オラクルのパブリック・クラウドは、グローバルに分散したクラウド地域のネットワークによってもたらされ、個別の安全なクラウド領域として編成された、安全で高パフォーマンスなローカルな環境を提供します。組織は、地域のデータ規制を遵守しながら、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)ですべてのワークロードとクラウド・アプリケーションを移動、構築、および実行できます。
お客様へのサービス提供:
41
リージョン
データセンター:
22
か国
Cloud@Customer:
60+
か国
デュアル・リージョン:
10
か国
Azureとの相互接続:
12
クラウド・リージョン
急成長を遂げているグローバル・データセンター・ネットワークで、41のクラウド・リージョンを利用でき、さらに8つのリージョンが予定されています。
オラクルでは、100以上のクラウド・インフラストラクチャとプラットフォーム・サービスを提供しています。ほとんどのリージョンには、Cloud Application (SaaS)のポートフォリオもあります。オラクルは、アプリケーションとインフラストラクチャーをまたいで、パブリック・クラウドとハイブリッド・クラウドのオプションを用意し、ローカル・アクセスや地域のコンプライアンス、真のビジネス継続性をサポートします。
Oracle Cloudリージョンを見る6つのクラウド・リージョン: 米国に4、カナダに2
15のクラウド・リージョン: 英国に2、EUに7、スイスに1、サウジアラビアに1、UAEに2、イスラエルに1、南アフリカに1。3リージョンを発表。2ソブリン・リージョン(EU)を発表
4つのクラウド・リージョン: ブラジルに2、チリに1、メキシコに1。3リージョンを発表。
9つのクラウド・リージョン: 日本に2、韓国に2、オーストラリアに2、インドに2、シンガポールに1
米国政府向けの2リージョン
米国国防総省向けの3リージョン
英国政府向けの2リージョン
OCIの分散型クラウドは、パブリック・クラウド、専用クラウド、ハイブリッド・クラウド、マルチクラウドのオプションを備え、お客様が必要とする場所にクラウドを提供します。特定の場所にクラウド・サービスが必要な場合、特定のコントロールが必要な場合、さらに別のクラウドからクラウド・サービスが必要な場合も、OCIの分散型クラウドを使用すると、他のクラウド・プロバイダーの従来の境界を超えて、ワークロードにクラウドのメリットがもたらされます。
お客様は、最高のクラウド・サービスを活用して、ビジネスの俊敏性を高め、さらにコストの最適化を実現できます。OCIのマルチクラウド・サービスは、お客様が他のクラウドでOCIのサービスのすべての機能を使用できるように設計されています。これにより、仕事に最適なサービスとクラウドを使用して、俊敏性を高め、より迅速に対応でき、リソースの移動や再設計をすることなくリソースを使用できるようになります。
Oracle Exadata Cloud@Customerにより、Exadataインフラストラクチャ上のOracle Databaseのフル機能とスケーラビリティがお客様のデータセンターに提供され、Oracle Cloud Infrastructureを介してサービスとして管理されます。お客様は、Oracle Roving Edge InfrastructureやOracle Compute Cloud@CustomerなどのOCIハイブリッド・クラウド・ソリューションを使用でき、OCI管理、統合、アイデンティティ、分析サービスを使用してオンプレミス・リソースに接続し管理することもできます。
Oracle Cloudは、22か国の商用および政府機関のお客様向けに、41のクラウド・リージョンからグローバルに利用できます。オラクルでは、事業を展開している国ごとに地理的に分散した2つのクラウド・リージョンを提供するという目標とともに、迅速かつ継続的にクラウド・リージョンを増やしています。現在、10か国と欧州連合に2つ以上のリージョンがあります。OCIは、EUに7つの商用リージョンと2つのソブリン・クラウド・リージョンを追加したことを発表しました。
Oracle Cloud Infrastructureの専用リージョンでは、完全で独立したクラウド・リージョン(およびOCIの100を超えるクラウド・サービスのすべて)をお客様のデータセンターに提供します。専用リージョンは、OCIで管理およびサポートされる統合されたハードウェアおよびソフトウェア・ソリューションです。特定の場所で低レイテンシおよびパフォーマンスのニーズがあるお客様、または高度なデータ・レジデンシー要件を有する規制業界のお客様には、専用リージョンにより、ビジネスを最新化およびデジタル化する専用のクラウド・プラットフォームが提供されます。
オラクルは4つの原則に従ってOCIを設計しました。それぞれが、顧客体験をよりシンプルにし向上させることに重点を置いています。
また、OCIはネットワーキング、ブロック・ストレージ、およびコンピューティング・インスタンス内のストレージが金銭的に支援されたパフォーマンスSLAを提供する唯一の主要なプロバイダーです。
各Oracle Cloudリージョンは、フォルト・ドメインを使用する高可用性アーキテクチャをサポートしており、他のクラウド・プロバイダーが提供する可用性ゾーンに似た方法で、メトロポリタン・スケールで最も一般的な問題に対処します。各フォルト・ドメインは、物理レベルで電源とネットワークの冗長性を備えた仮想データセンターを表します。フォルト・ドメイン内のソフトウェアのデプロイメントは、影響の範囲を最小限に抑えるために分散され、リソース・デプロイメントの単一障害点(SPOF)を回避できるため、アプリケーションの可用性を確保できます。
