自律型取引処理

Oracle Autonomous Transaction Processingは、トランザクション、分析、バッチのワークロードを同時に実行するために最適化された、完全に自動化されたデータベースサービスです。パフォーマンスを高速化するために、行形式や索引、データ・キャッシュがあらかじめ設定されており、同時にスケーラビリティ、可用性、透過的なセキュリティ、リアルタイムの運用分析を提供します。アプリケーション開発者とDBAは、機能や原子性、一貫性、分離、耐久性(ACID)特性を犠牲にすることなく、迅速、容易、かつコスト効率よくアプリケーションを開発および導入できます。Oracle DatabaseとOracle Exadataを基盤に構築されたAutonomous Transaction Processingは、サーバーレスまたは専用環境のOracle Cloud Infrastructure(OCI)で利用できるほか、Oracle Exadata Cloud@CustomerやOCI Dedicated Regionを使用してオンプレミスでも利用可能です。

Oracle Database@Azure、Microsoft Azureの米国東部リージョンで提供開始

2024年には、他のリージョンでも利用可能になる予定です(ドイツ中西部から、英国南部、オーストラリア東部、日本東部、カナダ中部、ブラジル南部、フランス中部、米国中部、米国中南部)。Oracle Databaseをクラウドに移行することで、Microsoft AzureのOracle Cloud Infrastructureで稼働するOracle Databaseサービスを活用して最高レベルのパフォーマンスと可用性を実現できます。

オンプレミスのOracle Database Standard EditionからOracle Autonomous Databaseに移行して、コストを削減し、パフォーマンスを向上

クラウド上のフルマネージドで高可用性のスケーラブルでセキュアなOracle Databaseサービスで開発とアプリケーション・パフォーマンスを加速します。

Critical Capabilities for Cloud Database Management Systems for Operational Use Cases(運用ユースケース向けのクラウド・データベース管理システムの重要な機能)

Oracle Autonomous Databaseは2021 Gartner Critical Capabilities for Cloud Database Management Systems for Operational Use Cases(運用ユースケース向けのクラウド・データベース管理システムの重要な機能)レポートのすべて(4つ)のユースケースで最高得点を獲得しています。

Autonomous Transaction Processingの特長

自律型管理によるデータ管理の簡素化

自動プロビジョニング

フォールトトレラントで可用性の高いデータベースを数分で展開します。

自動スケーリング

コンピューティング・リソースを自動的にスケーリングし、ダウンタイムなしでパフォーマンスとスループットの要件を満たします。オンラインの動的スケーリングで真の従量制を実現します。

自動チューニング

データやスキーマが時間の経過とともに変化しても、データベースを自動的に構成および調整します。メモリ構成、データ形式、インデックス、およびアクセス構造は、パフォーマンスを向上させるために自動的に最適化されます。

自動バックアップ

オラクルのオブジェクト・ストレージにあるデータベースの毎週の完全バックアップと毎日の増分バックアップを実行し、それらを最大60日間保持して、任意の時点に復元および回復します。

自動修復

障害を継続的に監視および予測することにより、ハードウェアおよびソフトウェアの障害を修正します。リクエストは正常なデバイスにすぐにリダイレクトされ、データベースのパフォーマンスを維持します。

自動フェイルオーバー

本番データベースのリアルタイムリモートコピーを維持し、Autonomous Data Guardを使用してプライマリコピーからリモートコピーに自動的に切り替えることにより、サイトのダウンタイムを排除します。

自律型の機能による開発者の生産性の向上に関する技術詳細のWebキャストを見る


ローコード・ツールおよび機能によるアプリケーション開発の簡素化

リレーショナル・データ・モデルおよび非リレーショナル・データ・モデルのサポート

ドキュメント、グラフ、空間、JSON、XMLなどの複数のデータ形式をネイティブでサポートし、アプリケーション開発を高速化します。データの断片化を防ぎ、サイロ化されたデータ・ストアに起因する煩わしいデータ管理を軽減します。

最新のアプリケーション開発のREST APIサポート

データベース管理REST API、Webインターフェイス、およびRESTへのPL/SQLゲートウェイを提供し、すべてのデータを有効にしてより簡単で高速なアクセスを実現します。

