PostgreSQLの機能が備わったデータベース

フルマネージド

OCI Database with PostgreSQLでは、要件に基づいてストレージを動的にスケーリングし、最新のセキュリティ修正でシステムを常に最新に保ち、バックアップを自動化して、オープンソース・コードに忠実でありながら、ルーチン・タスクの絶え間ないループからDBAを解放できます。

汎用性と拡張性

OCI Database with PostgreSQLでは、従来のRDBMS機能、非リレーショナル動作のサポートに加え、機能、データ型、異なるコーディング言語を追加できる拡張性が独自に組み合わさせられています。

高性能

データベース・エンジンからストレージを独自に分離することで、オラクルはオープンソースのPostgreSQLの3倍のパフォーマンスを実現します。1

操作の易しさ

OCI Database with PostgreSQLは、パッチ適用、監視、ロギング、通知などのルーチン・タスクの必要性を低減できるよう設計されているため、データベース管理者はより差し迫った責務に集中できます。その結果、ストレージを動的にスケーリングし、最適なパフォーマンスを維持して、最新のセキュリティ修正で強化されたフルマネージド・サービスが実現します。

データベース向けに最適化されたストレージ

  1. 使用量に基づいて自動スケーリングされる柔軟性のあるクラウド・ストレージ・ソリューションにより、使用したストレージに対してのみ料金が発生します。最大のデータベース可用性と効率的なリソース使用により、使用量に合わせてストレージ量を増減できます。
  2. I/O要件が最も高いワークロードに対して超高パフォーマンスのデータベース・ストレージを活用します。ブロック・ボリュームは、ボリュームで最大300,000 IOPSまでスケールアップできます。

障害時リカバリ

複数のフォルト・ドメインおよび可用性ドメインに分散する性質により、パフォーマンスの向上だけでなく、高可用性も確保できます。リージョンの障害から保護するため、最も近いセカンダリ・リージョンにディザスタ・リカバリ・データベース・インスタンスをデプロイできます。これは迅速なデータ・リカバリにつながるため、ビジネスの中断を最小限に抑えられます。

柔軟な構成

OCI上のPostgreSQLサービスは、単一ノード構成と複数ノード構成の両方をサポートしており、企業のさまざまなニーズに対応できます。これにより、ビジネスの規模や要件に適応するカスタマイズ可能な構成が提供されます。

TCOの削減

OCI Database with PostgreSQLは、ビジネスの総所有コスト(TCO)を削減できます。最適なコスト・パフォーマンスを提供することで、大幅なコスト削減につながり、データベースの稼働状態を維持しながら運用コストを削減できます。

オープンソースに対する取り組み

世界最先端のオープンソース・データベース、PostgreSQLにシームレスに統合することで、OCI Database with PostgreSQLは、堅牢なデータベース・ソリューション以上の役割を果たします。オラクルは、お客様が業務上不可欠な環境で自信を持ってデプロイできるように、一般的なオープンソース・テクノロジーのサポートに取り組んでいます。


1. 同じ構成を持つOCI Database with PostgreSQLと、OCI上の管理対象外の標準のPostgreSQLのパフォーマンスを比較した結果を示しています。アーキテクチャは、6ノード(16 OCPU、256 GB RAM、VM.Standard.E4.Flexシェイプ、PostgreSQLバージョン14.9)を使用するプライマリの混合ワークロードに基づいています。