Press Release

オラクル、プロセス製造機能を強化

Oracle Fusion Cloud SCMの新しいレシピ・原材料管理、バッチ実行、コンプライアンス機能により、統制強化、品質向上、リスク低減を支援

Oracle AI World, Mumbai —2026年2月20日
Oracle AI Agent Studio for Fusion Applications

(本資料は米国2026年2月10日にオラクル・コーポレーションより発表された プレスリリース の抄訳です)

オラクルは本日、プロセス製造固有の要件に対応するため、「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing(SCM)」に新機能を追加したと発表しました。今回の機能強化は、原材料を混合・調合して製品を製造する企業が、統合クラウド・ソリューション上で、配合(フォーミュラ)、レシピ、原材料、バッチ実行を連携させることで、生産状況のリアルタイム可視化を高め、規制要件への対応を支援します。

オラクルのSCMプロダクト・マネジメント担当グループ・バイスプレジデントのデレク・ギトーズ(Derek Gittoes)は次のように述べています。「ライフサイエンス、化学、食品・飲料など、複雑で規制の強い業界のプロセス製造企業は、原材料、歩留まり、生産条件の変動が大きい中でも、一貫した品質を大量に提供する必要があります。『Oracle Cloud SCM』の最新の機能強化により、お客様は生産をリアルタイムに調整し、バッチの成果を改善し、業務プロセス全体で原材料、配合、条件が変化してもトレーサビリティを維持できます。」

新しいプロセス製造向け機能は、「Oracle Cloud SCM」の一部である「Oracle Fusion Cloud Manufacturing」で利用可能です。「Oracle Manufacturing」は、デジタル・サプライチェーンと物理的な工場を接続し、見込み生産、受注生産、受注構成生産、プロジェクト生産、委託生産、外注加工など、さまざまな製造形態(混在型製造戦略)を支援します。在庫、品質、原価、実行を組み込んだ連携により、変化する生産需要に適応しながら、高いパフォーマンスのオペレーション運用を支援します。

「Oracle Manufacturing」における主な新機能は以下の通りです。

レシピおよび歩留まり管理の効率化

  • 配合・レシピ・バッチの同期: 配合変更をレシピに自動で同期し、AI支援のwhat-ifシナリオで影響を受けるバッチを更新することで、製品品質の一貫性と規制対応を支援します。
  • 工程別歩留まりモデリング: 各工程の歩留まりをモデル化し、配合に寄与する原材料に基づいてバッチ数量を追跡することで、プロセス損失の把握と管理を支援します。

柔軟なバッチ製造実行

  • バッチサイズ範囲の定義: バッチサイズに基づいて適切なレシピを自動選択し、需要変動に応じた生産調整を支援します。
  • 中間投入・中間産出の追跡: 工程ごとに実際に投入した原材料と産出物に基づいてバッチ数量を動的に算出し、生産トラッキング精度の向上を支援します。

プロセス実行の連携強化

  • 工程内の原材料シーケンス: 同一工程内で原材料を複数回、順序付けて払い出しできるようにし、トレーサビリティ向上と誤りの低減を支援します。
  • 複数工程にまたがる連産品・副産物の回収: 複数工程を跨いで連産品・副産物を完了処理できるようにし、生産結果の把握を支援します。
  • 電子バッチ記録の承認: 完了バッチの電子レビューと電子署名を可能にし、監査可能な生産記録により規制対応を支援します。
  • Smart Operationsとの統合: クラウド・ベースの「Smart Operations」を通じ、工場設備から工程数量を直接取得し、製造実行と連携することで、生産管理精度の向上を支援します。

原材料のトレーサビリティと統制の強化

  • ロット別単位換算: ロット間のばらつきを考慮し、ロット別の単位換算を自動適用することで、在庫・生産・出荷の正確な管理を支援します。
  • ロット等級の記録: 生産時に各ロットの等級を記録・分類し、品質基準の維持を支援します。
  • 期限切れロットの使用防止: 生産における期限切れ原材料の使用をブロックし、リスクと廃棄の低減を支援します。
  • 製品ロットの有効期限の自動計算: 原材料の有効期限と製造タイミングに基づいて完成品の有効期限を自動算出し、賞味・使用期限管理の精度向上を支援します。

「Oracle Fusion Cloud Applications」の一部である「Oracle Cloud SCM」は、サプライチェーンとオペレーションのプロセスを統合するAI搭載の統合プラットフォームを提供し、組織のレジリエンス強化と市場変化への迅速な適応を支援します。組み込みAIはアドバイザーとして機能し、サプライチェーン・データの分析、コンテンツ生成、プロセスの補強または自動化を通じて、業務運用の改善と、変化に先んじる強靭なサプライ・ネットワークの構築を支援します。

「Oracle Cloud SCM」アプリケーションの詳細は、www.oracle.com/jp/scmをご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】

日本オラクル株式会社

広報室 斉藤

Oracle Fusion Cloud Applicationsについて

Oracle Fusion Cloud Applicationsは、組織が業務を迅速に実行し、より賢明な意思決定を行い、コストを削減できるようにする、AI機能が組み込まれた統合クラウド・アプリケーション・スイートを提供します。Oracle Fusion Applicationsには、次の製品が含まれます。

  • Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP): AIを活用した財務・オペレーション向けアプリケーションの包括的なスイートを提供し、生産性の向上、コスト削減、インサイトの拡充、意思決定の改善、内部統制の強化を支援します。
  • Oracle Fusion Cloud Human Capital Management (HCM): AIを活用した包括的な人事プラットフォームを提供し、人事プロセスとデータを統合することで、従業員ライフサイクル全体のタスク自動化、従業員エクスペリエンスの向上、人事リーダーへの実行可能なインサイトの提供を実現します。
  • Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing (SCM): AIを活用した包括的なプラットフォームを提供し、サプライチェーンとオペレーションのプロセスを統合することで、レジリエンスの強化と市場変化への迅速な適応を支援します。
  • Oracle Fusion Cloud Customer Experience (CX): AIを活用したアプリケーション・スイートを提供し、マーケティング・営業・サービスのプロセスを統合・管理することで、新規獲得、より強固な顧客関係の構築、カスタマー・エクスペリエンスの向上を支援します。

オラクルについて

オラクルは、アプリケーションを統合したスイートと安全な自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudで提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)について詳しくは、 www.oracle.comをご覧ください

商標

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