HeatWave GenAIの統合および自動化されたセキュアな生成AIをAWSのお客様に提供
AWSとOCI上のHeatWaveによるベクトル処理は、Snowflakeよりも39倍、Databricksよりも96倍、Google Big Queryよりも48倍優れた価格性能比を実現
東京—2024年10月10日日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」と「Amazon Web Services (AWS)」の両方で生成AIをより簡単かつセキュアに利用できるようにするイノベーションを含む、新しい「HeatWave」の機能を発表しました。新しい機能により、お客様は、より幅広いユースケースに対応するレイクハウスおよび機械学習アプリケーションを迅速かつセキュアに実装できるようになるほか、トランザクション用アプリケーションのパフォーマンスと管理性も向上させることができます。
オラクルのチーフ・コーポレート・アーキテクトであるエドワード・スクリーベン(Edward Screven)は次のように述べています。「自動化、統合、セキュリティを備えた、強力かつ新しい『HeatWave』の機能を提供してきたオラクルの実績は、今やAIにまで拡大しています。たとえばSmarterDなどの企業は、新しい生成AIアプリケーションを『HeatWave』上で構築し、1か月以内に本番稼働させています。オラクルでは、インデータベースLLMを備えた『HeatWave GenAI』をはじめとするイノベーションをより多くのお客様が享受できるよう、AWS上でネイティブに利用できるようにします。これによりAWSのユーザーはAIの専門知識がなくても、高度な生成AIアプリケーションを構築できるようになります。複雑な手作業による統合やトラブルシューティングは不要で、データを別のサービスに移行する際のセキュリティ・リスクやコストも必要ありません。」
SOCOBOXのCTO兼創設者であるHans Ospina氏は次のように述べています。「『HeatWave』への生成AIの統合は、当社にとって大きな飛躍です。インデータベースLLM大規模言語モデル、自動ベクトル処理、AutoML、レイクハウスを当社のワークフローに取り入れることで、外部ツールのオーバヘッドなしに強力なAIベースのインサイトとアプリケーションを提供できるようになりました。この包括的なアプローチにより、当社の業務を簡素化できただけでなく、お客様のニーズに応えるリアルタイムかつ費用対効果の高いソリューションを確実に提供できるようになりました。」
多様なデータ・タイプやソースにわたり分析、トランザクション処理、機械学習、生成AIを適用する際、次のような新しい「HeatWave」の機能を活用できます。
AWSのお客様は、最大6つのAWSサービスを「HeatWave」に置き換えることで、複雑な作業を軽減できます。AWS上で利用可能な新しいHeatWaveの機能は以下のとおりです。これらの機能はOCIでも利用可能です。
「HeatWave GenAI」は、統合かつ自動化されたセキュアな生成AIを提供し、AIの専門知識やデータの移動、追加コストは不要で、開発者が新しい生成AIアプリケーションを構築できるようにします。新しい機能には以下が含まれます。
「HeatWave MySQL」は、OLTP ワークロードが「MySQL Database」のエンタープライズ版の機能を活用できるようにします。これにより、自動シェイプ予測、自動スレッド・プーリング、Autopilotインデックス生成、インデータベースJavaScriptなどのユニークな機能を利用できるようになります。新しい機能には以下が含まれます。
「HeatWave Lakehouse」は、業界最高水準の価格性能比で、オブジェクト・ストレージ内の数百テラバイトのデータのクエリ処理を可能にします。「HeatWave Lakehouse」により、ユーザーはデータベースにデータのコピーは不要で、データベース・クエリと同等のスピードで、オブジェクト・ストレージ内のデータに対して直接クエリを実行できます。新しい機能には以下が含まれます。
「HeatWave AutoML」には、「HeatWave」内で機械学習(ML)モデルを構築、トレーニング、および説明するために必要な機能が含まれ、追加コストなしで利用できます。「HeatWave AutoML」は、分類、回帰、異常検出、推奨システム、および時系列予測などのタスクをサポートします。新しい機能には以下が含まれます。
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、oracle.com をご覧ください。
上記の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。上記の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料にしないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリース、時期および価格については、弊社の裁量により変更される可能性があります。
オラクルの将来の計画、予測、見解、意図に関する本記事内の記述は「将来に関する記述」であり、重大なリスクや不確実性が生じる可能性があります。こうした記述はオラクルの現在の予測と実際の結果に影響を及ぼす可能性があり、実際の結果が大きく異なる可能性があります。これらの記述およびオラクルのビジネスに影響を及ぼすその他のリスクに関しては、Form 10-K での オラクルの最新のレポートならびに Form 10-Q の「Risk Factors」など、米証券取引委員会 (SEC) に提出されているオラクルの報告書に記載されます。これらの報告書は、SECのウェブサイトまたはオラクルのウェブサイト oracle.com/investor からご覧いただくことができます。本記事内の情報はすべて、2024年9月10日時点で最新であり、オラクルは新しい情報や将来の出来事を踏まえて記述を更新する義務を負いません。
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