「自然と人々の健康、世界が経済的に健全であることは、明らかにつながっています。残された原生地を保護することで、地球ををよりよい、より健康的な場所にすることができます。これは私たちが生きているうちにできることです」
科学では、地球を確実に存続させるためには2030年までに地球の30%を保護するように取り組む必要があると考えられています。オラクルはナショナルジオグラフィックの活動である「Pristine Seas」を長年支援しています。この活動は、最後の野生の海を特定し、調査し、保護し、復元するものです。そのチームの作業は、約600万平方キロメートルに及ぶ22の海洋保護区の作成を支援してきました。これにより、生物多様性が促進され、絶滅から種を守ることができます。
また、網に絡まったクジラやアザラシ、アシカを救出する海洋哺乳類センターのの「グローバル・レスポンス・イニシアティブ」や、カリフォルニア州でケルプの森の生態系を復元するネイチャー・コンサーバンシーの活動にも資金を提供しています。
豊かな森林の生態系を守ることは、健全な地球を維持するために重要です。森林生態系は、野生生物の生息地を保護し、水脈を守り、干ばつや火災からのレジリエンスを高めます。オラクルは、Save the Redwoods LeagueのRedwoods Risingプログラムを支援しています。これは、カリフォルニア全体で70,000エーカー以上ある荒廃したレッドウッドの森を回復させるためのプログラムです。
オラクルのオフィスがある地域では、California State Parks FoundationやKeep Austin Beautifulなどの組織に資金を提供し、自然を守るボランティアを募っています。
1990年以来、オラクルは、 Dian Fossey Gorilla Fund International(フォッシー基金) を支援し、ルワンダとコンゴ民主共和国のゴリラとその生息地の保護に取り組んでいます。
“地球の肺”とも言われる熱帯雨林はゴリラの故郷であり、地球の気候レジリエンスを高めるために不可欠です。ゴリラとその生息地を守ることは、私たち自身を守ることでもあります。フォッシー基金の活動はCOVID-19の流行中も活動を継続しており、フィールドスタッフとゴリラの健康と安全を確保した形で運営されています。
また、オラクルは、野生動物に関する世界最大級のデータコレクションであるフォッシー基金のデータベースをホストし、全データを無料で公開しています。 データには世界中からアクセスでき、科学者の研究や、教育分野で活用されています。オラクル教育基金のデータ・ビジュアライゼーション・ワークショップでも使われています。
世界中で、毎年20億トンの廃棄物が生み出され、その約3分の1は最終的に埋め立て処分されています。そのうち、少なくとも800万トンのプラスチックがリサイクルされずに海に流されます。その結果、二酸化炭素の排出量が増加し、世界的なプラスチック汚染の危機が深刻化し、海洋生物や人間の健康に悪影響を及ぼすなど、環境面でのコストは計り知れません。
流れを変えるため、私たちは廃棄物ゼロの未来を目指して活動する団体を支援しています。ナイジェリアのラゴスにあるWecyclersは、人口密度の高い都市部で廃棄物のリサイクルを促進する社会事業を行っています。また、ケニアのナイロビにあるWEEE Centreは、E-waste(電子機器廃棄物)の環境や健康への影響を一般の人々に認識してもらい、再利用、リサイクル、安全な廃棄方法について教育を行っています。また、California Coastal Cleanup Dayやコロラド州ボルダーのEco-Cycleも支援しています。
私たちは、学生への環境教育やアウトドア体験を通じて、環境意識の高い次世代を育成する非営利団体を支援しています。助成対象組織には、 Children’s Discovery Museum、CuriOdyssey、FEE Japan、Junior Achievement Kenya, Marine Science Institute、みらいの森 、NatureBridge、Wildmindがあります。