Oracle Alloy

Oracle Alloyは、包括的なクラウド・インフラストラクチャ・プラットフォームです。パートナーはクラウド・プロバイダとなって幅広いクラウド・サービスを提供し、ビジネスを拡大することができます。Oracle Alloyの取引エクスペリエンスおよびカスタマー・エクスペリエンスを管理し、特定の市場ニーズに対応するようにカスタマイズおよび拡張できます。Oracle Alloyは、パートナーが変更管理のプロセスと運用をより強力に制御して、規制要件と主権要件を満たすことができるように設計されています。

Oracle Alloyの発表についてのプレス・リリースを読む

オラクルとNVIDIA、ソブリンAIを全世界で提供

オラクルはNVIDIAとの協力により、各国でデジタル主権の要件を満たす必要がある場合に、加速コンピューティングと生成AIサービスを提供しています。

高い評価を得ているOracle Alloyをご利用ください

顧客向けに包括的なクラウドサービスを提供し、ユーザー・エクスペリエンスをカスタマイズし、付加価値を高める機能を提供できます。

Oracle Alloyによる新しいビジネス価値の創出

製品ツアー

クラウド環境の運用方法と提供するカスタマー・エクスペリエンスを定義する

ブランド・ビュー

ブランド・エクスペリエンスのカスタマイズ

Alloyのオペレータは、単一のUIベースのオペレータ・コンソールを通じて、クラウド・リージョンのサービスとビジネス・オペレーションの両方を管理することができます。

オペレーション面では、ロゴ、色テーマ、利用規約など、ブランディングをカスタマイズできます。また、通知やお知らせなど、顧客側のフロントエンド・エクスペリエンスを構成することもできます。

ライフサイクル・ビュー

カスタマー・ライフサイクルをエンドツーエンドで管理

組み込みの商用システムにより、運営チームは価格設定、サブスクリプション、請求を独自に定義および管理できます。

運営チームは、製品オファーやパッケージの作成、サブスクリプションレベルでのレートカードの作成とカスタマイズ、ビジネスと収益の目標に基づくルールの設定が可能です。また、請求機能を使用して、パイプラインの作成、スケジュールの設定、請求に関連するドキュメントの作成が可能です。

リソース・ビュー

インフラストラクチャ・リソースの管理

オペレーターのオーダー管理システムとバックオフィス・システムを単一のインスタンスでスムーズに統合することで、必要に応じてインフラストラクチャ・リソースを効率的に管理し、拡張することができます。

運用チームは、容量の使用状況やボリュームの変化を監視し、変化するビジネスニーズや予測される入力容量に合わせて、新しいインフラストラクチャを簡単にオーダーすることができます。

成長ビュー

成長の追跡と最適化

AlloyのBusiness Operatorモジュールは、事前に構築された一連のダッシュボードを通じて、計画と意思決定のための統合されたリアルタイム情報を提供するビジネス・レポーティング・ツールです。

また、使いやすいビジュアライゼーション・ツールを使用して支出を追跡および最適化したり、チャートを生成したり、クラウド、顧客およびサービスの使用量に関する集計コスト・データを示すビジネス・レポートをダウンロードしたりできます。

  • 富士通のロゴ

    富士通は、ハイブリッドITソリューションの一部としてOracle Alloyを導入し、日本の企業や公共機関がデジタル主権の要件に対処できるよう支援しています。

  • TEAM Cloudのロゴ

    TEAM IMは、Oracle Alloyを導入してニュージーランド初の現地所有・運営のハイパースケール・クラウドを構築し、100以上のOCIサービスを提供し、データ主権の要件を満たしています。

  • NRIのロゴ

    NRIは、Oracle Alloyによって日本でソブリン・クラウド機能を提供し、デジタル主権の要件への対処を支援しています。

  • STCのロゴ

    中東最大級のICTサービスプロバイダーであるSaudi Telecom Company(STC)は、Oracle Alloyによってサウジアラビアでのソブリン・クラウド・サービスの利用を可能にしています。

Oracle Alloyのオペレータになるには


「Oracle Alloyのパートナーになる」の図(下に説明文)
この図は、左側にOracle Cloud Infrastructure、中央にパートナー側でのOracle Alloy設定、右側にエンド・カスタマーを示しています。「パートナー」セクションには、Oracle Alloy設定のアイコン(ブランディング、請求、運用、CRM機能、パートナー・インフラストラクチャとパートナー・アプリケーション)が含まれています。「Oracle Cloud」セクションには、Oracle Cloud Infrastructure、OCIがOracle Alloy Partnerに提供するトレーニング、サポート・サービスのアイコンが含まれています。エンド・カスタマーは、Oracle Alloyパートナーによって設定されたすべてのカスタム・ブランドOCIサービスにアクセスできます。