ノーコード/ローコード開発プラットフォーム

オラクルのローコード・アプリケーション開発プラットフォームであるAPEX App Devは、Oracle Autonomous Databaseに組み込まれており、ハンド・コーディングを98%排除できます。開発者はAPEX App Devで高度なアプリケーションを迅速に構築できます。

データベース内機械学習(ML)アルゴリズム

30を超えるMLアルゴリズム、自動化されたML関数、オープンソースのPython及びRとの統合を実現し、データベースからデータを移動することなくMLモデルと分析ダッシュボードを簡単に構築できるようにします。

API主導の開発のためのセルフサービスツール

Oracle Autonomous Database Data Studioは、組み込みのセルフサービス・データロード、データ変換、ビジネス・モデルを提供します。これにより、あらゆるデータのロード、複数のデータタイプにわたる複雑なクエリの実行、高度な分析モデルの構築、情報の可視化、インサイトの提供、データドリブン・アプリケーションの開発を容易にします。

高速クローニング

データベース全体またはメタデータのみの高速クローンを作成して、新しいプロジェクトをすばやく開始します。実行中のデータベース・インスタンスやバックアップ・データベースからクローンを作成します。

Oracle Autonomous Database@Azureによる構築

Microsoft Cloudの機能、Azureアプリケーション開発ツールおよびフレームワークと、OCIのOracle Databaseサービスのパワーを組み合わせます。


統合ジェネレーティブAI機能

Select AIの機能は、ユーザーが自然言語で質問し、それをAutonomous Databaseが解釈することを可能にします。この機能を使用するユーザーは、元となるデータやSQL言語に関する知識を必要としません。


データベース・セキュリティによるリスクの軽減

常時暗号化

データベース全体と、作成して制御する暗号化キーを使用したバックアップの自動暗号化を実現します。これにより、保存時および移動中のデータが常に安全になります。

自動パッチ適用

セキュリティの脆弱性に対するパッチの適用やアップグレードをダウンタイムなしでデータベースに実行します。パッチ適用中にもアプリケーションは引き続き実行されます。

データのプライバシー

データベース管理者は顧客データを見ることなくすべての管理タスクを実行できます。OSや管理者権限へのアクセスをブロックしてフィッシング攻撃を防ぎます。

機密データのセキュリティ

Oracle Autonomous Transaction Processingに含まれているOracle Data Safeを使用すると、機密データの検出、セキュリティ・リスクの評価、機密データのマスキング、セキュリティ制御の実装と監視を簡単に行うことができます。

高度な監査

パフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら、すべてのイベントをログに記録します。分析、フォレンジック、コンプライアンスの監査をいつでも監視できます。


一貫性のある高いパフォーマンスの確保

高性能

データベースに最適化されたハードウェア、自動チューニング、およびインデックス作成を利用することで、他のクラウド・プロバイダよりも80%低いレイテンシと5倍以上のスループットを実現します。

常時オンライン

オラクルのGen 2 Cloud Infrastructure、Oracle Autonomous Data Guard、および毎日の自動バックアップの組み合わせを使用することで、99.995%を超える可用性を実現します。

人的ミスからの保護

Oralce Autonomous Transaction Processingで提供されるOracle Flashbackは、アプリケーション・スキーマに対する誤った変更を瞬時に巻き戻し、人的エラーからユーザーを保護します。行、トランザクション、テーブルなど、すべてのレベルでデータベース全体のリカバリをサポートします。

*99.995%の可用性のサービス・レベル合意(SLA)は、Autonomous Data Guardの使用を前提としています。Autonomous Data Guardが有効になっていない場合、SLAの可用性は99.95%です。


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Oracle Autonomous Transaction Processingのお客様事例

お客様がOracle Autonomous Databaseを使用してトランザクション処理を高速化し、ビジネスを変革する方法について学ぶ。

  • CERN Openlabのロゴ
  • Grupo DPSPのロゴ
  • Mestecのロゴ
  • Siemensのロゴ
  • Strandsのロゴ
  • Surdell and Partnersのロゴ
  • Consis Internationalのロゴ
  • BBVAのロゴ
JASCIのロゴ

