Informaticaは、マスター・データ管理、データ統合、ガバナンスにおける強みでOracle Cloudを強化しています。両社共通の顧客の歴史を共有する組織は、このパートナーシップを通じて、データ・ウェアハウスをデータ・レイクハウスに移行して最新化し、信頼できるデータの力をAIジャーニーで活用することが可能になるという確信を得ることができます。
「OCI上のデータ・ウェアハウスおよびレイクハウス・ソリューション向けエンタープライズ・クラウド・データ統合、ガバナンス、マスター・データ管理のためのオラクル優先パートナーであることを光栄に思っています。Informaticaが提供するAI搭載、クラウドネイティブのIntelligent Data Management Cloudプラットフォームにより、私たちの共同顧客はデータの価値を最大化し、分析とAIの新しいユース・ケースを生み出すことができます」
— Informatica、エコシステム・アライアンス担当グループ・バイス・プレジデント、Rik Tamm-Daniels氏
「オラクルとInformaticaは自然な組合せであり、このパートナーシップはお客様に大きな価値をもたらします。お客様には、クラウドに移行し、既存のオンプレミス投資を維持するための多くのインセンティブが提供されています。」
- IDC、データ統合およびインテリジェンス・ソフトウェア・サービス、リサーチ・ディレクタ、Stewart Bond氏
アプリケーションとデータ・ウェアハウスをOracle Cloud Infrastructure (OCI)に移行することで、データ・ファブリック全体の信頼できるデータでリアルタイムのAIエクスペリエンスを向上させ、インサイトを得ることができます。既存のInformatica PowerCenterパイプラインをOCIに移行し、既存の投資を維持することができます。さらに、あらゆるデータを対象とする業界トップクラスのデータ・ガバナンスを追加して、信頼性を高めることができます。
InformaticaソフトウェアをOCI上で実行し、高いパフォーマンス、スケーラビリティ、および他のクラウドよりも最大50%低いインフラストラクチャ・コストを実現できます。オラクルとInformaticaが共同で開発した最適化により、データはOracle Autonomous Databaseに集約されます。OCIのネットワーキング・パフォーマンスにより、クラウドおよびデータ・センター全体のデータを素早く取り込んで統合し、より迅速なインサイトを提供できます。
Informatica、オラクルおよび認定されたグローバル・システム・インテグレータから製品、財務、サービスのインセンティブを得て、オンプレミス・アプリケーションとデータ・ウェアハウスをOCIに迅速かつ低コストで移行できます。これらのインセンティブには、Informatica PowerCenterおよびOracle Database向けの無料の自動移行ツールが含まれています。
Informaticaは、データの統合とガバナンスのために、Intelligent Data Management Cloud (IDMC)サービス・ファミリをOCIに追加しています。IDMCは、数百のデータ・ソースへのアクセスを可能にし、オラクルのデータ・ウェアハウスおよびレイクハウス・エコシステムだけでなく、他のクラウドおよびオンプレミスのデータ・ストアにも共通のデータ管理プラットフォームとガバナンス・レイヤーを提供します。
Informaticaは、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageと、Autonomous Database、Exadata Database Service、Exadata Cloud@Customerを含むすべてのOracle Database Cloudサービスへの接続をサポートしています。
Cloud Data Governance and Catalogサービスは、ルールが適用されたデータ品質、エンタープライズ・データ・カタログ、およびセルフサービスでの全ユーザーの可視化により、データ準備パイプラインを改善し、データとその系統を検出できるようにすることで、OCIデータ統合サービス・ポートフォリオを補完します。
Informatica IDMCは、多様なエンタープライズ・データ・ファブリックを接続および分析するAI搭載のデータ管理ソリューションです。クラウド・ネイティブでマイクロサービスベースのアーキテクチャをOCIの低レイテンシのマルチクラウド接続と組み合せることで、迅速かつ大規模にインサイトを獲得できます。共通のメタデータ基盤がすべてのサービスをサポートし、ユーザー・エクスペリエンスを簡素化する統合ダッシュボードを提供します
市場をリードするデータ統合により、開発者とエンド・ユーザーは、メタデータを大量に含み、オンプレミスとクラウドのデータ・ソースおよびターゲットを幅広くサポートするデータ・カタログから、AIの影響を受けるローコード/ノーコードのデータ・パイプラインを組み立てることができます。
