量を20%削減
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100%2035年までにオラクルのカスタムAIデータセンターを100%カーボンフリー電力で稼働
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50%2025年比で、2035年までに水ストレス地域における水使用量を50%削減
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90%2035年までに埋め立て廃棄物を90%別用途へ転換、または発生を回避
オペレーション
事業の成長に伴い、オラクルは環境への影響の管理方法を継続的に高度化しています。当社の取り組みは、気候変動対策、廃棄物削減・循環の推進、そして水・大気・生物多様性といった自然資源の責任あるスチュワードシップに重点を置いています。これらの取り組みを包括的に進め、課題・機会・進捗について説明責任を果たし、透明性高く報告することを重視しています。

気候とクリーンエア
オラクルは、国連Race to Zeroキャンペーンの公認パートナーであるExponential Roadmap Initiativeの承認を受けた、科学的根拠に基づく排出量削減目標を設定しています。2020年比で、2050年までにバリューチェーン全体でネット・ゼロ排出を達成するという目標に取り組んでいます。オラクルにおける「ネット・ゼロ」とは、スコープ1、2、3の排出量を少なくとも90%削減し、残余の排出量を検証済みの高品質な除去によって相殺することを意味します。
オラクルは毎年、温室効果ガス・プロトコルに準拠した第三者保証のもとで進捗を厳格に追跡し、公表しています。詳細は、環境・社会的影響データシートをご覧ください。
廃棄物削減と循環性
オラクルは、廃棄物削減と循環性を、サステナブルな事業の構築に不可欠な要素と考えています。事業が成長し進化するにつれ、資源を効率的に活用する責任も高まります。当社の廃棄物戦略は、オフィス、データセンター、製造、製品設計、そしてハードウェアの使用終了段階に至るまで、すべての業務領域にわたり、イノベーション、効率性、透明性を重視しています。バリューチェーン全体に循環性を組み込むことで、資源価値を最大化し、環境への影響を低減するとともに、業界全体でのサステナブルな慣行を牽引していきます。
水と生物多様性
水と健全な生態系は、オラクルの事業運営にとっても、地球上の生命にとっても不可欠です。気候の変動と人間の活動は、きれいな水へのアクセスと生物多様性をますます脅かしています。オラクルは、地域および世界で自然の生息地を保護しながら、エネルギーと水の使用においてバランスの取れたサステナブルなアプローチを継続的に追求することで、特に水資源が乏しく生態学的に脆弱な地域への影響を最小限に抑えることに取り組んでいます。
リスク管理とガバナンス
環境ガバナンスにおいて、私たちは積極的かつ透明性が高く、データに基づいたアプローチを取っています。弊社の最高サステナビリティ責任者は、弊社の数多くのお客様がオラクルのソリューションを使用してより持続可能な企業となれるよう、サステナビリティ戦略の決定や監督を行っています。
環境運営委員会
2008年に発足した環境運営委員会(ESC)は、最高サステナビリティ責任者(CSO)が議長を務め、財務、法務、調達、オペレーションなど、オラクルの複数の事業部門(LOB)にまたがる上級ディレクターおよびエグゼクティブで構成されています。この委員会は、オラクルの環境ポリシーの実施と監督を担当しており、委員会の代表者は、オラクルの取締役会に定期的に最新情報とレポートを提供しています。ESC のメンバーは、戦略の策定、目標に対する進捗の監視、および企業全体での気候関連問題への対応を担っています。
リスク管理と回復性
オラクルは、環境リスクと機会に対処するための包括的なアプローチを採っています。全社的なダブル・マテリアリティ評価(DMA)を使用して、事業運営およびバリューチェーン全体における環境への影響、リスク、機会を評価しています。また、事業部門固有のリスク特定・評価プロセスも活用しています。たとえばOracle Cloud InfrastructureのEmerging Risk Programでは、データ分析や部門横断チームの知見を活用し、クラウド運用における新たなリスクを定期的に評価し、優先順位を付けています。RBA(Responsible Business Alliance:責任ある企業同盟)のツールおよび年次のサステナビリティ開示を通じて、サプライヤーの環境パフォーマンスを継続的にモニターし、潜在的なバリューチェーンのリスクを特定しています。さらに、重要な知見を全社的なエンタープライズ・リスク・マネジメント(ERM)およびResilience and Crisis Management(RCM)プログラムに統合し、戦略的計画、コンプライアンス、事業運営の回復性に気候への配慮を組み込むとともに、イノベーションを促進し、リスクの認識と備えという先回りの文化を醸成しています。