「JASCIは、Oracle Autonomous Databaseによって、お客様が、拡大し続ける製品ラインの注文をさらに迅速に提供し、翌日出荷の時代に成功できるように、ロジスティクスに革命を起こしています。」

- JASCI Software、CEO、Craig Wilensky氏

Oracle Autonomous Transaction Processingのユースケース

  • カスタム・アプリケーションの移行

    カスタムおよびISVアプリケーションを最適化および拡張して、パフォーマンス、可用性、およびセキュリティを向上するだけでなく、管理の複雑性を軽減します。自律型の運用で総保有コストを削減します。

    詳細

  • Oracle Applicationsの移行

    PeopleSoft、JD Edwards、SiebelなどのOracle Applicationsを最適化および拡張するだけでなく、管理の複雑性を軽減します。アプリケーションの価値を向上するだけでなく、コストを削減します。

    Oracle Autonomous Transaction Processing上のPeopleSoft

    Oracle Autonomous Transaction Processing上のOracle Siebel CRM

    Oracle Autonomous Transaction Processing上のOracle JD Edwards

  • APEX App Devでノーコードまたはローコード・アプリケーションを構築および実行

    Oracle Autonomous Transaction Processingに組み込まれたローコード開発ツール、Oracle APEX App Devを使用して、最小限のコーディングで、スケーラブル、セキュア、かつデータドリブンなアプリケーションを構築することができます。

    Siemens Mobility、列車信号制御システムにリアルタイム情報を提供します。

  • クラウド・ネイティブ・アプリケーションを構築および実行

    共通のセキュリティ、パフォーマンス、および可用性モデルを維持しながら、複数のデータベース・モデルと独立したデータベース・コンテナを利用するマイクロサービス・アプリケーションを構築します。

    Neosは、新しい多機能のクラウドネイティブ・アプリケーションを構築して、顧客価値を向上しています。

  • データセンター内の自律型サービスによるミッションクリティカル・アプリケーションの導入

    ITがデータの予算、容量計画、可用性、セキュリティ、ガバナンスを制御しながら、安全で管理された高パフォーマンスなセルフサービス・データベースを提供します。

    Unicomerはビジネス・インサイトを加速しています。

    データシートを読む(PDF)

  • マルチクラウド環境におけるトランザクション処理アプリケーションの導入

    Oracle Autonomous Database@AzureによるAutonomous Transaction Processingを使用して、Microsoft Azureデータ・センターでクラウドネイティブ・アプリケーション、カスタム・アプリケーション、およびパッケージ・アプリケーションを実行します。Azureデータ・センターにコロケーションされたOCIサービスであるAutonomous Transaction ProcessingとAzureリソースとの接続による、マルチクラウド・アプリケーションからデータベースへの最短のレイテンシをご活用ください。

    Oracle Database@Azureのブログを読む

    詳細

  • 大規模なIoTデータによるリアルタイムの混合ワークロード・アプリケーションの構築

    単一目的データベースの複雑な運用上なしで、IoTデータなどのKey-Valueトランザクションの強力な分析によって数十億のインサートと取得を直ちに実現します。

    MinesenseがIoTデータで精度と効率を向上している事例をお読みください。

Oracle Autonomous Transaction Processingの価格設定

Oracle Autonomous Transaction Processing Serverless

製品
比較価格
(/vCPU)*
単価
単位
Oracle Autonomous Transaction Processing–ECPU


ECPU/時間
Oracle Autonomous Transaction Processing Exadata Storage for ECPU


1か月あたりのギガバイトストレージ容量
Oracle Autonomous Transaction Processing


1時間あたりのOCPU
Oracle Autonomous Transaction Processing–Exadata Storage

1か月あたりのテラバイトストレージ容量

Oracle Autonomous Database ECPU – よくある質問(PDF)



