Autonomous Database Select AI

自然言語を使用してデータを分析し、データの保存場所に関係なく、ビジネスに関するインサイトを迅速に取得します。

自然言語を使用したAutonomous Databaseでのデータ・クエリ(1:39)
Oracle Database 23aiの発表: データにAIを導入

ラリー・エリソンとホアン・ロアイザが、Oracle Database 23aiの背景にある生成AI戦略について語ります。

Autonomous DatabaseがAIを使用する理由

  • アナリストが質問に迅速に回答

    複雑な手動プロセスの実行やIT部門の支援を待つことなく、自然言語による会話を通じて、すべてのデータから新たなインサイトを迅速に取得します。

  • 開発者がAIを組み込んだアプリケーションを提供

    大規模言語モデル(LLM)を使用した会話スレッドで、組み込みの自然言語による質問からSQLへのクエリ機能を使用して、既存のアプリケーションを簡単に拡張したり、新しいアプリケーションを開発します。

  • ITがAIイノベーションの加速を支援

    Cohere AI、Azure OpenAI、OpenAI、OCI生成AIから選択したLLMを使用して、ステークホルダーが自然言語を使用してデータとセキュアにやりとりできるようにします。統合や煩雑な手動操作は必要ありません。

データとの会話に関する図と説明

画像はAutonomous Database Select AIの仕組みを示しています。この図は、統合開発環境やアプリケーションなどのインターフェースを通じて、テキストや音声で自然言語による質問をすることで、データと会話する方法の概要を示しています。

Autonomous Database Select AIは、大規模言語モデル(LLM)を使用してSQLクエリを生成し、次のタスクを実行します。

  • 1) ユーザー・プロファイルで特定されたスキーマからのメタデータで自然言語の質問を拡張します。
  • 2) LLMに拡張されたプロンプトをフィードします。
  • 3) LLMはデータベースに対してSQLクエリを生成します。
  • 4) クエリが実行され、結果がユーザーに送信されます。
  • 5) これまでの質問を保持し、会話のようなユーザー・インタラクションを実現します。

最後に、ユーザーは自社組織のデータから、既存のデータ・セキュリティ・ポリシーに基づいた回答を受け取ります。

ターゲットを絞ってパーソナライズされたコンテンツの図と説明を生成

この画像はAutonomous Database Select AIの仕組みを示しています。この図は、Select AIプロンプトに質問するだけで、パーソナライズされたコンテンツを生成する方法を示しています。

アプリケーションを通じてユーザーがワークフローを開始します。たとえば、ユーザーが顧客の過去の購入履歴に基づいてプロモーション・オファーの作成を望んでいるとします。

このアプリケーションは、Autonomous Databaseのデータを利用し、以下のステップを含む大規模言語モデル(LLM)を介してパーソナライズされたターゲット販促オファーを作成します。

  • 1) Autonomous Databaseからのコンテキスト(たとえば、顧客人口統計情報や購買行動、プロモーションが必要な製品など)がクエリされます。
  • 2) プロンプトのタスク指示は、このデータと組み合わされます(たとえば、プロモートされた製品リストから類似製品を推奨する、推奨事項を記載したパーソナライズされた説得力のある電子メールを作成する)。
  • 3) 次に、LLMに拡張されたプロンプトを送り、その結果を処理します。

最終的には、顧客情報、行動、過去の購入履歴に基づいてパーソナライズされた推奨製品と共に魅力的なプロモーション・メール・オファーなどをユーザーに提供します。

Autonomous Database Select AIに関する業界アナリストのレビュー

  • IDCのロゴ

    「Autonomous Databaseはユーザーに対し組織のデータをエンタープライズ・ビューとして提供し、Select AIは幅広いSQL翻訳および生成機能を備えた自然言語インターフェースを提供することで、データ・インタラクションの境界を新たなレベルに押し上げる差別化された組み合わせを実現します。」

    IDC、データ管理ソフトウェア担当リサーチ・バイスプレジデント
    Carl Olofson氏
  • The Futurum Groupのロゴ

    「Select AIにより、オラクルは、組織がプライベートな独自のデータと直感的にコンテキストに基づいた対話を行うことができる、通常利用可能な機能を他社に先駆けて市場に投入します。非常にシンプルなので、あらゆる規模の組織がすぐに利用でき、生成AIを備えたAutonomous Databaseをデータ・プラットフォーム・イノベーションの最前線に位置づけることができます。」

    Ron Westfall氏
    The Futurum Group、シニア・アナリスト兼リサーチ・ディレクター、
  • NAND Researchのロゴ

    「オラクルのAutonomous Database Select AIは、幅広いLLMをサポートし、開発者からプロジェクト・マネージャーにいたる誰もが、SQLクエリを書いたり、組織内の誰かに助けを求めたりする代わりに、企業の膨大なデータと簡単に会話し、瞬時にインサイトを得ることができる機能によって、これを採用する組織の生産性を明らかに向上させます。

    Steve McDowell氏
    NAND Research、チーフ・アナリスト兼CEO
  • Omdiaのロゴ

    「技術的には、Autonomous Database with Select AIは本当に素晴らしいイノベーションです。オラクルのスマートな実装を使用するためにコーディングやデータベース操作を必要としないため、誰でもエンタープライズ・データとSQLではなく自社言語で会話できる機能は、従業員の生産性に大きな効果をもたらすでしょう」

    Bradley Shimmin氏
    Omdia、AIプラットフォーム、分析およびデータ管理担当チーフ・アナリスト
2024年5月2日

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オラクル、製品管理担当バイスプレジデント、George Lumpkin

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