オラクル、Fusion Data Intelligenceのインテリジェント・アプリケーションとAIによる新機能を発表
People Leader WorkbenchとSupply Chain Command Centerのインテリジェント・アプリケーションが、よりスマートかつ迅速なビジネスの意思決定を支援
Oracle CloudWorld, ネバダ州ラスベガス—2024年9月12日
（本資料は米国2024年9月10日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です）
オラクルは本日、組織がデータ資産から最大限の価値を引き出し、ますます分析ドリブンとなりつつあるビジネス環境において競争力を獲得できるよう支援する、「Oracle Fusion Data Intelligence」のAIを活用した新機能を発表しました。「Oracle Fusion Data Intelligence」の最新のアップデートには、「Oracle Fusion Cloud Human Capital Management (HCM)」および「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing (SCM)」向けの新しいインテリジェント・アプリケーションが含まれ、従来の分析にとどまらず、日々の重要な業務においてユーザーにアクションを推奨します。
Oracle Analytics担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのT.K.アナンド (T.K. Anand)は次のように述べています。「データの収集と分析は始まりに過ぎず、最適なビジネスの意思決定に基づいて行動することが、重要な次のステップです。組織はこれまで何度となくデータのサイロ化に悩まされ、行動を実行したときにはすでに手遅れで、ビジネスに影響を与えることができない状況に陥っていました。『Oracle Fusion Data Intelligence』は、AIによるインサイトを行動へと変換することで、この状況を変え、組織が新たな機会を獲得するためにより迅速に行動できるようにすることを目的としています。新しいAI機能は、組織のデータをつなげて可視化することにより、価値実現までの期間を短縮することで、競合他社より常に前を行く支援をします。
「Oracle Fusion Cloud Applications」向けに構築された「Oracle Fusion Data Intelligence」は、ビジネス・データ、すぐに使える分析、デフォルトのAIおよび機械学習（ML）モデルを統合して、より深いインサイトを提供し、意思決定から実用的な結果が得られるまでのプロセスを加速します。「Oracle Fusion Data Intelligence」の新機能は次のとおりです。
- Oracle Cloud HCM向けのPeople Leader Workbenchインテリジェント・アプリケーション: リーダーとその人事および財務‐部門が、変化するビジネス・ニーズに人材戦略を適応させる支援をすることで、組織によるビジネス目標と財務目標の達成を可能にします。
- Oracle Cloud SCM向けSupply Chain Command Centerのインテリジェント・アプリケーション: サプライチェーン・ネットワーク全体にわたりインテリジェントなアクションを推奨することで、組織が変化する需給および市場の状況に迅速に対応できるように支援します。
- Salesforce CRMのネイティブなサポート: Salesforceをご利用のお客様がCRMデータと「Oracle Fusion Cloud Applications」からのデータを迅速に結合できるようになり、データ品質の向上、部門横断的な分析の強化、ビジネスにとって重要な情報の正確な把握を支援します。
- Oracle Fusion Data Intelligenceによる運用レポート: 予測情報とトランザクション情報の両方に関する包括的な可視化を行うことにより、組織は日々の運用を効率化できます。
- ERP、HCM、SCM、CX分析のための新しいAI/ML機能: ユーザーが予測の精度を上げ、より適切な行動をとることができるようにすることで、組織の意思決定の向上を支援します。
- AIによる開発者アシスタント: 開発者が生成AIを活用して「Oracle Fusion Data Intelligence」サービスの構成を効率化し、ガイド付きのステップ・バイ・ステップのプロセスによりサード・パーティのデータ・ソースの追加を加速できるように支援します。
その他のリソース
【本件に関するお問い合わせ先】
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