Press Release

パナソニックグループ全社向け社内システムのクラウドデータベース基盤としてOracle Cloud Infrastructureを採用

性能向上およびインフラストラクチャ削減に向け、17台のExadataで稼働する2,000以上のデータベース環境からコスト効果を見込めるシステムのOCI移行を開始

利用者18,000人、60を超えるシステムと連携する国内最大規模の販売統計分析システムのクラウド移行が完了

東京2024年4月15日
Panasonic Information Systems

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:玉置 肇、以下 パナソニックIS)がパナソニックグループ各社で利用する社内システムのクラウド・データベース基盤として「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」を採用したことを発表します。現在17台の「Oracle Exadata」上で稼働する数百におよぶ社内システムの2,000を超えるデータベース環境において、クラウド化によるコスト低減効果が見込まれるものから優先的に「Oracle Exadata Database Service」への移行を開始しています。この一環として、移行対象システムの中でも最大クラスの利用者18,000人、60以上の関連システムと連携し、30TBのデータを含む国内家電販売に関する情報を一元管理する販売統計分析システムの移行が2024年2月に完了しました。このシステムはOCI移行により、従来構成と比較して7,000万円/年のインフラコスト低減が見込まれています。

パナソニックでは、事業の競争力強化に向けて働き方・ビジネスのやり方を含めて変革し、経営のスピードアップを目指す 「Panasonic Transformation」(PX) をグループ全体で推進しており、「ITの変革」が一つの柱になっています。パナソニックISではその指針の元、パブリック・クラウドを適材適所で最大限活用する 「PXベストハイブリッドプラットフォーム」の構築に取り組んでおり、データベース基盤を利用する各システムのうち、クラウド移行によって高いコスト低減が期待できるものを優先的にOCIへ移行しています。

パナソニックISでは2011年頃からオンプレミス環境の「Oracle Exadata」の導入を開始し、現在は17台で、2,000以上のデータベースをマルチテナント・アーキテクチャで集約し、78,000以上のアプリケーション・スキーマを運用しています。大規模な集約による高性能と可用性をパブリック・クラウド上でも実現できるため、OCI上で提供される「Oracle Exadata Database Service」を採用しています。

「Oracle Exadata Database Service」は、「Oracle Exadata」の高い処理能力を発揮しながら、クラウド管理を自動化するマネージド・サービスにより、構成や設定ミスの発生しやすい手動でのデータ管理タスクを軽減し、アプリケーションの安定性とセキュリティも向上します。性能や可用性維持のためのハードウェアのメンテナンスなどの運用管理の負荷を軽減し、消費電力、データセンターの使用スペースを削減することでトータルコスト削減に寄与します。

パナソニックISは、日本オラクルのコンサルティング部門の支援のもと、「Oracle Exadata Database Service」での基盤の構築とシステム移行を2023年2月から進めています。データベース基盤はOCI、アプリケーションは必要に応じて他のクラウドとのマルチクラウド構成、システム要件によっては遠隔地でのレプリケーション構成を選択するなど、移行の構成を各システム毎に設定しながら検討を進めています。2024年2月に移行完了した大規模販売統計分析システムを含め、これまでに約30のシステムの移行が完了しており、いずれも安定した性能で稼働しています。これらのシステム移行により、オンプレミス環境と比較して約50%のデータベースインフラコスト低減を実現しています。

パナソニックISでは、今回のグループ各社向けのExadata運用で培ったノウハウを活かし、「Oracle Exadata Database Service」への移行を検討中のパナソニックグループ外の企業も対象にサービス提供を図っていきます。

パナソニックIS インフラソリューション本部 プラットフォームサービス部 事業部長 横須賀 武士 氏は次のようにコメントしています。「今回の社内システムのクラウド移行においては、現行システムのデータベースの性能を維持または向上することを前提に、適材適所でシステム毎に構成を決定し、そのシステムに最適な環境への移行を進めています。『Oracle Exadata』 のクラウド移行には、パブリック・クラウドで『Oracle Database』の高機能なデータベースがそのまま利用できることもメリットでしたが、性能検証の結果、大規模システムになるほどOCIのコスト・パフォーマンスは他のクラウドより優れていました。まだ、数百のうちの一部の移行が完了した段階ですが、残りのシステム移行、今後のデータ活用の取り組み、一般市場向け展開など、さらなる日本オラクルからの支援に期待しています。」

また同社でインフラ全体統括をする取締役兼専務執行役員 酒井 智幸 氏も今後の日本オラクルへの期待として次のようにコメントしています。「OCIの活用として、販売統計分析システムの移行案件は最も大規模なシステムとなりました。事前検証により性能面等、移行についての要件は満たすことがわかっており、プロジェクトを無事完了することが出来ました。日本オラクルのコンサルティング部門の支援も頂きながら発生課題の潰し込みが出来た点も移行完遂の要因の一つにあげられます。今後は移行案件の内製化支援、クラウドならではの運用負荷の軽減、新機能の早期活用の支援に期待しますとともに、データベースサービスの要件を考慮したハイブリッドクラウド環境の構築をリード頂くことを期待しています。」

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