注: このFAQの一部と、お客様がオラクルのソフトウェアを受け取る際のライセンスに相違がある場合、後者が正しいものと見なされるものとします。このFAQは、2019年4月16日以降のOracle Java SEリリースに関連しており、2021年9月14日以降のOracle Java 17以降で利用できる新しいOracle No-Fee Terms and Conditions Licenseの反映を目的としてアップデートされたものです。
Oracle JDKおよびOracle OpenJDK LTSのライセンス・ガイド | ||||
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Java Version | リリース | ライセンス | ||
6ヶ月ごとのリリース(Java 18およびそれ以降) | Oracle JDK(すべてのリリース) | Oracle No-Fee Terms and Conditions License(すべてのユーザー) | ||
Oracle OpenJDK(すべてのリリース) | GPLv2+CPE(すべてのユーザー) | |||
Java 17 | Oracle JDK(少なくとも2024年9月までのリリース) | Oracle No-Fee Terms and Conditions License(すべてのユーザー) | ||
Oracle OpenJDK(2022年1月までのリリース) | GPLv2+CPE(すべてのユーザー) | |||
Java 11 | Oracle JDK(すべてのリリース) | My Oracle Support(Oracleのお客様のみ)およびOracle Technology Network License Agreement for Java SE(個人、開発、その他のユーザーのみ) | ||
Java 8 | Oracle JDK 8u211(2019年4月以降) | My Oracle Support(Oracleのお客様のみ)およびOracle Technology Network License Agreement for Java SE(個人、開発、その他のユーザーのみ) |
NFTCは、Oracle JDK 17以降のリリースに対するライセンスです。ライセンスの条件に従うことを条件として、商用および本番環境での使用も含め、すべてのユーザーが無償で使用できます。クリックスルー・ライセンスがないため、ダウンロードの自動化がこれまでになく簡単になりました。
NFTCは、ライセンスの条件に従うことを条件として、商用および本番環境での使用を含め、すべてのユーザーに使用を許可するものです。有償でない限り、再配布は可能です。有償でない限り、再配布は許可されます。Java Management Service、Advanced Management Console、GraalVM Enterpriseなどの個別にダウンロードおよび個別にライセンスされたJava SE Subscription機能は、NFTCの下では使用できず、個別に、またはJava SE Universal Subscription または以前の Java SE Subscriptionによってライセンスが付与されます。
オラクルは約15年間にわたってOpenJDKオープンソース・コミュニティを管理し、最新リリースに対して安定性、パフォーマンス、セキュリティ更新プログラムを提供しています。これには、1年以上前に予定されるパッチアップデート、必要に応じて提供される追加のアップデート、リリースペースに基づいて毎年2回リリースされる機能アップデート(重要なパッチアップデートも含む)が含まれます。オラクルの貢献は、オープンソースとして誰でも移植、分析、使用できるようにすることです。オラクルのJavaの最新のOpenJDKリリースは、オープンソースライセンスのもと、jdk.java.netから無料でダウンロードすることができます。Oracle JDK 8およびOracle JDK 11は、個人、開発、およびその他の用途の場合は無償で使用できます。
Oracle JDK 17以降のリリースは、すべてのユーザーがOracle No-Fee Terms and Conditions Licenseライセンスの下で使用できます。
Oracle Java SE 8アップデート(Java Web Startを含むOracle JREも範囲に含まれる)は、OTN License Agreement for Java SEの下、引き続き個人的な使用、開発、テスト、プロトタイピング、デモンストレーション、および本FAQで説明しているその他の重要な用途では無償で使用できます。個人ユーザーは、引き続きOracle Java SE 8 JREをjava.comからダウンロードできます。
OCIの顧客には、Oracle PaaSおよびIaaSユニバーサル・クレジットおよびサービスの説明に従ってOracle Java SE製品を使用する権利があります。
Javaが含まれているOracle製品のサポートを受ける権利を現在お持ちのお客様は、引き続きそのOracle製品で使用するOracle Java SEアップデートに無償でアクセスできます。詳細については、こちらのMy Oracle Support (MOS) ドキュメント (Oracle Supportへのログインが必要)をご覧ください。
BCLライセンスの下でライセンスが付与されているバージョンは、2019年4月16日より前にリリースされたOracle Java SEバージョン(アップデートを含む)だけであり、このライセンスは新しいリリースでは使用されなくなりました。
ダウンロードした際のライセンスの条件に基づいて、ダウンロードしたリリースを引き続き使用できます。過去のリリースは引き続きJavaアーカイブで入手できます。JREとJDKの以前のバージョンは、開発者が以前のシステムの問題をデバッグできるようにするために提供されています。これらは、最新のセキュリティパッチで更新されていないため、本番環境での使用は推奨されていません。最新のパフォーマンス、安定性、セキュリティ更新プログラムが適用された最新バージョンのJavaを常に使用することを強くお勧めします。
(i) ゲームのプレイやその他の個人用アプリケーションの実行などの目的で、デスクトップパソコンやノートパソコンでの個人的に使用する場合。
(ii) アプリケーションの開発、テスト、プロトタイピング、およびデモンストレーションの場合(プロファイラ、デバッガ、および統合開発環境ツールによる使用も含む)。
(iii) Oracle SQL
Developerなどの承認された製品で使用する場合、または承認された製品によって作成されたソフトウェア・アプリケーションのエンドユーザーとして使用する場合(OTN License Agreement for Java
SEの「Schedule A」および「Schedule B」製品を表す)。
(iv) 特定のOracle Cloud
Infrastructure製品で使用する場合。
用途を問わず、Oracle Java SEで「Schedule A」製品を実行できる場合があります。
また、用途を問わず、「Schedule B」を使用して開発されたソフトウェア・アプリケーションを実行できる場合もあります。たとえば、Oracle Formsのライセンシーである保険会社から、Oracle Formsを使用して開発した「保険金請求」アプリケーションを提供された場合、Oracle Java SEを使用してそのアプリケーションを実行できます。使用しているソフトウェア・アプリケーションが条件を満たしているかどうかわからない場合は、アプリケーション・ベンダーに問い合わせてください。
アプリケーションをサードパーティに提供する「Schedule B」製品のお客様には、アプリケーションでJavaを使用する権利に関するガイダンスをユーザーに示すことをお勧めします。
Javaを含む「Schedule B」製品を使用しているオラクル・カスタマーは、「Schedule B」製品に対する商用ライセンスを維持する必要があることに注意してください。詳細については、「Javaを使用したOracle製品を利用しています。この場合、Oracle Javaは無償ですか。」の質問をご覧ください。