高可用性ニーズを伴うアプリケーションの場合、ワークロードは、データセンター全体が使用できなくなった場合に備えて、保護のためのディザスタ・リカバリ機能を追加できます(極めて高い信頼性を備えたアーキテクチャ)。この場合、OCIでは、地理的なディザスタ・リカバリを可能にするために、デュアルOracle Cloudリージョン間でのレプリケーションを推奨します。Oracle Cloudリージョンは、地理的な距離を提供し、異なる電源グリッド、ネットワーク・インフラストラクチャ、氾濫原で運用するために、さまざまな都市に配置され、データセンターの障害および自然災害に対する耐障害性を提供します。
2022年10月現在、OCIは全世界で41のクラウド・リージョンを保有しており、10か国とEUには少なくとも2つのリージョンがあり、厳しいデータ・レジデンシー規制を持つお客様のために、各国に少なくとも2つのリージョンを配置する予定です。
OCIは100を超えるクラウド・サービスを提供しており、さらに多くのサービスが提供にむけて準備中です。当社のクラウド・サービスは、オープンであり、お客様が移植性、オーバーヘッド削減、コスト削減を享受できるように、Kubernetes、CloudEvents、Terraformなどの業界標準を導入しています。オラクルが構築したクラウドでは、お客様は最も要求の厳しいエンタープライズ・ワークロードと最新のクラウドネイティブ・アプリケーションを実行するために必要なパフォーマンスとスケーラビリティを得られます。たとえば、トランザクション処理、データウェアハウス、またはJSONに最適化されており、自動チューニング、スケーリング、およびパッチ適用が可能なOracle Autonomous Databaseを既存と新規の両方のアプリケーション向けに独自に提供しています。
Oracle Cloud Infrastructureは、多くのワークロード向けに優れたクラウド・サービスを提供し、特に、Microsoft Azureとのマルチクラウド運用を最適化します。オラクルとマイクロソフトは戦略的パートナーシップを結んでおり、共同顧客は2つのクラウド間でワークロードを実行できます。
このパートナーシップでは、12リージョン内のOCIとAzureの間の低レイテンシのクラウド間相互接続、共同顧客が両方のクラウドにアプリケーションを導入するためのフェデレーション・アイデンティティ、およびコラボレーション・サポート・モデルを提供します。
お客様は、マルチクラウド設定でフルスタック・アプリケーションを実行するだけでなく、再設計を行わずに、高パフォーマンスの接続を維持することもできます。また、既存のアプリケーションを移行したり、OCIサービスとAzureサービスを組み合わせて使用するクラウドネイティブ・アプリケーションを開発したりすることもできます。
Oracle Cloudリージョンは効率的で再生可能なサステナブル・コンピューティング・プラットフォームを提供します。オラクルのデータセンターは、オンプレミスのシステムよりも高い利用率を達成できます。オラクルは最先端のインテリジェントなエネルギー管理および冷却技術を活用しながら、必要に応じて動的に成長する弾力性のあるコンピューティング・プラットフォームを提供するため、お客様は将来の需要に備えて過剰な容量を確保する必要がなくなります。
オラクルの目標は2025年までにすべてのOCIデータセンターで再生可能エネルギーの使用を100%達成することです。
Oracle Cloudにおいて、耐用年数が終了したハードウェアを完全に可視化して管理することで、オラクルは機器をより効果的に再利用し、スペアパーツを取り入れ、資材のリサイクルを最大限に行うこともできます。
オラクルは、目まぐるしく変化するビジネス環境の中でお客様がグローバルに事業を展開し、これまで以上に複雑化する規制環境の課題に対応できるよう支援していきます。Oracle Cloudリージョンは、Oracle Cloud Infrastructureのコンプライアンス・プログラムの一環として、定期的に評価されています。SOC、PCI DSS、HIPAA、HITRUST、GDPRなど、80以上のグローバル、地域、および業界標準を満たしています。
またオラクルは、Oracle Cloud Applicationsで独自のインフラストラクチャ・イノベーションを活用しています。初めて、お客様は移行するアプリケーション、構築するアプリケーション、および業界間と業界内のさまざまなSaaSをすべて同じクラウドから実行できるようになりました。Oracle Cloudリージョンでは、カスタマー・ワークロードを実行するだけでなく、Oracle Fusion Cloud ERP、Oracle Human Capital Management、Oracle Supply Chain PlanningなどのエンタープライズSaaSを提供し、比類のない速度、セキュリティ、および継続性を実現することもできます。
複数の地域で制約なく拡大したいと考えている企業にとって、OCIは、パフォーマンスとコストの両面で、すべてのリージョンで一貫性のあるエクスペリエンスを提供します。お客様は、アプリケーションをどこに導入するかにかかわらず、当初の予算内に収め、クラウドへの支出を正確に予測できます。また、OCIは、リソース・アクセスを制限し、予算を管理し、十分に使用されていないリソースを調整し、支出を予測するための制御を実装しています。
