バッチ処理時間を24時間から約10分へ短縮、応答時間を70%削減し、急成長するキャッシュレス市場の需要に対応
東京—2026/02/06ソフトバンクグループの決済事業を担うSBペイメントサービス株式会社(東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:榛葉 淳、以下:SBPS)は、キャッシュレス決済市場の急拡大に対応するため、基幹データベース基盤として「Oracle Exadata Cloud@Customer」を採用したことを発表しました。
SBPSは、モバイル決済、クレジットカード、キャリア決済など40以上のブランドに対応する多様なサービスを提供し、国内トップクラスの加盟店ネットワークを展開しています。2024年度の実績では、決済取扱高は年間9.8兆円、年間売上処理件数は5億5,011万件を突破しました。政府は将来的にキャッシュレス決済比率80%を目標に掲げており、そのため、SBPSにおけるデータベース基盤のトランザクション量は毎年10%以上の増加が見込まれています。この成長に対応するため、SBPSは高性能かつ柔軟に拡張可能なデータベース基盤の必要性から「Oracle Exadata Cloud@Customer」を選択しました。
「Oracle Exadata Cloud@Customer」により、従前の環境と比較して、バッチ処理時間は24時間から約10分へと大幅に短縮されました。さらに、オンライン・トランザクション処理の応答時間は70%以上削減され、ピーク時やキャンペーン時にも安定したサービス提供が可能となりました。また、「Oracle Real Application Testing」を活用した性能検証により、約10万件のSQLに関する単体テストが不要となり、工数を大幅に削減しています。加えて、CPUコア数を数分で増減できる柔軟性により、開発時の負荷試験や急激な需要増にも迅速に対応できるようになりました。
「Oracle Exadata Cloud@Customer」は性能面だけでなく、事業の成長に追随する柔軟性や運用効率化を同時に実現しました。無停止でのパッチ適用やアップグレードが可能であり、止めることができない決済インフラに最適な環境を提供しています。さらに、「Oracle Data Guard」を用いた災害対策も実装し、将来の市場変化や突発的な障害に備えた高いレジリエンスを確保しました。
SBペイメントサービス株式会社 システム本部 本部長 宝本 卓 氏は次のように述べています。「当社はソフトバンクのグループ企業の一員として、日本におけるキャッシュレス社会の推進を支えています。モバイル決済やオンライン決済の利用が急増する中で、基幹インフラには最高水準の処理性能と柔軟性が求められます。『Oracle Exadata Cloud@Customer』の導入により、取引量の増大や市場変化に即応できる体制を整えました。決済サービスは取引量の変動が大きく、ピーク時に備えたリソース確保が不可欠ですが、『Oracle Exadata Cloud@Customer』は性能向上と柔軟な拡張性を同時に実現しました。これにより、今後10年先を見据えた成長を支えるインフラを構築できたと確信しています。」
日本オラクルのコンサルティング・サービス部門によるサポートにより、『Oracle Exadata Cloud@Customer』への移行をスムーズに実現しました。設計書作成のリードやリソース算出の計算式、ベストプラクティスの共有などを通じて、多くを学ぶ機会となったと評価しています。
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウドサービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp
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