従来は困難だった時間やリソース、成果の創出を可能にし、業務のあり方を革新する新しいエンタープライズ・アプリケーションを提供
Oracle AI World、ロンドン—2026/04/14
(本資料は米国2026年3月24日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
オラクルは本日、成果志向でプロアクティブ、かつ推論に基づいて動作し、エンタープライズ環境での運用を前提に設計された、専門AIエージェントが連携する新たなクラスのエンタープライズ・アプリケーション「Fusion Agentic Applications」を発表しました。「Oracle Fusion Cloud Applications」に組み込まれた「Fusion Agentic Applications」は、統合された企業データ、ワークフロー、ポリシー、承認階層、権限、およびトランザクションのコンテキストに安全にアクセスし、業務プロセス内で意思決定を行い、その決定を実行できます。コパイロットやAIアシスタント、その他のAI追加機能とは異なり、「Fusion Agentic Applications」はトランザクション・システムにネイティブに組み込まれているため、エンタープライズ規模でリアルタイムかつ完全なガバナンスのもとで実行できます。
オラクルのアプリケーション開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるスティーブ・ミランダ(Steve Miranda)は、次のように述べています。「成果の創出のためではなく、プロセス管理に多くの時間が費やされている現状では、現代のビジネスに求められるスピード、複雑さ、期待値を満たすことはできません。『Fusion Agentic Applications』によって、エンタープライズ・ソフトウェアは単なる記録管理システムから進化し、定められたビジネス目標の達成に向けて推論し、意思決定し、実際に行動できるアプリケーションが実現します。これは業界にとって大きな進歩であり、お客様がより迅速に成果を得て、貴重な時間を戦略的な活動に集中させ、業務の進め方を再定義できるよう支援します。」
「Fusion Agentic Applications」は、推論と実行が連携され、継続的にビジネス成果を創出し、その成果をさらに発展させていくよう設計されています。明確な役割や専門性、意思決定権限を持つAIエージェントのチームによって構成されており、特定の目的の達成に向けて、なぜ・いつ・どのように業務を進めるべきかを自律的に判断できます。「Fusion Agentic Applications」は、既存の「Oracle Fusion Cloud Applications」セキュリティ・フレームワークのもとで完全に動作し、ガードレール内で定型的なアクションを自律的に遂行します。そして、人による判断が成果に大きな影響を与える例外やトレードオフ、重要な意思決定のみをユーザーに提示します。記録管理システムと成果創出システムを独自に融合することで、組織は次のようなメリットを得ることができます。
「Fusion Agentic Applications」は、業界トップクラスのLLMを活用し、「Oracle Cloud Infrastructure」上で稼働することで、世界でも屈指の包括的なクラウド・アプリケーション・スイートをさらに強化します。これにより、財務・人事・サプライチェーン・カスタマーエクスペリエンス分野のリーダーが、ビジネス成果を大幅に向上させることが可能になります。現在、特定の目的達成を支援する22種類の新しい「Fusion Agentic Applications」が提供されています。これには以下が含まれます。
新しい「Fusion Agentic Applications」は、「Oracle AI Agent Studio」を中心とした包括的なAIエコシステムによって支えられています。「Oracle AI Agent Studio」に新たに搭載された「Agentic Applications Builder」を使うことで、組織は従来のアプリケーション開発なしに、オラクルやパートナー、外部のエージェントを再利用しながら、AIによる自動化やエージェント型アプリケーションを簡単に構築し、連携・実行できます。さらに、組み込みの可観測性、ROI測定、そして安全管理機能により、エージェントは価値を定量的に提供し、責任ある形で大規模に運用できます。
ISGのチーフAI/ソフトウェア・アナリストであるMark Smith氏は、次のように述べています。「『Oracle Fusion Agentic Applications』の導入は、エンタープライズ・ソフトウェアが単なるタスクの自動化から成果主導の実行へと進化し、自律型エンタープライズを目指す上で重要な転換点となります。組織がビジネス全体で自動化を拡大していく中で、セキュリティや承認をアプリケーション・スイート内に確保しつつ、さまざまな機能を横断してエージェント同士を連携させることができるプラットフォームを持つことは、大きな差別化要因となります。」
IDCのFinancial Applications担当リサーチ・ディレクターであるKevin Permenter氏は、次のように述べています。「エージェント型アプリケーションは、人々の時間を奪う雑多な業務を減らし、人間の判断が求められる重要な意思決定をより際立たせることで、その真価を最大限に発揮します。人が例外対応に専念し、エージェントが日常的な調整やフォローアップを担うことで、『Oracle Fusion Agentic Applications』は、組織が時間を有効活用し、業務の一貫性を高め、財務・人事・サプライチェーン・カスタマーエクスペリエンス全体で意思決定をスピードアップできるよう支援します。」
Arion ResearchのCEO兼チーフ・アナリストであるMichael Fauscette氏は、次のように述べています。「エンタープライズAIにおける根強い課題のひとつは、トランザクション・システムに十分に統合されないまま、既存のワークフローにインテリジェンスを付加してきた点です。『Oracle Fusion Agentic Applications』におけるオラクルの特徴的なポイントは、エージェントがアプリケーション・スイート内部で動作し、企業に必要なデータやポリシー、承認階層、ガバナンス・フレームワークにネイティブにアクセスできる点にあります。このようなアーキテクチャ上の強みを活かすことで、顧客はAIの試行から業務での実行へと、より迅速に移行できるでしょう。」
「Oracle Fusion Cloud Applications」の詳細は、www.oracle.com/applicationsをご覧ください。
Oracle Fusion Cloud Applicationsは、組織が業務を迅速に実行し、より賢明な意思決定を行い、コストを削減できるようにする、AI機能が組み込まれた統合クラウド・アプリケーション・スイートを提供します。Oracle Fusion Cloud Applicationsには、次の製品が含まれます。
オラクルは、統合されたアプリケーション・スイートと安全な自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudで提供しています。オラクル(NYSE: ORCL)について詳しくは、www.oracle.com をご覧ください。
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