Oracle Cloud Infrastructure(OCI)Notificationsは、高可用性かつ低レイテンシのパブリッシュおよびサブスクライブ(PubおよびSub)のサービスで、Oracle Functions、メール、SMS、メッセージ配信パートナー(Slack、PagerDuty、ServiceNowなど)にアラートとメッセージを送信します。このサービスは、安全なアクセスを確保するためにOracle Identity and Access Managementと統合されており、トラフィック・バースト中でも各メッセージを配信できます。
メトリックの違反がある場合やリソースからの応答がなくなった場合に通知を送信します。
MonitoringやEvents Serviceからメール、SMS、Slack、PagerDuty、HTTPSエンドポイントにメッセージを送信します。
オブジェクト・ストレージでの新規ファイルや新たにプロビジョニングされたコンピュート・インスタンスなど、さまざまなイベントに基づいて通知が実行されます。
Notificationsを使用して、コードのスニペットを実行するFunctionsをトリガーできます。たとえば、自動的にOracle Autonomous AI Databaseインスタンスをスケールアップしたり、コンピュート・インスタンスのシェイプを変更したりできます。
Identity and Access Managementとの統合により、組織内の特定のユーザーのみへのきめ細かいアクセス制御、個人情報の保護、悪意のあるアクティビティの防止を実現できます。
スパム・メールを防止できます。登録された電子メール・アドレス、電話番号、およびエンドポイントへのメッセージには、それらの利用者である登録者からのオプトインが必要です。
管理者は、コンソール、SDK、およびNotifications APIを介してサブスクリプションを制御できます。
オラクルではメッセージング・プロトコルとエンドポイントの自動更新を提供しています。そのため、お客様はプロトコル・セマンティクスの詳細を詳しく調べる必要がありません。
プッシュベースのメッセージング・アーキテクチャを使用することで、さまざまなプロトコルで数千の登録者にメッセージを簡単に配信できます。
Notificationsでは、Oracle Cloud Free Tierにおける無料割り当てを毎月利用できます。無料枠を超えた場合、配信したメッセージの数に応じた使用料のみを支払います。
Notificationsは、すべてのメッセージの配信を少なくとも1回試行し、2時間継続して配信を再試行します。
Notificationsはトラフィックのバーストとインフラストラクチャの障害を処理できます。
Notificationsは、あらゆるタイプのペイロード(XML、JSON、およびバイナリ)をさまざまなマイクロサービスに配信できます。
サービスに代わって特定の登録者にメッセージを送信します。たとえば、パスワードのリセット、カレンダーのリマインダー、ショッピング・カートのナッジなどがあります。
オブジェクト・ストレージに新しいファイルが表示された時や、誰かが新しいコンピュート・インスタンスを作成した時など、特定のイベントが発生した時に通知を送信します。
異常をすばやく検出して対応します。Notificationsでは、メトリックが特定のしきい値を超えたとき、またはアプリケーションやインフラストラクチャ・リソースがダウンしたときなどを把握できます。
シニア・プリンシパル・プロダクト・マネージャー、Bettina Schaeumer
OCIの通知は、運用アラートとアプリケーション統合のための、共通かつ効率的なインフラストラクチャを提供します。OCI通知は信頼性が高く低レイテンシであり、接続されたアプリケーションによるポーリングの必要性を低減するパブリッシュ/サブスクライブ・パラダイムを実装します。ただし、通知を最初から設定するのは困難な場合があります。そのため、Data Safeでは通知の設定が容易になりました。通知を使用すると、Data Safe内のさまざまなイベントおよび条件について通知するメッセージを迅速に設定および受信できます。
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