Oracle Java ME Embedded 8.3の発表
Oracle Java ME Embedded 8.3は、Oracle Java ME Embedded 8(以下を参照)のアップデート・リリースであり、次の新機能と改善点が含まれています。
サポート対象プラットフォーム:
Oracle Java ME 8 Embeddedについて:
Oracle Java ME Embedded 8は、次のようなJava ME標準JSR 360(Java ME Connected Limited Device Configuration(CLDC)8)およびJSR 361(Java ME Embedded Profile(MEEP)8)の実装です。
Oracle Java ME Embedded 8リリースの主な機能:
Java MEテクノロジーは、当初小型デバイス向けのアプリケーションの構築に付随する制約に対処するために開発されました。この目的を達成するために、限定された環境に対応し、メモリ、ディスプレイ、電源容量が限定された小型デバイスで稼働するJavaアプリケーションを作成できるようにJava MEテクノロジーを定義しました。
Java MEプラットフォームはテクノロジーと仕様の集合であり、適切に組み合わせて使用することで、特定のデバイスや市場の要件に明確に合う完全なJava Runtime Environmentを構築できます。これによって、シームレスに協力して、エンドユーザが望むもっとも魅力的な成果を提供するために、エコシステムに含まれるすべての関係者が柔軟に共存できるようになります。
Java MEテクノロジーは、次の3つの要素をベースとしています。
以下のセクションでは、組込みデバイスを対象とし、Java MEテクノロジーをベースとしている2つの製品について説明します。Oracle Java ME Embedded製品は、Java Connected Limited Device Configuration(CLDC)に基づいた新しいタイプの製品で、M2M用のワイヤレス・モジュール、産業用制御機器、スマートグリッド基盤、環境センサーと追跡など、リソースに制約がある小型の組込みデバイスを対象としています。Java MEベースの製品はすでに市場に存在していますが、Java Connected Device Configuration(CDC)に基づいたOracle Java ME Embedded Clientは、電子書籍リーダー、Blu-ray Discプレーヤ、VoIP電話、テレビ、セットトップ・ボックス、プリンタ、住居用ゲートウェイなど、より強力なミッドレンジの組込みデバイスを対象としています。
Oracle Java ME Embedded 8は、世界中の数十億台のモバイルデバイスにコアテクノロジーとしてデプロイされているJava MEのテクノロジーを活用するJava Micro Edition(ME)8ランタイムです。Java ME 8の仕様は、豊富な機能、幅広いデバイスへの移植性、柔軟性、安全性と同時に、非常に高いリソース効率と、基盤となっているプラットフォームに対する要求が低くなるように設計されています。
Oracle Java ME Embedded 8は、この実績のあるテクノロジーを基礎としており、リソースに制約があるネットワークに接続されるインテリジェントな組込みシステム向けに高度に最適化されたクライアント用のJavaランタイム・スタックです。Java ME 8標準のJava ME Connected Limited Device Configuration(CLDC)8( JSR 360)およびJava ME Embedded Profile(MEEP)8( JSR 361)をベースとする堅牢で柔軟なクロスプラットフォーム・アプリケーション環境が用意されており、幅広いユース・ケースに対応する専用の組込み機能が実装されています。
Oracle Java ME Embedded 8は、Oracle Java ME SDK 8など、クラス最高のさまざまな開発ツールに加えて、NetBeansなどの一般的な統合開発環境(IDE)のプラグインによってサポートされています。これらのツールによって、システムの設計者や開発者は、機能が豊富で生産性の高い環境を利用し、Java言語、ランタイム、エコシステムの利点を活用しながらシステム・リソースの厳しい目標を達成する高度な小型の組込みソリューションを作成できます。次の図に、製品スタックを示します。
ユース・ケースの例
Oracle Java ME Embedded 8は、次のようなMachine-to-Machine(M2M)およびInternet Of Things(IoT)スペースの幅広い組込みプラットフォームとユース・ケースを対象としています。
主な利点
組込み製品にJavaテクノロジーを使用することで、デバイス・メーカー、システム・インテグレータ、開発者は、より短期間に製品化できる、コスト効率の高い優れた組込みソリューションを利用して、より高い機能性、堅牢性、安全性を備えた寿命の長いソリューションを構築できます。
小型の組込みデバイス向けのJavaアプリケーション開発のために、Oracle Java ME SDK 8は、開発者がアプリケーションの記述、コンパイル、配置、テストに使用できるツールの完全なセットを無償で提供しています。Oracle Java ME SDK 8の詳細については、こちらをクリックしてください
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