OPSIの保持期間は25か月です。Enterprise Managerでは、データベースに存在するすべてのADDMデータが表示されます。つまり、Enterprise Managerは、ユーザーが構成可能な、ユーザーのデータベースAWRおよびADDMタスク保持ポリシーを尊重します。
Enterprise Managerは診断データのローカル・コピーを保持しませんが、OPSIは診断データをOracle Cloudのローカル・リポジトリに格納します。OPSIのスコープはフリート全体のコンパートメントですが、Enterprise Managerでは単一のデータベースです。
PDBとCDBはどちらも、Oracle Database 19cからEnterprise Managerでサポートされますが、OPSIではPDBはOracle Database 19c以上でサポートされ、非PDBはOracle Database 18c以上でサポートされます。
パフォーマンス・ハブでは、監視の詳細ビュー(履歴監視とリアルタイム監視)が提供されますが、上位アクティビティ・ライトは、リアルタイム監視(過去1時間)用に最適化されたビューです。上位アクティビティ・ライトには、Active Session History(ASH)分析とSQLモニタリングの2つのタブがありますが、パフォーマンス・ハブには、ASH分析およびSQLモニタリングとは別に、ADDM、ブロックしているセッション、ワークロード、Exadataなどのさまざまなタブがあります。
上位アクティビティ・ライトは、上位アクティビティの1対1の代替品ではありません。以前のリリースのEnterprise Managerで使用されていた上位アクティビティは、Flashテクノロジーに依存していたため、非推奨になりました。上位アクティビティ・ライトは、パフォーマンス・ハブの豊富な機能と、オペレータによる迅速なトリアージ、および上位アクティビティに以前存在していたパフォーマンス診断用のコンパクトな可視化の最適化を組み合わせています。
移行ワークベンチを使用するには、ソース・データベースと宛先データベースのReal Application Testingのライセンスが必要です。
オンプレミスからクラウド、またはオンプレミスからオンプレミスへの両方の移行(クロスプラットフォームの移行を含む)がサポートされています。コモディティ・ハードウェア、Oracle Exadata、Oracle Exadata Database Service、Oracle Exadata Cloud@Customer、Oracle Base Database ServiceおよびOracle Autonomous Databaseで実行されている任意のOracle Database(Database 19c以上)に移行できます。
制限はありません。TTS移行方法を使用すると、全体および増分バックアップ・オプションを使用してサイズの問題に対処し、ダウンタイムを短縮できます。
エンドツーエンドのデータベース移行は、Enterprise ManagerのemcliおよびREST APIを使用して自動化できます。