Oracle Alloyは、包括的なクラウド・インフラストラクチャ・プラットフォームです。パートナーはクラウド・プロバイダとなって幅広いクラウド・サービスを提供し、ビジネスを拡大することができます。Oracle Alloyの取引エクスペリエンスおよびカスタマー・エクスペリエンスを管理し、特定の市場ニーズに対応するようにカスタマイズおよび拡張できます。Oracle Alloyは、パートナーが変更管理のプロセスと運用をより強力に制御して、規制要件と主権要件を満たすことができるように設計されています。
オラクルはNVIDIAとの協力により、各国でデジタル主権の要件を満たす必要がある場合に、加速コンピューティングと生成AIサービスを提供しています。
顧客向けに包括的なクラウドサービスを提供し、ユーザー・エクスペリエンスをカスタマイズし、付加価値を高める機能を提供できます。
100を超えるクラウド・サービスを備えたクラウド・プラットフォームにアクセスしてイノベーションを実現したり、補完的なクラウド・サービスで既存のサービスを拡張して新たな収益源を創出したりすることができます。
OCIのネイティブツールを使用してプラットフォームを拡張し、新しいサービスを構築できます。また、顧客との関係やタッチポイント、ブランディング、関連するコマースを完全に制御して特定の市場に合わせたサービスを提供できます。
特定の市場向けのクラウドプロバイダーとなり、運用をコントロールしながら規制やデータ主権に関する要件を満たし、顧客やビジネスの要件を満たすために運用を効率化することができます。
Oracle Alloyによって、お客様のAI主権のニーズに対処します。OracleのフルスタックAIをパブリック・クラウドまたはデータ・センターにデプロイして運用し、データとAIインフラストラクチャの制御を強化します。
富士通は、ハイブリッドITソリューションの一部としてOracle Alloyを導入し、日本の企業や公共機関がデジタル主権の要件に対処できるよう支援しています。
TEAM IMは、Oracle Alloyを導入してニュージーランド初の現地所有・運営のハイパースケール・クラウドを構築し、100以上のOCIサービスを提供し、データ主権の要件を満たしています。
NRIは、Oracle Alloyによって日本でソブリン・クラウド機能を提供し、デジタル主権の要件への対処を支援しています。
中東最大級のICTサービスプロバイダーであるSaudi Telecom Company(STC)は、Oracle Alloyによってサウジアラビアでのソブリン・クラウド・サービスの利用を可能にしています。
パートナー様はOracle Alloyを購入、導入すると、事実上、その地域のクラウド・サービス・プロバイダーとなります。Oracle Alloyパートナー(Alloyオペレータ)はオラクルとの直接的な関係を保ちながら、エンド・カスタマーとの直接的な関係も維持することになります。
Alloyオペレータは、カスタマー・ライフサイクル全体を管理することができます。オペレータの営業チームは、OCIの商用モデルと同様の構造を持つクラウド・サブスクリプションを販売したり、自社の市場向けに価格設定やサービス可用性をカスタマイズしたりすることができます。OCIでは、効果的な運用を支援するために、クラウド・サービスの稼働時間の監視および維持、使用率の追跡および分析、容量の管理が行えるツールを提供します。
オペレータのスタッフは、カスタマー・エクスペリエンスのさらなるカスタマイズや特定の規制への準拠のために、フロントラインのカスタマー・サポートを提供し、基本的なパッチ適用やサービスの更新など、すべての標準運用タスクを個別に管理できます。サービス・トラブルシューティング、非標準アップグレード、停止の解決、エスカレーションについても、オラクルのチームにご相談いただけます。
データ・センターで利用可能なクラウド・サービスの完全なポートフォリオにより、ISVは、ライセンスからサービスへの収益ストリームのシフト、カスタマー・エクスペリエンスと導入の改善、OCIプラットフォームの拡張性を利用した独自のネイティブ・クラウド・サービスの構築、パフォーマンスと規制のニーズに対応する特定の場所での運用を行いやすくなります。
「Oracle Alloyでは、OCIが提供する数多くのインフラストラクチャやプラットフォーム・サービスを、パートナーが管理する環境に拡張することができます。エンドカスタマーは、パフォーマンスやデータ主権強化のため、あるいは単に既存の信頼できるサービス・プロバイダーとの関係を活用するためなどを理由に、より近くにクラウド環境を求めるようになってきているため、これは魅力的なサービスと言えます。また、エンドカスタマーは、各業界に合わせたクラウドサービスを求めています。さらにIDCでは、クラウドは特定の場所に拘束されるものではなく、むしろITを一貫して運用するためのモデルであると考えるようになっています。Oracle Alloyはこうした傾向を反映しています。」
主権と規制の要件を満たすためにクラウドをより細かく制御できるようになれば、規制テクノロジー・プロバイダーは信頼できるクラウド・パートナーとなり、金融やヘルスケアなどの規制の厳しい市場や、IT戦略の最新化を目指す地方自治体などに革新的なサービスを提供することができます。
「当社は、Oracle Alloyを重要な新製品として捉えています。Oracle Alloyによって、顧客が独自のアプリケーションやサービスを簡単に構築して実行できるだけでなく、当社独自の財務アプリケーションと顧客システムをより効果的に統合できるようになるでしょう。Oracle Alloyは、金融サービスの顧客のビジネス価値をさらに高める可能性を秘めています」
企業は、最適化されたクラウド・プラットフォームを利用することで、IaaS、PaaS、SaaSソリューションの包括的なポートフォリオを提供できるクラウド・プロバイダーとなり、新たな収益源を特定したり、既存顧客との関係を拡大したり、新規顧客を獲得したりすることができます。
「パートナーや顧客がクラウド・リソースをさらに管理およびカスタマイズできるようにするというオラクルのビジョンに大いに期待しています。クラウド・コンティニュアム全体でパブリック・クラウド・イノベーションへの道が広がることでしょう。クラウドの導入が加速するとともに、クライアント独自の業界、市場、規制のニーズにも対応することで、新たなビジネス価値が生まれることが見込まれます」
パブリック・クラウド、マルチクラウド、ハイブリッド・クラウド、専用クラウド機能などを備えた分散型クラウド・オプションを展開しています。
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