Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Full Stack Disaster Recoveryを使えば、世界中のどこからでもOCIリージョン間のコンピュート、データベース、アプリケーションの移行をワンクリックで調整できます。1つまたは複数のビジネス・システムをリカバリするのに必要なステップを自動化できます。このために、既存のインフラストラクチャ、データベース、アプリケーションを再設計または再構築する必要はなく、特定の管理サーバーや変換サーバーも必要ありません。
新機能には、Autonomous Database Dedicated、Autonomous Cloud@Customer、Exadata Database Service on Cloud@Customer および Exascale Infrastructure、OCI Object Storage、Autonomous Database上でのディザスタ・リカバリの訓練用スナップショット・スタンバイのサポート、UXの改善などがあります。
Full Stack DRは、運用に必要な時間や人数を削減することで、運用コストを低減します。
お客様は、Full Stack DRの設定前に、既存の業務システムの再設定や再展開を行う必要がなく、複雑なリカバリー・プロセスを自動的にオーケストレーションすることができます。
Full Stack DRは、組込みのインテリジェンスを使用して、コンピュートとデータベースのDR計画を自動的に生成します。
Full Stack DRは、最小限の人的操作で、すべてのビジネス・システムのDRオペレーションを実行するための同じシンプルなプロセスを提供します。
Full Stack DRは、コンピュート・インスタンスと専用仮想マシン(VM)ホストのOCIサービスと緊密に統合されており、プライマリ・リージョンとスタンバイ・リージョン間でストレージをレプリケートするためのブート・ボリューム、ブロック・ボリューム、ファイル・ストレージも備えています。また、Full Stack DRは、Oracle Autonomous Database、Oracle Base Database Service、Oracle Exadata Database Serviceとも完全に統合されています。
Full Stack DRは、組込みのインテリジェンスを使用して、オラクルのアプリケーションおよびインフラストラクチャのDR計画を生成します。
すべてのステップは完全に自動化されており、コンピュート、データベースおよびアプリケーションをスタンバイ・リージョンに移行するために人の手は必要ありません。
独自の要件を満たすようにDR計画を調整できます。DR計画は完全に拡張可能であるため、シェル・スクリプトやOracle Cloud Infrastructure Functionsなど、あらゆるタイプのカスタム自動化を統合できます。
Full Stack DRでは、スタンバイ・リージョンでのリカバリ操作が正常に行われるように、DR計画が実行される前に包括的な事前チェックが実施されます。
Full Stack DRは、業務システムが特定のDR導入アーキテクチャに従うよう、お客様に指示・要求するものではありません。お客様は、ストレージ、ネットワーク、コンピュート、データベース、ミドルウェア、アプリケーション、およびその他のサービスを、OCIの慣れ親しんだ方法でプロビジョニングするだけでよいのです。
Full Stack DRは、特別なインフラストラクチャや変換、管理、スナップショット、管理サーバーを必要としません。
OCIコンソールを使って、リカバリ操作の全ステップを視覚的に観察することができます。また、プロセスのどの時点でも、リカバリ操作を一時停止、再開、またはキャンセルすることができます。
REST API、CLI、SDK、Terraform、Resource Managerを使用して、DR保護グループとDR計画を素早く作成し、リソースを配置します。
オラクルのエキスパートが、Full Stack DRを中心に構築されたディザスタ・リカバリ・ソリューションを紹介します。
OCIリージョン全体にわたるオラクルのPeopleSoftアプリケーションのシングルインスタンス導入のリカバリを管理するFull Stack DRの構成方法をご確認ください。
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OCI Full Stack Disaster Recoveryを活用してビジネスを保護する
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