Oracle Textura Payment Acceleratorはゼネコン向けのオプション機能で、既存の請求ワークフローを使用して早期支払いプログラムを実行できるようにします。
この製品ツアーでは、下請業者のキャッシュフローとプロジェクト成果を改善するために早期支払いを実行できるよう、プログラムを設定する方法についてご紹介します。
まず、Oracle Textura Payment Accelerator 内に専用の支払い口座を設定します。資金源は、社内の資金でも外部の資金でも構いません。
異なる資金源やプログラムルールに対応するために、複数の口座やプログラムを設定することができます。
支払い口座情報を入力し、「保存」をクリックします。社内口座、合弁事業口座、外部資金源など、異なる目的に合わせて異なる支払口座を設定することができます。
早期支払いプログラムでは、登録の一環として下請業者に提供される特定の条件(資金源、法的文言、価格条件など)を組織で設定することができます。必要に応じて、新しいプログラムを追加したり、既存のプログラムを変更したりすることができます。
プログラム名、表示名、下請業者の手数料率、資金調達および満期口座などのプログラム設定を定義します。
また、許可される請求書の種類、資金調達締切日、下請業者がデフォルトで登録できるかどうかについても定義できます。
取引先にプログラムへの登録を促すために、登録時に表示させたいテキストを追加できます。
下請業者がプログラムへの登録オファーを受け取る際に表示させたい利用規約、バナー、FAQ文書、ロゴをアップロードして、プログラムの設定を完了します。このセクションを使用して、取引先にプログラムを紹介します。
設定したプログラムはプロジェクトごとに提供でき、プロジェクト、組織、契約レベルで柔軟に調整することができます。
既存の請求ワークフローを通じて下請業者に参加を依頼できます。下請業者による登録が完了すると、請求書の承認後すぐに支払いを受けることができます。これにより、支払いが数週間早まります。新規プロジェクトの場合は、下請業者が契約を受理する際に登録オプションが表示されます。
貴社が早期支払いプログラムへの参加依頼を送信し、下請業者が契約内容を確認すると、登録オプションが表示されます。
このように、早期支払いプログラムへの登録は、通常のプロセスの追加ステップとして表示されます。
下請業者は、参加するかしないかを選択できます。参加するかしないかは完全に任意です。もし今登録を拒否しても、通常の請求プロセスの一環として、後で登録することができます。
下請業者が登録すると、画面に確認メッセージが表示されます。
下請業者は、使い慣れたユーザー・インターフェースから簡単に登録画面にアクセスし、管理することができます。必要に応じて登録を一時停止したり再開したりすることもできます。
請求書、支払い承認、支払いの管理は、使い慣れた Oracle Textura ワークフローで行います。
承認済みの請求書すべてを確認し、支払い可能なものを選択します。支払保留がない場合は、支払いを承認し、支払担当者に送ることができます。
支払を行う準備ができたら、支払項目にチェックを入れ、「選択した項目を支払う」をクリックすれば完了です。
支払のタイミングは自由に管理できます。
プロジェクト・ダッシュボードにより、プロジェクトチームはTPAの請求書を確認できます。企業ダッシュボードでは、プログラム管理者が進行中の請求書、今後の現金返済の必要性、締め切りが迫った請求書を確認できます。これにより、適切な対応をとって下請業者の参加を継続させることができます。
支払促進は、ゼネコンおよび下請業者向けの既存のTextura Payment Management請求ワークフローの拡張機能であり、会計システムとの統合により、プログラムを大規模に簡単に運用できます
資金調達、設定、プログラム提供の方法については、お客様と取引先の双方にとって経済的に合理的な方法を選択し、完全に管理することができます。
下請業者は、使い慣れた請求ユーザー・インターフェースにアクセスし、支払を早期に受け取ったり、予定通りに受け取ったりと、希望に応じて登録を管理できます。
Oracle Textura を活用することで、プロセスの公理かによる効率性の向上、コンプライアンス・リスクの低減、支払状況の可視性の向上などのメリットを得ることができます。Payment Acceleratorを活用することで、取引先に早期支払いオプションを提供し、支払時期を確実に保証できます。
Oracle Textura Payment Managementは、コラボレーティブな支払管理で支払の効率化を支援します。その様子をご覧ください。
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