経営陣や開発者がデータをより的確に理解できるようになり、信用と信頼が高まります。技術用語またはビジネス用語を使用してデータ・アセットを検索できます。コンテキストに応じたブラウズ可能な階層ビューを使用して使用状況と系統を調査し、誰もがシームレスなエクスペリエンスを得ることができます。
MDMは、企業全体でのマスター・データ共有に使用される単一の統合された高品質レコードを提供します。マスター・データを一元管理することで、業務データと分析データの正確性を確保するための信頼できる基盤が実現します。MDMには、顧客や製品といった最も一般的なマスター・データ用の事前構築済アプリケーションも含まれています。
分析結果を信頼するために、時間をかけてデータ品質をプロファイリング、標準化、測定、監視できます。データのクレンジングと標準化、住所の検証、解析、重複解除、エンリッチメントのための再利用可能なルールにより、継続的な一貫性を確保できます。
Informaticaは、PowerCenterからInformatica Intelligent Data Management Cloudへの移行をツールと自動化によって簡素化します。
オラクルは、アプリケーションとデータ・ウェアハウス・データベースをオンプレミスからOCIに移行するためのオンラインおよびオフラインのオプションを提供しています。これらの移行オプションの多くは無料で利用できます。
お客様は、既存のメンテナンス料金をクラウド・モダナイゼーション・プログラムのクレジットで相殺できます。さらに、Informaticaプロフェッショナル・サービスのクレジットを使用して移行コストを削減できます。
オラクルは、オンプレミスのOracle Business Intelligence Enterprise Edition (OBIEE)実装をOracle Analytics Cloudに移行するインセンティブを提供します。OBIEEデータ統合パイプラインでInformatica PowerCenterも使用するお客様は、PowerCenterからクラウドへのインセンティブも利用できます。
Oracle Cloud Lift Servicesは、クラウド移行の計画、設計、プロトタイピングおよび管理について、OCIエンジニアによるガイダンスを提供します。オラクルは、このサービスを利用するインセンティブを用意しています。
OCIのデータ・ウェアハウス・エコシステムには、データの管理、永続性および消費が含まれます。Informaticaのデータ管理機能により、データの取込みおよびデータ・パイプラインの準備にETL、ELT、CDCを使用できます。データ・カタログは、データの定義、変換、系統を取得し、検出、透明性、ガバナンスを実現します。信頼されたデータは、分析、データ・サイエンス、アプリケーション統合で消費されます。
データ・レイクのOCIリファレンス・アーキテクチャにより、運用ログ、センサー・データ、ソーシャル・テキスト、ビデオ、データベース・トランザクション、アーカイブなど、大量の多様なデータについて、低コストの格納と処理が可能になります。Informaticaデータ管理では、エンタープライズおよびクラウドのデータ・ソースを取り込んでカタログ化し、必要に応じてデータ・サイエンス、アナリティクスおよびアプリケーションの統合用にそれらを変換できます。
OCI上にレイクハウスを構築することで、お客様は、データ・ウェアハウス、データ・レイク、データ・センターにまたがる多様なデータの取込み、格納、管理、消費を行うことができます。Informaticaデータ管理はOCIでネイティブに実行され、接続、キュレーション、ガバナンスを提供します。
このガイド付きワークショップでは、OCI MarketplaceからInformatica Secure Agentをダウンロードして、Autonomous Databaseに接続し、Informatica Data Management Cloud (IDMC)のデータ統合を使用してデータ統合パイプラインを作成します。
「SKY Brasilは、ビジネスを最新化するために、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)を選択しました。データ管理のリーダーであるInformaticaとオラクルのユニークなパートナーシップにより、すべてのデータの分析とガバナンスをOCIで加速し、深化させるとともに、ブラジルのデータ保護法で規定されたデータ・セキュリティ基準を上回ることができるようになりました。」
データ・マッピングおよび変換プロセスを順を追って確認
セルフサービスでの検出とエンタープライズ・データへのアクセス
OCI上のInformaticaのソリューション・アーキテクチャを確認
製品、パートナー、移行インセンティブについて詳しく知る