透明性
毎年のCDP気候変動質問書に回答する際には、弊社の気候変動戦略、ガバナンス、および気候関連のリスクと機会の管理に関する詳細情報を提供しています。これらを含む主要な開示情報、報告書、データシートは、本レポートのプラクティスページでご覧いただけます。
サプライチェーン
オラクルは、弊社における購買決定が社会的および環境的に大きな影響を与える可能性があることを理解しています。弊社の「Sustainable Procurement Statement(PDF)」は、調達プロセスにおいて持続可能性を組み込むという弊社の目標を裏付けるものです。
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100%FY25時点で環境プログラムを導入済みの、主要ティア1およびティア2サプライヤーの割合
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100%FY25時点で排出削減目標を設定済みの、主要ティア1およびティア2サプライヤーの割合
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82FY25に実施されたRBA(責任ある企業同盟)監査の件数
サステナブルなサプライチェーンの推進方法

戦略的なサプライヤー・エンゲージメント
オラクルは間接的および直接的なサプライヤーに対して、カーボン、水、廃棄物のフットプリントに関するデータの報告を働きかけています。また、主要サプライヤーと協力して整合を図り、環境への影響を削減するための新たな機会を見つけています。
サプライヤーの教育
弊社は、ネットゼロ目標の一環として低炭素経済への移行を目指すにあたり、サプライヤーに対して弊社の目標と期待について教育を行っています。
リスクの評価と最小化
サプライチェーンにおける潜在的なリスクをよりよく理解し、調達業務を改善するために、標準プラットフォームを使用しています。
モニタリングとコンプライアンス
弊社は、Responsible Business Alliance(RBA)のメンバーとして、ハードウェアの直接サプライチェーンを国際的に管理、モニタリング、監査しています。FY25には、直接ハードウェア・サプライヤーの工場において、RBA行動規範に基づく82件の監査が完了し、コンプライアンスの徹底を図りました。
環境に配慮した物流と輸送
弊社は、物流パートナーと緊密に協力し、輸送回数の最小化、積載効率の最大化、持続可能な輸送手段の選択を進めています。これには、バイオ液化天然ガスなどの低排出オプションも含まれます。
環境に配慮した出張
旅行パートナーと協力して、航空機による排出量の削減、公共交通機関利用の奨励、そして持続可能性を取り入れた宿泊施設の利用を推進しています。
カスタマー・ソリューション
オラクルは、お客様の環境フットプリントを削減するうえで、独自の強みを発揮できる立場にあります。当社のクリーン・クラウドは、従来のオンプレミスのインフラストラクチャに代わるサステナブルな選択肢を提供します。また、幅広いテクノロジー・スイートにより、お客様は環境への影響を測定・管理・報告し、サステナビリティをビジネスに統合できます。

クリーン・クラウド
オラクルは、持続可能性を弊社のグローバル企業全体で推進し、革新的なクラウド技術を活用して、お客様と地球にとって価値ある変化を加速させています。Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、カーボンフリー電力で稼働し、当社が循環性の観点で継続的に最適化しているITインフラストラクチャ上で動作する、高性能なクリーン・クラウド・ソリューションです。
オラクルのクリーン・クラウドの特長
カーボンフリー電力
オラクルの多面的なエネルギー戦略には、再生可能電力購入契約(直接・仮想の両形態)、オンサイトでの再生可能/カーボンフリー発電、再生可能エネルギークレジット(REC)の活用、さらに他のクリーンエネルギー源への多様化など、さまざまな契約手法および技術が含まれています。また、コロケーション・サプライヤーとの協力を強化し、データの透明性向上と再生可能エネルギーの導入促進に取り組んでいます。新規サプライヤーの選定や既存サプライヤーとの関係構築においても、これらの要素を重視しています。
