Zero Trust Packet Routing

Zero Trust Packet Routing (ZPR)は、ネットワークとデータのセキュリティのための新しいオープン・スタンダードを作成するための業界全体でのイニシアチブで、企業が分散したIT環境においてデータをより適切に保護することを支援します。オラクルは、Applied Inventionやその他の業界パートナーとコラボレーションして、既存のアプリケーションやネットワークを変更することなく、組織がすでに使用している共有セキュリティ・ポリシーやセキュリティ・アーキテクチャをネットワークで一括適用できるようにする新規格を開発中です。

新しい規格に対応するため、オラクルはOracle Zero Trust Packet Routing Platformをリリースする予定です。Zero Trust Packet Routing Platformは、ユーザーおよびアプリケーション属性とネイティブに統合された、インテント・ベースのデータ中心のセキュリティ・ポリシーを定義し、実施することを可能にする次世代セキュリティ・プラットフォームです。カスタマー・データ・プラットフォームは、正当な活動に余分なハードルを追加することなく、データの不正アクセスや不正使用を防止する上で役立ちます。

次世代のクラウドとデータ・セキュリティが登場

  • 統合されたセキュリティとデータ保護

    Oracle Zero Trust Packet Routing Platformのインテント・ベースのセキュリティ・ポリシーは、分散環境内および分散環境間でのデータ移動の制約と、データに対するユーザーとアプリケーションとのやり取りの管理を支援します。テクノロジー・プロバイダーとユーザーは、ネットワーク・デバイスを使用して、データの保存場所を問わず、統一されたセキュリティ・レイヤーを構築して、データに対する脅威を追跡およびブロックすることができるようになります。

  • データ漏洩と内部脅威の防止

    Zero Trust Packet Routing Platformは、攻撃者が横方向に移動する機能を制限し、データと通信リソースの両方のアイデンティティと属性に基づく厳格なアクセス制御ポリシーを適用することで、データ漏えいと内部脅威の防止を支援します。

  • 規制ガバナンスとコンプライアンス

    Zero Trust Packet Routing Platformを採用して、機密データが不正なユーザーや環境からアクセスされないことを確実にし、コンプライアンス要件や規制された環境の厳格なセキュリティ・ニーズに対応します。

ZPRに関する業界の視点

  • 「複数の分散クラウド環境でデータを保護するには、まったく異なるアプローチが必要です。それは、さまざまなソリューションやネットワークでポリシーを調整することは、極めて複雑で時間のかかる作業だからです。オラクルとコラボレーションし、新しい規格の構築に役立つ意見を提供できることを楽しみにしています。この取り組みは、組織がサイバー・セキュリティ業務を実施し、世界のデータを保護する方法に大きな変革をもたらすものです。」


    Applied Invention、共同設立者、Danny Hillis氏
  • 「セキュアなサイバーセキュリティ・システムを設計する際、組織がより多くのチェックポイントや制限を設ければ設けるほど、そのシステムに保存されるデータの安全性は高まります。このような制限は、データにアクセスし操作する正当なニーズを持つユーザーにとって、時間のかかる障害となることが多いため、トレードオフとして、大きな非効率を生み出す可能性があります。オラクルが開発を支援している新しい規格は、既存のソリューションの上に統一されたセキュリティ・レイヤーを追加することで、こうした状況を一変させる可能性を秘めています。データ保護ポリシーをネットワーク自体に組み込むことで、ユーザーが必要なアクセスを得られるようになるとともに、裏側でデータの安全性が確実に維持されるよう支援します。」


    IDC、クラウドおよびエッジ・インフラストラクチャ・サービス担当リサーチ・バイス・プレジデント、Dave McCarthy氏