パートナー様はOracle Alloyを購入、導入すると、事実上、その地域のクラウド・サービス・プロバイダーとなります。Oracle Alloyパートナー(Alloyオペレータ)はオラクルとの直接的な関係を保ちながら、エンド・カスタマーとの直接的な関係も維持することになります。

Alloyオペレータは、カスタマー・ライフサイクル全体を管理することができます。オペレータの営業チームは、OCIの商用モデルと同様の構造を持つクラウド・サブスクリプションを販売したり、自社の市場向けに価格設定やサービス可用性をカスタマイズしたりすることができます。OCIでは、効果的な運用を支援するために、クラウド・サービスの稼働時間の監視および維持、使用率の追跡および分析、容量の管理が行えるツールを提供します。

オペレータのスタッフは、カスタマー・エクスペリエンスのさらなるカスタマイズや特定の規制への準拠のために、フロントラインのカスタマー・サポートを提供し、基本的なパッチ適用やサービスの更新など、すべての標準運用タスクを個別に管理できます。サービス・トラブルシューティング、非標準アップグレード、停止の解決、エスカレーションについても、オラクルのチームにご相談いただけます。


クラウドのパワーをあなたの手に

データ・センターで利用可能なクラウド・サービスの完全なポートフォリオにより、ISVは、ライセンスからサービスへの収益ストリームのシフト、カスタマー・エクスペリエンスと導入の改善、OCIプラットフォームの拡張性を利用した独自のネイティブ・クラウド・サービスの構築、パフォーマンスと規制のニーズに対応する特定の場所での運用を行いやすくなります。

IDCのロゴ

「Oracle Alloyでは、OCIが提供する数多くのインフラストラクチャやプラットフォーム・サービスを、パートナーが管理する環境に拡張することができます。エンドカスタマーは、パフォーマンスやデータ主権強化のため、あるいは単に既存の信頼できるサービス・プロバイダーとの関係を活用するためなどを理由に、より近くにクラウド環境を求めるようになってきているため、これは魅力的なサービスと言えます。また、エンドカスタマーは、各業界に合わせたクラウドサービスを求めています。さらにIDCでは、クラウドは特定の場所に拘束されるものではなく、むしろITを一貫して運用するためのモデルであると考えるようになっています。Oracle Alloyはこうした傾向を反映しています。」

Chris Kanaracus氏IDCリサーチ・ディレクター

主権と規制の要件を満たすためにクラウドをより細かく制御できるようになれば、規制テクノロジー・プロバイダーは信頼できるクラウド・パートナーとなり、金融やヘルスケアなどの規制の厳しい市場や、IT戦略の最新化を目指す地方自治体などに革新的なサービスを提供することができます。

NRIのロゴ

「当社は、Oracle Alloyを重要な新製品として捉えています。Oracle Alloyによって、顧客が独自のアプリケーションやサービスを簡単に構築して実行できるだけでなく、当社独自の財務アプリケーションと顧客システムをより効果的に統合できるようになるでしょう。Oracle Alloyは、金融サービスの顧客のビジネス価値をさらに高める可能性を秘めています」

野村総合研究所(NRI)専務執行役員、竹本 具城氏

企業は、最適化されたクラウド・プラットフォームを利用することで、IaaS、PaaS、SaaSソリューションの包括的なポートフォリオを提供できるクラウド・プロバイダーとなり、新たな収益源を特定したり、既存顧客との関係を拡大したり、新規顧客を獲得したりすることができます。

Accentureのロゴ

「パートナーや顧客がクラウド・リソースをさらに管理およびカスタマイズできるようにするというオラクルのビジョンに大いに期待しています。クラウド・コンティニュアム全体でパブリック・クラウド・イノベーションへの道が広がることでしょう。クラウドの導入が加速するとともに、クライアント独自の業界、市場、規制のニーズにも対応することで、新たなビジネス価値が生まれることが見込まれます」

David Wood氏 Accenture Cloud First、グローバル戦略リード

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パブリック・クラウド、マルチクラウド、ハイブリッド・クラウド、専用クラウド機能などを備えた分散型クラウド・オプションを展開しています。

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