専用インフラストラクチャ上のOracle Autonomous Transaction Processing

製品
比較価格
(/vCPU)*
単価
単位
Oracle Autonomous Transaction Processing–Dedicated–ECPU


ECPU/時間
Oracle Autonomous Transaction Processing–Dedicated


1時間あたりのOCPU
Exadata Cloud Infrastructure - Quarter Rack - X9M


1時間あたりのホスト環境
Exadata Cloud Infrastructure - Database Server - X9M


1時間あたりのホスト環境
Exadata Cloud Infrastructure–Storage Server


1時間あたりのホスト環境
Oracle Cloud Infrastructure - Oracle Database Exadata Infrastructure - Database Server - X8M


1時間あたりのホスト環境
Oracle Cloud Infrastructure - Oracle Database Exadata Infrastructure - Storage Server - X8M


1時間あたりのホスト環境

  • 専用インフラストラクチャ上のOracle Autonomous Transaction Processing
  • –Database Exadataインフラストラクチャのサブスクリプションの最小期間は48時間です。

Oracle Autonomous Database ECPU – よくある質問(PDF)



Oracle Autonomous Transaction Processing on Exadata Cloud@Customer

製品
比較価格
(/vCPU)*
単価
単位
Oracle Autonomous Transaction Processing–Exadata Cloud@Customer–ECPU


ECPU/時間
Exadata Cloud@Customer–Autonomous Transaction Processing–Database


1時間あたりのOCPU

Oracle Autonomous Database ECPU – よくある質問(PDF)



Oracle Autonomous Transaction Processing Bring Your Own License (BYOL)

製品
比較価格
(/vCPU)*
単価
単位
Oracle Autonomous Transaction Processing–ECPU–BYOL


ECPU/時間
Oracle Autonomous Transaction Processing–BYOL


1時間あたりのOCPU
Oracle Autonomous Transaction Processing–Dedicated–ECPU–BYOL


ECPU/時間
Oracle Autonomous Transaction Processing–Dedicated–BYOL


1時間あたりのOCPU
Oracle Autonomous Transaction Processing–Exadata Cloud@Customer–ECPU–BYOL


ECPU/時間
Exadata Cloud@Customer–Autonomous Transaction Processing–Database–BYOL


1時間あたりのOCPU

*複数のクラウド・サービス・プロバイダの価格をさらに簡単に比較できるように、オラクルのWebページには、価格がコンピューティングベースの製品向けのvCPU(仮想CPU)とOCPU(Oracle CPU)の両方の価格が表示されます。製品自体、ポータル内のプロビジョニング、請求などでは、OCPU(Oracle CPU)ユニットを引き続き使用します。OCPUは物理CPUコアを表します。ほとんどのCPUアーキテクチャ(x86を含む)は、物理コアごとに2つのスレッドを実行するため、1つのOCPUはx86ベースのコンピューティングの2つのvCPUsと同等です。お客様にはOCPUごとに2つのvCPUのコンピューティング能力が提供されるため、お客様に請求される1時間あたりのOCPU料金は、先行インスタンスなどのサブコア・インスタンスである場合を除き、vCPU料金の2倍です。

Oracle Autonomous Database ECPU – よくある質問(PDF)

2023年9月19日

Autonomous DatabaseのElastic Resource Poolで高い結合密度を実現しながらコストを削減する方法

オラクル、プリンシパル・プロダクト・マネジャー、Can Tuzla

組織は、オンプレミスのOracle DatabaseインスタンスをAutonomous Databaseに統合して、リソースコストを削減することができます。多数のデータベースが存在し、それぞれがわずかなECPUしか必要としない、または非常に過負荷になっている場合もあるでしょう。Autonomous Databaseの新しいElastic Resource Pools機能は、このようなユースケースに対応します。この機能により、データベース・インスタンスをプールに統合し、ダウンタイムなしにスケールアップ/ダウンすることが可能になります。また、各インスタンスに個別にコストを支払う場合と比較して、コンピュートのコストを最大87%削減できる可能性があります。

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Oracle Autonomous Transaction Processingのドキュメント

Oracle Autonomous Transaction Processingの導入に関する製品ドキュメントおよびその他のリソースについては、Oracle Help Centerを参照してください。

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