Oracle Cloudデータセンターは、物理的アクセス、アラーム、CCTVモニタリング、24時間体制のオンサイト警備員などの物理的セキュリティ・コントロール(PDF)を行っています。
当社のデータセンターは、Uptime InstituteとTelecommunications Industry AssociationのANSI/TIA-942-AのTier 3またはTier 4標準に準拠しており、重要な機器運用については、N+2冗長化方法に従っています。データセンターでは、広域停電に備えて、電源の冗長化や発電機のバックアップを行っています。
ディザスタ・プロテクション、データ処理、およびデータ・ローカリティのために、リージョン間で信頼性の高いプライベートなデータ移動を実現します。
業界標準に準拠して、温度と湿度を管理し、最適なパフォーマンスを実現します。サーバー・ルームには、オラクルの機器を保護するための消火システムが設置されています。
データセンターの立地に関して、環境上の脅威、電力の供給力と安定性、ベンダーの評判と履歴、近隣施設の機能(高リスクの製造業や高脅威のターゲットなど)、地政学的考察などを考慮したリスク評価が行われます。
最新の業界トレンド、ベストプラクティス、製品アップデートをお届けし、新しいトレーニング・プログラムや今後のイベントについてご理解いただけます。
オラクルは本日、イリノイ州シカゴにOracle Cloud リージョンを開設することを発表しました。大手のクラウドプロバイダーの中でも急速に拡大を続けているラクルは、世界で41番目、米国では4番目にあたるこのリージョンを開設することで、インフラストラクチャ、アプリケーション、およびデータを、最適なパフォーマンスとレイテンシで配置するための新しい選択肢をお客様とパートナー様に提供します。Oracle Cloud シカゴ・リージョンは、米国中西部に拠点を置く公共および民間企業のお客様とパートナー様に、アプリケーションの最新化、データと分析によるイノベーション、および、ミッションクリティカルなワークロードをデータセンターからOracle Cloud Infrastructure(OCI)に移行するための幅広いクラウドサービスへのアクセスを提供します。
シカゴ・リージョンでは、Oracle Autonomous Database、MySQL HeatWave、OCI Data Science、OCI Container Engine for Kubernetes、Oracle Analyticsなど100以上のOCIサービスおよびアプリケーションを提供する予定です。これらのアプリケーションとサービスにより、スタートアップ企業や中堅・中小企業がデータを活用して新しいビジネス価値を発掘し、コストのかかる再構築なしにアプリケーションを最適化できるよう支援します。
全文を読むオラクルは、Autonomous Database、Arm Compute、Storageなどの一部のサービスについて時間制限のない無償枠を設けています。また、その他のクラウド・サービスをお試しいただくために300米ドル分の無償クレジットもご用意しています。詳細をご確認のうえ、今すぐ無料アカウントにご登録ください。
チュートリアルとハンズオン・ラボを介して、幅広いOCIサービスを体験してください。開発者、管理者、アナリストのいずれであっても、OCIの仕組みを把握できるよう支援します。多くのラボは、Oracle Cloud Free TierまたはOracle提供の無料ラボ環境で実行されます。
このワークショップのラボでは、仮想クラウド・ネットワーク(VCN)やコンピュートおよびストレージ・サービスを含むOracle Cloud Infrastructure(OCI)コア・サービスの概要を説明します。
OCIのコア・サービス・ラボを今すぐ始めるこのワークショップでは、Oracle Autonomous Databaseの使用を開始する手順について説明します。
Autonomous Databaseのクイック・スタート・ラボを今すぐ始めるこの演習では、スプレッドシートをOracle Database表にアップロードし、この新しい表に基づいてアプリケーションを作成します。
このラボを今すぐ始めるこのラボでは、ロード・バランサを使用して高可用性モードで構成された、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)の2つのコンピュート・インスタンスにWebサーバーをデプロイします。
HAアプリケーション・ラボを今すぐ始めるアーキテクトなどのお客様が、エンタープライズ・アプリケーションからHPCまで、マイクロサービスからデータレイクまで、さまざまなワークロードをどのように導入しているかを参照してください。ベストプラクティスを理解し、当社のBuilt & Deployedシリーズで他のお客様のアーキテクトから話を聞くとともに、「Click to deploy」機能を使って多くのワークロードをデプロイしたり、GitHubリポジトリから自分でデプロイしたりすることができます。
Oracle Cloudの価格は、わかりやすく、世界中で一貫性のある低価格であり、さまざまなお客様事例をサポートしています。コストを見積もるには、コスト見積ツールをチェックし、ニーズに応じて、サービスを設定します。
OCIがお客様に選ばれる理由