効率的かつ柔軟
OCIは、環境への影響を最小限に抑えたい企業に対して、規模の経済を最大限に活かした高密度のコンピューティング環境を提供し、エネルギー利用を最適化することで、より持続可能な代替案を提供しています。OCIは、組織の成長に合わせて動的に拡張できる弾力的なコンピューティング基盤を提供し、 将来の需要を満たすための余剰設備の構築を不要にします。当社のデータセンターは、冷却およびエネルギー管理に関するベストプラクティスに従って運用しています。
循環型
オラクルは、OCIのサーバーおよびハードウェア製品にライフサイクル・アプローチを採用しており、まず材料削減、修理のしやすさ、リサイクル性といった循環性の観点から設計を評価しています。高度なエネルギー管理および冷却技術により、稼働中の製品寿命の延伸を図っています。廃棄物削減のために、再製造を優先し、第三者のリサイクル業者と提携しています。どうしても再利用できないものだけを、責任ある方法で処分しています。
製品の持続可能性
クリーン・クラウドの利点に加え、オラクルのハードウェアをご利用のお客様は、多彩な回収プログラムを通じて機器の寿命を延ばし、廃棄物を削減できます。オラクルは回収した部材を抽出、テストし、再製造した交換部品としてお客様へ提供しています。
オラクルは、排出量の配分と可視化を支援する高度な気候ツールとして、OCI Customer Carbon Emissionsツールを提供しており、組織がコンソールからOracle Cloudワークロードのカーボン・フットプリントを測定、報告、管理できるようにしています。また、Oracle Fusion Cloud EPMにサステナビリティ機能を追加したほか、Oracle Fusion Cloud Sustainabilityおよび気候変動分析サービスも提供しています。これらはいずれも、お客様が排出量を測定・分析・報告できるよう支援します。
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99.4%処理済ハードウェアのリサイクル・再利用率
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7.5万ポンドリサイクルまたは再利用のために回収された使用済み顧客ハードウェアの重量
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100%テクノロジー・リサイクル・パートナーのISO 14001認証取得率
お客様事例ギャラリー
お客様は、オラクルのデータドリブンのテクノロジー・ソリューションを使用して、業界横断的に有意義な課題解決を加速しています。鉱物調達における倫理的なサプライチェーンの透明性確保から、機械学習を活用した農作物の収穫量向上まで、当社のソリューションは、気候変動や世界が直面する最重要のサステナビリティ課題への対応を前進させています。
OCIサービスがNIBIOの持続可能な森林管理の改善に貢献
ノルウェーの森林研究機関は、Oracle Autonomous DatabaseとOracle Cloud InfrastructureのAIを活用して、森林バリューチェーンの理解を深めるとともに、長期的な持続可能性の向上に取り組んでいます。
Keep Sea Blue、海洋プラスチック汚染の問題にOracle Blockchainを活用
Keep Sea Blueは、Oracle Blockchain Platformを活用して地中海周辺の地域から回収したプラスチックごみの追跡を行っています。プラスチックが回収された後、リサイクル施設に運ばれ、新しいパッケージ製品に再生されるまで、その動きを追跡し管理しています。
SailGP、OCIで二酸化炭素排出量を削減
SailGPは、すべてのレース運営をクリーンエネルギーで賄うことを目指しています。SailGPはOCIを活用してエネルギー使用の追跡を行い、技術者がシステムをリモートで操作できるようにすることで、大会への移動を必要とするスタッフの数を減らしています。
DigiFarm、OCIで農業のサステナブルな未来を創造し、30%のコスト削減を達成
複数のベンダーを比較検討した結果、Helset氏とそのチームはDigiFarmの精密農業プラットフォーム開発にOCIを採用しました。同チームが実行する機械学習に、OCIのベアメタルGPU(グラフィック・プロセッサ・ユニット)が不可欠だったためです。
