すべてのプラットフォーム:MAF 2.6.2では、MAF機能のすべてのコンテンツで、レガシーUIWebViewブラウザがサポートされなくなります。代わりに、MAFの全機能でWKWebViewが使用されます。maf-config.xmlの構成パラメータiOSWebViewは使用されなくなりますが、ブラウザの選択には影響しません。OAuthおよびOpenID認証メカニズムでは、認証プロセス中にUIWebViewを使用できます。将来のMAFリリースまたはパッチでは、Appleの今後の要件に対応するために、UIWebViewは使用されません。例として、Cordova inappbrowserプラグインがあります。アプリケーションがinappbrowserプラグインを使用している場合、WKWebViewを使用するバージョンへプラグインを更新する必要があります(最新バージョンでサポートされます)。
すべてのプラットフォーム:MAFでは、OAuthおよびOpenIDConnect認証スキームにProof of Key Code Exchange(PKCE)サポートが追加されました。アプリケーション開発者は、connections.xmlのLogin接続定義に要素を追加して、この機能を有効にできます。詳しくは、Identity Management(IDM)のドキュメントを参照してください。
iOS:MAF 2.6.2ではXcode 11.xが必要で、iOSリリース12.3から13をターゲットとしてサポートします。Xcodeバージョン11.3.1以降を使用することを推奨します。
Android:アプリケーションがカスタムCSSのコマンド・ボタン表示プロパティを上書きしている場合、一部のボタンはアプリケーションに表示されません。カスタム・スキンを使用しているなど、(MAF 2.6.2で)デフォルトのMAFスキンv1.6以外を使用している場合、"amx-commandButton"cssクラスで定義される値でカスタムCSSのコマンド・ボタン表示プロパティを更新する必要があります。CSSプロパティ"-webkit-inline-box"には、Chrome 79以降のバージョンで問題があるため、代わりに"inline-flex"を使用する必要があります。
すべてのプラットフォーム:すべてのライブラリで、UIWebViewの使用が廃止されました(今回は実際に削除されています)。これは、アプリをストアに公開する際の今後の要件に準拠するものです。
Android:新しいCSSが提供され、MAF 2.6.1でバージョン79以降のChromeを使用する場合に一部のテキストで発生していた表示の問題が解決されました。カスタムCSSでプロパティを上書きする場合は、“-webkit-inline-box”プロパティでは代わりに“inline-flex”を使用する必要があります。
Android:音声アシスタントが有効な場合に、アプリケーションのボタンを使用する機能が修正されました。
すべてのプラットフォーム:すべてのライブラリで、UIWebViewの使用が廃止されました。これは、アプリをストアに公開する際の今後の要件に準拠するものです。
iOS:MAFランタイムJSやCSSアーティファクト(またはその両方)をページに含めるための/~maf.device~/パスは、WKWebViewでは動作しません。別のURLが必要になります。
iOSでの新しいメカニズムの使用例: