OCI File Storage

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)File Storageは、サーバーやアプリケーションが共有ファイル・システムを介してデータにアクセスできるようにする、フルマネージドの弾力的なエンタープライズグレードのストレージ・サービスです。各ファイル・システムは最大8エクサバイトまで自動的にスケーリングし、エンタープライズ・アプリケーションの事業継続を簡単に実現できるように、非同期レプリケーション、スナップショット、クローン機能も提供します。

OCI File Storageのユースケース

File Storageのシナリオをもっと見る

  • CI/CD

    OCI File Storageは、CI/CDツールの異なるインスタンス間で構成を格納する共有ファイル・システムとして機能できます。また、CI/CDツールの異なるインスタンス間でパイプライン・ステージのキャッシュ(Apache Mavenリポジトリなど)を格納することもできます。

  • メディアおよび娯楽

    デジタル・メディア・エンターテイメントのワークフローには、NFSプロトコルまたは同時プロトコル・アクセスによる標準化されたアクセスが必要です。また、データへの柔軟で一貫性のあるセキュアなアクセスも必要です。OCI File Storageは、既存のファイル・システム・セマンティクスに準拠しているため、コンテンツ制作、メディア・ストリーミング、ブロードキャスト・プレイアウト、分析、アーカイブと簡単に統合できます。

  • コンテナのステートフルな永続性

    OCI File Storageは、実行間で保持する必要があるデータ共有のための、可用性と耐久性の高いサーバーレス・データ・ストレージを提供できます。コンテナベースの環境の拡大に合わせて、簡単に拡張できます。

  • コンテンツ管理

    コンテンツ管理システムには、コンテンツを提供するために同じファイル・セットにアクセスする必要がある複数のサーバーがあります。OCI File Storageは、共通の名前空間とファイル・システム階層へのアクセスにより、これを容易にします。

OCI File Storageのメリット


1. ビジネス継続性を簡素化

各ファイル・システムは、エンタープライズ・アプリケーションのビジネス継続性を簡単に実現できるように、非同期レプリケーション、スナップショット、クローン機能を提供します。

2. シームレスにコラボレーション

複数のユーザーが同じファイル構造にアクセスできるため、ファイルのソートおよび検索が容易になります。特定のフォルダをプロジェクト、ステータス、レビュー、作成者などごとに作成できるため、効率的でコラボレーション可能なワークフローが可能になります。

3. 独自の条件に基づいたセキュリティ

OCI File Storageは、保存中および転送中のデータを常に暗号化します。独自の暗号化鍵を使用することで安心感を得られます。

リファレンス・アーキテクチャ

OCI File Storageのお客様事例

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