コミュニティ
環境スチュワードシップは単なる取り組みにとどまらず、従業員、パートナー、地域社会を結び付けるコラボレーションです。オラクルは、環境への慈善活動、実地でのボランティア活動、そしてオフィスやデータセンター周辺の地域社会への投資を通じて、社会へ還元しています。財務、技術、人材という当社の資源を生かし、豊かな生態系と回復性の高いコミュニティを育み、人々と地球のために、共に永続的な変化をもたらしていきます。


オラクルのカスタムAIデータセンター:地域社会に投資し、未来に貢献する
オラクルのカスタムAIデータセンターは、米国のリーダーシップを支え、コミュニティが成長し、活力を高めていくあり方を変革しています。質の高い雇用の創出、地域経済の活性化、教育機関との連携、天然資源の保護を通じて、各キャンパスは、今後何世代にもわたる長期的な機会と豊かさをもたらすことを目指して建設されています。
Oracle Giving
私たちは、地球環境を守ることが、すべての人々にとって健全な現在と未来を築くカギであると考えています。慈善活動を通じて、オラクルは生命の基盤である大地と水の保護に努めています。私たちは野生動物の保護と研究、海洋保護の推進、廃棄物ゼロの未来への投資、そして若者のための環境科学教育の支援を行っています。
オラクルの環境助成金
30年にわたるゴリラの保護
オラクルは30年以上にわたり、ゴリラやその生息地、周辺地域社会の保護活動を行うDian Fossey Gorilla Fund(DFGF)を、誇りをもって支援してきました。2025年度には、弊社の助成金を使って、Volcanoes National Parkのゴリラ群の保護、密猟防止パトロール500回、そして約30,000人に対する地域教育プログラムが実施されました。また、2014年以降、Oracle Cloudは、野生のゴリラ集団に関する世界最大かつ最も包括的な長期データのコレクションであるDFGFデータをすべてホストしています。
海の自然環境の保護
オラクルは2009年より、National GeographicによるPristine Seasプロジェクトへの資金援助を行っています。このグローバルプロジェクトは、海洋生物の繁栄と、地域社会や世界に恩恵をもたらす海洋保護区(採取や環境破壊の活動が行われないエリア)の設立を目指すものです。これまでに、Pristine Seas チームは 44 回の遠征 を実施し、28 の海洋保護区(総面積 660 万平方キロメートル以上)の創設を後押ししてきました。また、これらの遠征により、現地の科学者、非政府組織、政府関係者とのパートナーシップを強化し、これらの重要な海洋生態系の保護と管理に向けた動きを加速させています。
カリフォルニアの太古の森の再生
オラクルは2009年以降、Save the Redwoods Leagueへの資金援助を通じて、レッドウッド国立州立公園内の70,000エーカーの劣化したレッドウッド森林の再生を支援しています。間伐や道路撤去などの再生措置により、若木の成長の促進、森林の干ばつや火災への回復力の向上、野生生物の生息地の拡大、水路の健全性の改善を実現しています。このプロジェクトは30年間にわたって実施され、オレゴンからカリフォルニア州ビッグサーに至るレッドウッド森林の再生を目指しています。また、プロジェクト領域全体を先祖代々の領土とするユロック族およびトロワ族とパートナーシップを組み、共通の復興目標を達成しています。
若者と自然をつなぐ
オラクルは、NatureBridgeへの支援を通じて、年間30,000人以上のK–12(幼稚園〜高校)生徒と教師に対し、国立公園を拠点とした環境科学教育を提供しています。この教育は、環境保護への意識を高めるとともに、自己発見を促すものです。生徒たちは毎日7時間を野外で過ごし、科学の原理を学び、研究を行い、地域の生息環境に役立つ保護活動プロジェクトに参加します。毎年、弊社は恵まれない1,000人以上の学生に奨学金を支給しています。また、緑地の美化、水路の清掃、廃棄物の削減を支援する地域密着型のイニシアティブであるKeep Austin Beautifulなどの団体も支援しています。オラクルの支援は、この団体による美化・修復プロジェクトの推進、および地域社会への教育リソースの提供を可能にしています。
廃棄物問題の解決
