Oracleストレージ

Oracleデータベースの保護とリカバリの自動化

Oracle Zero Data Loss Recovery Applianceは、企業の業務上不可欠なOracleデータベースを常に保護し、任意の時点へのリカバリを高速化します。自動バックアップとリカバリ、リモート・レプリケーション、およびOracle Cloudアーカイブを統合することで、顧客のOracleデータベースをランサムウェア、機器の故障、人的エラーから保護します。Wikibonの分析で述べられているように、Recovery Applianceの広範な自動化により、IT部門はOracle Databaseデータ保護のベストプラクティスを簡単に実装でき、ダウンタイム・コストを最大47％削減できます。

特長

• 継続的な保護により、データベースの変更を発生時に保護することにより、データが損失する可能性のある時間の長さを1秒未満に抑制
• 増分永久バックアップにより、Oracle Databaseの保護を最大50倍まで促進
• Oracleデータベースの仮想フル・バックアップを使用したリカバリは最大8倍速く実行可能
• RMAN統合により、ほぼあらゆるプラットフォームで実行されているOracleデータベースを保護
• 自動リカバリにより、手動のITタスクを最大75％削減
• 仮想フルバックアップの容量を2PBから200PB以上に拡張できることで、あらゆる組織で社内全体のOracle Database Protection as a Serviceを実現
• バックアップの検証によってデータベース・サーバーの負荷を軽減し、バックアップの回復可能性を保証
• リアルタイムのモニタリングと自動レポートによって保護対象のすべてのOracleデータベースの最新の回復可能性ステータスを提供することにより、コンプライアンスを簡素化

オラクルおよびクラウド向けに最適化された高パフォーマンスのエンタープライズ・ストレージ

Oracle ZFS Storage Applianceは、オラクルのワークロードとクラウド統合用に最適化された、高パフォーマンスのエンタープライズ・ストレージ・システムです。ブロックストレージ、ファイルストレージ、オブジェクト・ストレージの統合を可能にする統合ストレージシステムであり、フラッシュおよびディスク構成で使用でき、独自のOracle DatabaseおよびOracle Cloud Infrastructureの統合を提供します。

特長

• ファイル、ブロック、オブジェクトの統合ストレージ・プロトコル・サポートにより、さまざまな環境でアクティブなストレージ・アクセスを実現
• 最大18 GB/秒のスループットにより、データ・ウェアハウスのロード時間を短縮
• 最大60 TB/時のデータ保護スループットにより、バックアップ・ウィンドウが短縮されリカバリを加速
• Oracle Database IO優先順位付けにより、データベースとそのバックアップを高速化
• Oracle Cloudへのスナップショット・レプリケーションにより、データをオフサイトで保護
• 完全な冗長性により、顧客データの可用性を向上
• 組み込みのREST API、ユーザー・インターフェイス、Oracle Enterprise Manager統合により、ストレージ管理を簡素化
• 最大8 PBのオールフラッシュまたは16 PBのディスク容量で低レイテンシと大容量ストレージを実現

オフラインでのデータ保護とアーカイブ

Oracle StorageTekテープ・ライブラリは、顧客データを保護するための不変のオフライン・ストレージを提供すると同時に、コンプライアンス、ガバナンス、履歴保存のために自動化された簡単なアクセスを実現します。組織はStorageTekテープ・ライブラリを使用してサイバー攻撃から保護し、ディスクのみのライブラリよりも少ないエネルギー消費量と低いコストで何年にもわたってデータをアーカイブします。

特長

• テープ・ライブラリの自動化により、管理ワークロードを軽減
• オフライン・ストレージがランサムウェアやサイバー攻撃から重要な顧客データを保護
• 100 PBを超える非圧縮容量を備えたスケーラブルな設計により、長期間のアーカイブを実現
• 安全な暗号化キー管理により、重要な顧客データを不正アクセスから保護
• 単一障害点なしの設計により、コンポーネント故障時のデータ可用性を向上
• 効率的なオフライン・ストレージにより、不使用時のエネルギー消費を排除
• 広範なアーカイブ・ソフトウェアとの相互運用性によるデータセンターの容易な統合
• 最大29.5PB/時のスループットを実現し、アーカイブの作成とアクセスを高速化