オラクルのAIをピット内に導入し、競技規則のレビュー効率を向上
工場からトラックまでOracle Virtualizationを使用し、柔軟性の向上、ITインフラの効率化、トレーニングの簡素化を実現
テキサス州オースティン、英国ミルトン・ケインズ —2025年4月3日(本資料は米国2025年 3 月 13日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
数々のチャンピオンシップ制覇を誇るOracle Red Bull Racingは、2025年のF1シーズン開幕にあたり、トラック内外で「Oracle Cloud」とAIテクノロジーの活用をさらに拡大しています。
Oracle Red Bull RacingのCEO兼チーム代表であるクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)氏は、次のように述べています。「パートナーシップの開始以来、オラクルは私たちに技術的な優位性をもたらし、それがレースやチャンピオンシップでの勝利、そしてファンの獲得につながってきました。F1においてパフォーマンスの向上は競争の生命線です。『Oracle Cloud Infrastructure』は、私たちがレース目標を達成するための最適な選択肢です。工場から表彰台に至るまで、『Oracle Cloud』およびAIテクノロジーは、チームを成功に導くためのインサイトを提供し続けています。その結果、Oracle Red Bull RacingはF1の歴史の中でも最も成功したチームの一つとなることができました。」
Oracle Red Bull Racingは、トラック内外でのパフォーマンス向上のために「Oracle Cloud」を活用しています。たとえば、各レースの前後およびレース中に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上で数十億回のシミュレーションを実行し、マシンのパフォーマンス、トラックの状態、競争相手の動きの変化に素早く対応できるよう、データドリブンな戦略を策定しています。2025年のF1シーズンでは、Oracle Red Bull Racing は新たに「OCI Compute A2」および「OCI Compute A4 Flex」を活用し、シミュレーション速度を10%向上させます。これにより、チームは毎週さらに多くのシミュレーションを実行し、より幅広いシナリオをテストしてレース当日の意思決定を改善できるようになります。2021年にレース戦略に活用する基盤をOCIに移行して以来、シミュレーションの速度はすでに25%向上しており、レース当日の戦略面で大きな優位性をもたらしています。
さらに、2025年のF1シーズンでは、レース戦略の強化に加えて、以下の分野でもオラクルのテクノロジーを活用していきます。
Oracle Cloud Infrastructureのシニア・バイスプレジデントであるカラン・バッタは次のように述べています。「Oracle Red Bull Racingは、レース正覇者としての強さを支えてきたのと同じ、徹底したパフォーマンス重視の姿勢で、テクノロジー戦略に取り組んできました。私たちが成功を収めることができたのは、『Oracle Cloud』のパフォーマンスと柔軟性、そして両チームが一体となってイノベーションの限界に挑んできた結果です。」
オラクルは、統合されたアプリケーション・スイートを提供している他、Oracle Cloudにおいてセキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャを提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.comをご覧ください。
Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いた最初のクラウド・カンパニーです。