世界では、毎年推定30万頭のクジラ、イルカ、ネズミイルカが、プラスチックを主原料とする海洋ゴミや漁具に絡まって命を落としています。この問題を解決するために、オラクルはThe Marine Mammal Centerへの資金援助を行い、カリフォルニア沿岸での鯨、アザラシ、アシカの救助、世界中の座礁動物保護団体へのトレーニングや技術支援の提供、関係者の連携と今後の混獲や船舶衝突を防止するための調査を支援しています。ナイジェリアでは、Wecyclersへの資金援助を通じて、社会変革を推進し、プラスチックを環境から排除する取り組みを支援しています。この組織は、低所得コミュニティが廃棄物をリサイクルして価値を生み出すことを可能にしています。2014年以降、オラクルは、リサイクルや交換のための現地キオスクの設置を支援しています。これにより、人口密度の高い地域の収集能力が向上し、雇用が創出され、運用コストが削減され、リサイクルと環境持続可能性に関する一般市民の意識が高まっています。
オラクル・ボランティア
地球は私たちの住む場所であり、その保護は私たち全員の責任です。オラクル・ボランティアは年間を通じて、在来種の生息地の回復、植樹、種まき、ビーチや水路のプラスチック・ゴミの除去、トレイルや自然保護区の維持、環境教育プロジェクトの推進などに取り組んでいます。彼らは環境を守るために率先して行動し、他の人々にも行動を起こすよう働きかけています。

オラクルによるポジティブな影響
クラスでのエコ教育
サンティアゴ(チリ)では、オラクル・ボランティアがManos a la Tierraと協力し、Ejido地域で水鳥の生息地を特定して地図化する方法を学生たちに教えました。彼らは、環境劣化の原因、生物多様性の重要性、そして営巣材料やシェルター、食料の提供などの目標を定めた介入が生態系に与える影響について学びました。インドネシアのバンテンでは、オラクル・ボランティアがYayasan Pemimpin Anak Bangsaと協力し、教室で廃棄物管理の設計を教えました。生徒たちは、科学、数学、社会、市民教育、さらにはコンピューティングを活用してプログラムを作成しました。生徒たちは自宅で、各自のゴミを分別し、減量し、再利用し、リサイクルし、その結果を1年を通じて測定します。
持続可能なソリューションで生活を照らす
バンガロール(インド)では、OracleのボランティアがWay of Lifeと協力して、KabaniとYellapuraの森林に住む部族コミュニティのためにソーラーランプを作りました。このランプは環境に優しく、地域社会の再生不能エネルギー源への依存を軽減するものです。しかしそれだけでなく、ランプの明かりを使って子供たちが夜も勉強できるようになったり、診療所が遅くまで開院できたり、日没後の安全性と安心感が地域全体で高まるなどの恩恵ももたらしています。
受粉媒介動物の生存と繁栄を支援
米国のオラクル・ボランティアは、National Geographic Societyと協力し、減少しているオオカバマダラの生息地の回復を支援するために、在来植物の庭園を建設しました。世界の植物種の75%が受粉媒介者に依存していることから、これらの取り組みは生物多様性の保護と健全な生態系の促進に大きく貢献しています。さらに、iNaturalistとの活動を通じて地域の植物や動物に関する一般向け教育セッションに参加し、生物多様性の重要性や、それが気候、経済、日常生活に与える影響についての啓蒙活動を行いました。
廃棄物ゼロ経済の推進
オラクル・ボランティアは、世界各地で循環型経済を推進するために、海岸線の清掃、埋め立て地への廃棄物の流入防止、中古品の再利用などを行っています。メキシコでは、BRED Guadalajaraと協力して古い材料から新しいアイテムを作り、恵まれない子どもたちのために人形や玩具、衣類などを製作しました。アメリカでは、水域の保護を目的として雨水排水路の設置や水質汚染に関する教育を行い、Keep Austin Beautifulと協力して地元の小川の清掃活動を実施しました。さらに、オラクル・ボランティアはOcean Conservancyと協力し、1,000時間以上をかけて世界中の海岸線からゴミや汚染物質、残骸を除去しました。
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写真提供: Oracle Givingのヒーロー画像: NatureBridge、環境助成金: 1.Dian Fossey Gorilla Fund、2.National Geographic Pristine Seas、3.Save the Redwoods League、4NatureBridge、5The Marine Mammal Center